blog 福祉農園通信・龍神伝心

アジアモンスーンに吹かれて
共生の農業
見沼田んぼ福祉農園 

2007年5月31日 カラスによる被害

2007-05-31 | 農作業
カラスによる被害
2007年5月23日のblog福祉農園野菜の日記 より
 烏にやられたスナップエンドウ。支柱の高さあったのに、カラスが 大勢で 乗っかって、ペッチャンコ。
実だけ(皮は残ってたりしたとか)食べつくした。やっと売りに出し始めてたのに、全滅!
カラスが このところ とっても多い。
カラスがこんなことをするとは考えなかった。
来年は網でカラスよけの覆いを作ると語る農園ボランティアの藤枝さん。
スナップエンドウの棚は藤枝さんによって撤去されていた。
左の写真は
まだ収穫することが出来た頃の、
スナップエンドウの棚
毎年、枝にたわわに実をつける桑、カラスが群れになって桑の木に取りつくため今年は実はまばらにしかない。

夏雲に覆われる福祉農園。雲の動きが急だ。

今年のごぼうは出来が良いと語る、農園ボランティアの藤枝さん。
カモミールが咲き、菊の苗が背を伸ばしている。

2007 皐月 風の学校 近況 

2007-05-31 | 農園作り
2007年5月27日日曜日 晴天
日曜日も天気がよく、作業もしっかり行い、充実した一日でした。
当初、自分とT君の二人とYさん(見学者)だけの参加でしたが、
Hさんが人数が少ないからと参加してくださったり、S先生やIさん、
Iさんが作業に参加していただいたことで、人数が増え必要な作業ができました。
第三農園の大麦がすでに黄金色になり、麦の収穫を一度
には出来ないと判断し、とりあえず自然薯横の大麦を収穫しました。
この作業は人手と時間が必要で、麦の間に野菜の植わっている中、
手狩りし、棚を作り、かけていくという作業を行っていきました。
農園にはじめて来た二人いました。
初めて農園に来た人たちが感じるものを共有しながら、
一緒に作業するのは面白いと思いました。

野菜たちは待ってくれないので、
せっかくの恵みを上手く得るために努力していかなければならないし、
現状と課題意識、作業内容なども含めて、
もう少し風の学校全体で共有するということをやっていかなければと思いました。
桑の実とミントを入れたアイスはおいしかったです。
もう少しすればブルベリーとかも入れられそうで、楽しみが広がりそうです。
サバイバルキャンプ2007実行委員長植松

2007年5月25日 雨 さいたま市役所へ

2007-05-25 | 農園作り
市議の岡まち子さんを仲介役に、
福祉農園の地元市であるさいたま市の見沼担当、
みどり推進課の課長以下4名の担当スタッフの方々との会談が行われた。
さいたま市の農政担当者から農地法遺違の犯罪者の汚名を着せらて以降、
初めての地元市の担当者との会談。
担当課長など担当の方々の、丁寧な対応に安堵。
この会談が、地元市と福祉農園のパートナーシップにつながればとの思いがあった。
会談を終わりロビーに出ると、
ぺんぎん村のメンバーが福祉農園の野菜やハーブも売っていた。
彼らの地道な活動によって、さいたま市役所の中での福祉農園の存在感が生まれている。
見沼田んぼ福祉農園通信

2007年5月21日 祭りの後

2007-05-22 | 農園作り
今年も、所沢のドーム球場で開催された「国際バラとガーデニングショウ」
カーゴパンツをはき剪定鋏や剪定鋸を脇に下げ、会場を走り回る園芸スタッフは、若い女性が目立った。
園芸文化は、福祉農園同様、今若者の力とアイディアによって新しい領域に入っていることを感じるイベントだった。
国際バラとガーデニングショウの
HONDAのブースを飾った
ハーブと土は福祉農園へ移植された
 

2007年5月20日 国際バラとガーデニングショーへ

2007-05-22 | 農園作り
休日だが、農園ではいつものように作業が続けれれている。
福祉農園の麦畑では実りの時をむかえている 藍の苗・タデのうえつけもはじまった。
作業を終えて
午後から、HONDAのブース撤収作業を手伝うためにスタッフと共に
所沢のドーム球場で行われている国際バラとガーデニングショーへ

2007年5月19日 社会的排除と市民社会を考える[cafe 連]

