blog 福祉農園通信・龍神伝心

アジアモンスーンに吹かれて
共生の農業
見沼田んぼ福祉農園 

1月28日 「わらじの会」手作り班

2014-01-30 | 農作業
火曜日に見沼福祉農園に行ってきました。
手作り班の皆様と新しい職員さん、そして由利子さんが特別参加。

暖かい1日で気持ちがよかった~(^-^)2ヶ月ぶりの農園は…
気になっていた里芋4株を掘り起こして収穫。

何とか無事でした。

そして、植えたままのかき菜や水菜、
ほうれん草を見ると…よかった!

枯れてはいませんでした。
成長もしていなかったけど…
玉ねぎはマルチが風で
はがれてしまったのできっちりと補修。

雑草を抜き、水をたっぷりあげて終了!
!次回、行けるのは2月末。
空いている場所にはジャガイモを植える予定なので、
2月は土作りをします。

福祉農園ネギ物語

2014-01-29 | 農作業

冬将軍も立ちはだかり、厳しい寒さが続いています。

旬のネギ畑にお礼の印、落ち葉を入れました。

アグリのメンバーは、立派になったネギを1本1本大切にきれいにして、
浦和駅西口のラーメン店に送り出しております。
最後にネギを規格の長さに切ります。500本出荷準備できました。

岩槻餃子の「彩たか」への出荷を待つネギ達。

餃子の中身になるだけでなく、弁当のおかずにもなります。
県庁のアンテナショップかっぽの
火曜と金曜の餃子弁当にはのネギが使われていますよ。
今度みんなでお弁当の試食をしま~す。
自分たちで作ったネギがう料理されるのか楽しみです。byのらぺん


1月26日 深耕、天地返し冬農作業

2014-01-26 | 農作業

作業内容 

第1農園、小松菜、ホウレンソウ、
人参を収穫あとの圃場を天地がえしを行う。

マキ置き場搬入口の「柊もどき」植替の後を丸太で囲う。


感想とか 

午前中は陽も出ていて暖かかったんですが、
午後から北風つよくなりました。

ツトム君が事あるごとに楽しいを連呼していましたお料理も上手です。
太田さん、植木屋もやってたのでスコップさばきが力強いです。
農園で普段やっている植え替えよりも、根がらみの土を大きく鉢取ってました。
木を商品として扱ってると、やり方考え方が違うんだなあと思いました。
薪置き場への搬入口にあった、ヒイラギを移植しました。
あんまりすっぽんぽんだったので進入防止でとりあえず丸太囲いしました、
が 搬入に不便だったらもうちょい考えます。by真

作業の最後は木の壁を作る。そして作業取り纏めをして帰路へ


1月25日 ほっとプラスのメンバーと農園活動

2014-01-25 | 農作業

【作業内容】
第1農園:土起こし、カブ周り除草、ヒバ・桑の枝打ち、白菜寒冷紗かけ直し、

大根、白菜、カブ、赤カブ、ニンジン収穫、薪小屋パイプ組み 

第3農園:ホウレン草間引き、白菜縛り、ネギ収穫

農業系高校生が、今後土曜日は毎週土曜日に農園活動すると発言

【感想]
ほっとプラスの太田さんは基本から細かいことまで
何でも誰でも教えてくれるので苦手な人もいるでしょうが、
ハマるとこにハマればこれ以上ない先生になると思いました。

今日大学一年生の麻友ちゃんは素直なので、
いい感じでハマってたのではないでしょうか。

古き良き「おせっかいオジサンorオバチャン」のパワーが
発揮される場所としても農園はいいですね。
非常に個人的な話なのですが、農園以外であまり体を動かさないので、
たまに動くとどっと疲れが出てしまうようになってしまいました。by杉


1月24日 ほっとプラス 藤田孝典さんの話を聞く

2014-01-25 | 共生社会のデザイン


今日未明逝った、吉田昌弘さんは、生活保護基準が引き下げられると
障害者は暮らしていけないと、そして
、国とケンカしなきゃダメだと語っていた。
 ほっとプラス藤田孝典さんの話を聞きながら、
私が埼玉の共育共生の運動に関わった頃のことが頭をよぎった。
私は20代後半で「わらじの会」の山下さんは30代中頃、
共に県外からの新住民。
浩平君と藤田君そして見沼・風の学校スタッフとダブるような年格好だった。

何もない状態からそこに長く暮らしてきた人々と共に
今の運動は立ち上げてきた。
そして、更に時代は回るのか、
昌弘君が逝った日の宵の会にそっれを見いださればと思う。

「さいたま市の市民活動仲間の見沼田んぼ福祉農園、
見沼・風の学校の皆
さんと猪瀬邸に集まり、
『障害者就労×生活困窮者支援』
について、
鍋と日本酒で語り合いました。