2007-05-21 | 風の備忘録 

日本ボランティア学会カフェ・プロジェクト in Tokyo実行委員会が開催する
カフェ連

今回の語り手は、「BIG ISSUE」 日本版の創者佐野章二さん
英国で始まったホームレスの人だけが販売でるユニークな雑誌『BIG ISSUE』
その日本版は03年9月から大阪で販売を開始。
現在、北は青森から南は広島まで全国10都市にて行われ、
「雑誌は売れない」と危惧する声もなんのその、
06年8月までの実売数は169万冊を超えています。
ビッグイシューからみえてくる現代社会の様相や課題の変化、
そしてそれらと市民としての私たちの暮らしとのかかわりや私たちの責任をどうみていくか。
そんな切り口から、佐野さんは、ビッグイシュ日本版創設から現在にいたるまでの経緯と、
それからの展開についてじっくり話してくれた。
「格差という生半可な事態ではなく、
社会は崩壊の危機に直面しているのでは」
という佐野さんの指摘があった。
見沼で農園活動をしていると社会の崩と同時に社会の土台である
自然環境の崩壊を肌身に感じる。
優勝劣敗の「格差社会」の進行は、崩壊する地球環境の中で、
生存のために残された余地を争うチキンレースのようにも見える。
その根底に「敗者」を排除すべしとする「優生思想」が横たわっている、そう感じる。
今回は明治学院大学教養教育センターの協賛をえて明学大白金キャンパスで行われた。

福祉農園スタッフも多数参加した「カフェ連」
「cafe連」は講演会ではなく、その身上は「インフォーマル」と「双方向性」

日本ボランティア学会代表 栗原彬先生の福祉農園への感想
猪瀬さんに車で連れて行ってもらって、見沼田んぼ福祉農園に降りた時にですね。
フラットな広がりがずっとでていたでしょ。
空が遮るものがないんですね。あの空間って、いい感じ…と思っていた。
それで足元に目を向けてみると、土がすごくいいんですよ。きめ細かで。
粒が、篩いにかけたみたいな感じの土がずっと広がっていた。
そこでずっと畑を見ていたら、これ、何処かでこの感じあったなって。

すぐ思い出したのは山形県の高畠に行ったときです。
有機農業の里なんですが。その時の感じというのは…。

高畠に立教大学の学生を連れて、毎夏、援農に行っていたんです。
その援農の場所で、浅草出身の福島大学の獣医学部を卒業した男に出会った。
「浅草が更地になっちゃって、自分がずっと育ってきた露地がなくなっちゃった。
露地がなくなったなら何処へ住んでも同じだ」ということで、
彼は大学を卒業したあと、
かなりいい加減な感じで当て所もなく福島県と山形県の県境の峠を越えて、
山形県に入った。
 そして、偶然、高畠に入った。そしたら、ここに露地があると感じた。
彼は高畠なんていう地名も聞いたこともなかった。
 街の人に話しかけたら星寛治さんという人がいるから、
そこに行って話を聞きなさいと言われて、星さんと出会って、
それから、高畠に露地があったので住もうと決めたって言う。

僕らが泊まった民族資料館に小さい部屋があるんですが、
そこに彼は閉じこもって町役場の試験を受ける勉強をしていた。
その翌春の試験で、その町役場に就職できたんですね。
 思いがかなった。その思いがかなう前の彼に出会ったのですが。
その時の「露地がここにある」って、あぁなるほど、と思ってね。
僕も小さいときに練馬に住んでいた時があって。
練馬で露地という感じを覚えていたものだから。
それで、露地という感じを言われてものすごいよく分かった。
それで話の続きを言えば、今日、福祉農園で感じたのは、露地感覚。
すごく、その意味では、いい感じでした。
自分がすごくいい感じでいられた。
この場所はとても好きだなっていう感じだったですね。

土のきめの細かさというのは、
多分、そこに来る人たちの思いがこもっているんですよ。
それが、そういう、いわば露地空間をつくっているわけでね。
だから、そこに実際には働いている姿は見えないんだけれど、
そこに集う人たちっていうことを感じました。
2007年
131日見沼南部領辻福祉農園にて

見沼田んぼ福祉農園通信

2007年5月17日 めまぐるしい1日

2007-05-17 | 季節の便り
春雷が何度も来襲し、豪雨が襲い掛かる。
一日のめまぐるしい変化は今までにない気象の有りようだ。

急な通り雨がしばらく続いた。
雨が上がると・・
初夏の日差しに降った雨が一斉にもやに変わった。
雨が上がれば作業再開 対岸に咲く花。花の名前は知らない。
雨が降れば人は耕さない。
それを見越して、
正体不明の車が福祉農園の脇に止る、
福祉農園の様子をうかがい、
スタッフの存在を見とめると
急に走り去る。
今日も、
何台か怪しい車がきた。
盗難事件から1年。
気の許せない日が続いている。

2007年5月16日 「見沼学」発売開始

2007-05-17 | 風の備忘録 
20年以上前、
見沼田んぼを愛する会で共に日々をすごした友人が帰郷。
久々、話が弾んだ。当時、彼は農大造園科の学生だた。
今は、アルプスあづみの公園の公園作りの指導者に。
彼が長野から持参してくれた赤米の苗。
明日、田植えを福祉農園でする予定。
写真は赤米の田植え準備をする
農園ボランティアのFさん。
イチゴが旬を迎えています。収穫作業をする、TさんとR氏。
作業が終われば採れたてのイチゴは販売に

ニンニクの終わった畑に苦土石灰をまき耕す。
次の作付けの準備をする農園ボランティアのSさん。
農園ボランティアのFさんが考えた。特許もののアイデアと評判のマルチの穴あけ機