生活困窮者自立支援制度についても一緒に議論し、
中間的
就労や社会的居場所を作れないか、
協働の機会を模索しま
した。
ほっとプラスのおっちゃんたちも福祉農園の活動に
加させていただき、元気になっています。

社会福祉士の識見の範囲で
相談支援活動をするのはやめよ
うと強く思います。
政策の後押しはあるから、
皆さんと新しい可能性にかけて
みたいなーと思いました。」by藤田孝典


吉田昌弘さん逝く

2014-01-24 | 風の備忘録 
吉田昌弘さん 逝去 
1月20日より脳内出血により独協病院にて闘病しいた
吉田昌弘さんが1月24日未明 逝去されました。
妻の初枝さんが泊まり、見送れたそうです。
「吉田昌弘くん、1月24日午前1時すぎに亡くなる。
わらじの会との出会いは、
故新坂光子・幸子姉妹が農家の奥の闇から街へ出て
やがて分家して建てた生活ホームに入居し、
重度障害者職業自立協会の店・トムテで働くようになる少し前から。
約四半世紀のつきあい。
彼が倒れてからいろんな人たちの「そういえば」という言葉から推察すると、
半年くらい前から時々小さな出血があったのではないか。
もともと重度障害があり、電動車いすを使っているなどのために、
本人も周りもそういうものか年をとったからと思って、
淡々と暮らしていたのだろう。
ただ、妻・初枝さんは、
彼が昨年11月24日に行われた
交通アクセス埼玉行動に初めて参加しなかったことを「おかしい」と感じていた。
しかし、その交通労働者(自宅最寄り駅の駅員)が、
彼の異変に気づき駅から旧国道までずっと後をついて来て、
倒れたときすぐに救急車と自宅に連絡してくれたからそこで絶命せず、
最後の数日を家族やたくさんの縁ある人々と再会することができた。
街で生き、街を動き回り、街を拓いて生き抜いた。
お別れ会は26日(日)とのこと。合掌。」


2000年5月福祉農園共同作業日。

作業を終えて、ランチを待ちながら、ポーズを決める昌弘さん

昌弘さんは物言う障害者でした。

文部科学省で文部官僚に対して分け隔てる教育を告発する昌弘さん

主張する障害当事者は大切だ。
ほっとプラス代表の藤田孝典さんは、吉田さん 慎んでご冥福をお祈り致します。
大変お世話になりました。ありがとうございました。

昌弘さんは、最近、生活保護についても一緒に懸念されていました。

生活保護基準が引き下げられると障害者は暮らしていけないと。
障害者運動と同じく、国とケンカしなきゃダメだと。

地域で共に生き、共に闘い続けて逝った昌弘さん 
お疲れ様、ゆっくうりとお休み下さい。合掌

地域で生きる

2014-01-23 | 共生社会のデザイン

春日部市障害者生活支援センター・えんの所長吉田昌弘くんが、
20日深夜路上で倒れ、救急車
で春日部市立病院に搬送された。
その時点で自発呼吸が
なくなり、
獨協大学大学越谷病院ICUに移送され入院し
た。

脳幹の出血らしく、意識はなく、深い眠りにあるように見える。

耳は聴こえているらしいので、
見舞った人々が
それぞれに早く帰って来るように呼びかけている。

 妻の初枝さんによれば、
一昨晩昌弘くんが自宅の最寄り
駅で降りたとき、
様子がおかしいことを直感した駅員が電
動車いすの後を、
駅を出た後も道々ずっとついてきていた
ので、
彼が倒れたときすぐ救急車を呼んでくれたのだとい
う。
毎日顔を合わせているつきあいならではのこと。
そう
でなければ、発見が遅れそこで息絶えていたかもしれないと。
地域で生かされた命、地域とともに生き抜いてほしい
。by山下浩志


ミニシンポジウム 福島の食と農の再生

2014-01-21 | 風の備忘録 

ミニシンポジウム

-福島の食と農の再生-を開催します。

2014年01月15日

 東日本大震災とその後の福島第一原発事故が発生して、
3年を迎えようとしています。
法政大学人間環境学部では、
震災以後の日本社会を考える試みを行っています。
人間環境学特別セミナー「とにかく考えてみよう」は、
ドキュメンタリー映画を見て、教職員と学生、
一般の参加者の方とともに議論をする試みで、
これまで8回行われてきました。
今回の企画はその特別編として、国内外のゲストをお招きし、
福島の農業再生を考えるミニシンポジウムを開催いたします。

 まず、福島県の農業の再生のために、
土壌や水から作物への放射性物質の移行とその抑制、
作物の検査体制に関する調査研究をされている、
福島大学の石井秀樹さんに話題提供をしていただきます。
また、福島の有機農業再生に携わる方の聞き取り調査をされている
ハワイ大学の木村あやさんに、
海外からの「フクシマ」へのまなざしという点も含めて、
コメントしていただきます。
震災から3年経とうとしている現在、
福島での農業再生の取り組みに対して、
私たちは何ができるのでしょうか。
できること/できないこと、するべきこと/すべきでないこと、
さまざまな論点を考えていきたいと思います。


プログラム

13:00 開会
13:10 講演:放射能汚染からの食と農の再生
   ~最前線の研究知見とその社会的実装~
    石井秀樹さん(福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特任准教授)
14:40 休憩
15:00 コメント:木村あやさん(ハワイ大学マノア校 女性学部准教授)
15:30 ディスカッション
16:30 閉会

司会:西城戸誠(法政大学人間環境学部教授)

インフォメーション

日時:2014年2月4日(火)13:00~16:30
会場:法政大学大学院棟401教室
対象:どなたでもご参加いただけます。
参加費:無料
申込:事前申し込みは不要です。
主催:「復興と生活再建に向けた
    協働フォーラム創造による
    震災被災者支援に関する実証的研究」グループ
    法政大学人間環境学部/人間環境学会

 
お問い合わせ:tonikan@inter7.jp


障害者の仕事としての農業を考えたセミナー

2014-01-21 | 共生社会のデザイン


中央省庁の来年度に向けた予算が決まる1月過ぎ頃から
業界団体の貢献者の表彰や
新規の事業の研究会やセミナーが行われ
そこに監督官庁の役付が来賓として挨拶に来たり、
講師として登壇するするような会合が開かれる。
「農事業・障害者・若者・農村と農業」をつなぐセミナーにも
農業団体の中央組織のシンクタンクから講師を招いた講演が行われた。

以下はそれへの反響
「のらぺんにようこそ」より抜粋
 「農事業・障害者・若者・農村と都市」をつなぐセミナ-に行ってきた。
でも 記念講演ていうのがねエ~ ひどかった。講師のとらえかたが。
「あしたママがいない」に対して
病院が放送禁止の要請としてるのを知ってHPで1話をみたけど・・・。
まあ あんな施設はないわなあと現実を知ってる人は思うよね。
自分の意思で外出できちゃったり、職員配置基準が違うよって思うし、
でも「相棒」だってあんな警察ないからね~。

 ようするに作者が現実をよく知らずに、
あるいは現実は見たけど見ただけだから想像して書いたから。

  見る前はニュースやチキさんを聴いて
悲惨な内容なんだろうなあって思ってたけど、
見てみたら、まなちゃんの演技すごい!って、「作品」としてみてたなあ。
最終回を想像しつつ 次回も きっと見ちゃうだろうな。

 で、この放送には抗議が多数上がってるわけだけど、
放送に抗議するなら同じように記念講演も抗議に値すると思うよ。
見学した事実を語るのはいいけど、そこに「想像」を入れちゃいけないよ。

あの人は実際に仕事している人といっしょに
土を触って仕事したことないんだろうなあ。
会場にきている人たちは、
ほとんどが障害のある人たちと日常活動をやってる人たちだから、
はア~ わかってないなって思ってたんじゃないかと思う。
研究してるだけの人はやだね~。

「のらぺんにようこそ」より抜粋

セミナーのまとめで
「わっぱの会」の斎藤縣三理事長は
「嘗て、障害者は街から切り離され
収容施設に集められていた、
そこか障害者を解放するための
拠点として共同作業所ある。」と話しを切り出した。

Web上に以下の企業広告が載っていた。

障害者でお困りの企業さまへ

農業で職場づくりをしてみませんか?

「本業での障害者雇用」から少し発想を変えるだけで、

人事部からも社会からも笑顔が生まれる
障害者雇用の実現ができます!

「障害者も納税者に」
社会のリスクから障害者も成員として生きるために
障害者を雇用して行こういう方向は正しと思う。
しかし、「本業での雇用」ではなく

特例子会社のような分け隔てによる雇用であれば

以前の福祉政策と同様に、
障害者の地域社会からの隔離につながる
可能性があることを感じたセミナーでもあった。


1月19日農事業・障害者・若者・農村と都市をつなぐセミナー

2014-01-20 | 農作業

農事業・障害者・若者・農村と都市をつなぐセミナー2日目

 山形県鶴岡市の
月山福祉会障害福祉サービス事業作業所月山
の石川一郎さん。

山梨県北杜市の
社会福祉法人 八ヶ岳名水会
の小泉晃彦さん。

愛知県知多市のNPO法人わっぱの会知多農場の島田明子さん
北海道札幌市のNPO法人
札幌障害者活動支援センター ライフ
の石澤利巳さん。

『農業でまちづくり!』http://fio8.com/
株式会社フィオFIOの舩木翔平さん


東京都八王子市のNPO法人 結の会の脇田泰行さん。 

まとめは
特定非営利活動法人わっぱの会理事長の斎藤縣三さん。

閉会挨拶は
埼玉障害者市民ネットワークの大坂さんが行い
手答えのあるセミナを終えた。


1月19日 セミナーの後の農園見学

2014-01-20 | 共生社会のデザイン

東京赤羽の藤田さん、南相馬のニシさん、ショウダさん、
福祉大の先生、福祉大の先生は過去、
さいたま市の事業で見沼近辺のホームレスの方と
関わっていたとのことでした。





【作業内容】
ハンマーナイフ
・芝刈機のガソリン抜き+刃の掃除→第2農園ハウスに移動、
第1堆肥場の横にある桑の木の剪定、除草。

新年1回目の作業参加でした。
火を起こすのに非常に手間取ってしまうなど、
久しぶりの作業参加だったなあと思いました。

お昼にはコッペさんが買ってきたラーメン等を、
元料理人が作った肉みそ、ネギ味噌、おにぎりで空腹を満たし、
もう最高でした。
午後、桑の木の剪定をする際、
太田さんにノコギリやハサミの上手な使い方を教わり、
テコの原理を使うのがとても面白く、
今後練習すれば作業効率が上がりそうだなと思いました。
太田さんのことは今後、先生と呼ぼうと思います。by松浦


「農事業―障害者―若者―農村と都市」をつなぐセミナー

2014-01-19 | 共生社会のデザイン

「農事業―障害者―若者―農村と都市」をつなぐセミナー始まる。
農協共済総合研究所 調査研究部
濱田 健司主任研究員

関東農政局経営・事業支援部経営支援課長の小田潔さん

東京都日野市のNPO法人 やまぼうし伊藤 勲さん 

発言中の見沼田んぼ福祉農園代表

栃木県那須郡の 株式会社かりいほ 那須志鳥ファーム柳沢社長


無農薬野菜の栽培・販売と、
精神障害者の雇用創出・就労支援する

株式会社ECA(Earth Clean Associate)
えか流山自然農園の小野内裕治さん


「農事業 障害者 若者 農村と都市」をつなぐセミナー

2014-01-18 | 共生社会のデザイン

「農事業 障害者 若者 農村と都市」をつなぐセミナー』を開催します。

● 日時 2014年1月18日(土)13時~17時
 及び19日(日) 9時~12時
 18日(土)は17時半より交流会を行います。
また、19日(日)の昼食後に、見沼田んぼ福祉農園を見学します。
車を手配しますので、希望者は1月上旬までにご連絡ください。
15時の終了予定です。
● 会場 与野本町コミュニティセンター 多目的ホール(小)

● プログラム
18日(土)13時開会
13時 開会挨拶 共同連代表 堀 利和
13時10分
<記念講演> 「農事業 障害者 若者 農村と都市を考える」
濱田 健司 一般社団法人 農協共済総合研究所 調査研究部 主任研究員
14時10分
<情報提供> 農業分野における障害者就労について 農林水産省関東農政局
14時40分 休憩
<現場報告>
14時45分 伊藤 勲 NPO法人 やまぼうし(東京都日野市) 
15時25分 猪瀬良一 見沼田んぼ福祉農園協議会(埼玉県さいたま市)

16時05分 柳沢社長 株式会社かりいほ 那須志鳥ファーム(栃木県那須郡 )
16時30分 小野内裕治 株式会社ECA(Earth Clean Associate) えか流山自然農園
       無農薬野菜の栽培・販売と、精神障害者の雇用創出・就労支援


16時55分 名刺交換会
17時00分 終了

19日(日)
9時    石川一郎 月山福祉会 障害福祉サービス事業 作業所月山(山形県鶴岡市)
9時30分 小泉晃彦  社会福祉法人 八ヶ岳名水会(山梨県北杜市)
10時   島田明子  NPO法人 わっぱの会 知多農場(愛知県知多市)
10時30分  休憩
10時35分 石澤利巳  NPO法人 札幌障害者活動支援センター ライフ(北海道札幌市)
11時 5分 舩木翔平 株式会社フィオFIO 『農業でまちづくり!』http://fio8.com/
11時35分 脇田泰行 NPO法人 結の会  (
東京都八王子市)

 

11時50分 まとめ  特定非営利活動法人わっぱの会 理事長 斎藤 縣三
12時  閉会挨拶  野島久美子(埼玉障害者市民ネットワーク 代表)

*参加費無料・予約不要です。当日は直接会場までお越しください。
連絡先 共同連東京事務局kyoudourentokyo@gmail.com
     大坂富男(埼玉県)k-reds@symphony.plala.or.jp
主 催 「農事業 障害者 若者 農村と都市」をつなぐセミナー実行委員会
     (共同連 埼玉障害者市民ネットワーク)