blog 福祉農園通信・龍神伝心

アジアモンスーンに吹かれて
共生の農業
見沼田んぼ福祉農園 

日本ボランティア学会2010 白金原っぱ大会

2010-04-26 | 風の備忘録 
日本ボランティア学会2010年白金原っぱ大会プログラム詳細
6月26日(土) 午後*開始・終了時間・会場は各分科会の項参照

分科会1 障害(しがらみ)を編み直し、地に根をはる:共生・共棲するムラの論理へ
都市と農村の混じり合う東京郊外。草原広がる阿蘇の農村。
そこに棲みつき、多様な人間、生き物たちと交わりながら生きる人々が語る。
それぞれの場所で、「障害」を取り巻く「地域」や「関係」がどのように変容していったのか、
そして彼らが如何に「しがらみ」を編み直し、
多様な人や生き物が共に生きるための「根っこ」として来たのかを確認しながら、
新たなムラの論理を探る。
パネリスト: 山下浩志さん(わらじの会)とわらじの会の人びと
 猪瀬良一さん(見沼田んぼ福祉農園代表)
山口力男さん(阿蘇百姓村/百姓)
コーディネーター  猪瀬浩平(見沼・風の学校/明治学院大学)
日 時: 2010年6月26日(土) 13:30~18:00
会 場: 明治学院大学 2号館 2302教室


分科会 2 地域の絆をもやいなおす 風と土の新たな関係づくりに向けて
人びとがつながりあい、
支えあって成り立ってきた地域社会は、
社会状況や人びとの心持ちの変化にともない、
近年、ますますその底力を失いつつある。
「人情あふるる」とイメージされる東京の下町も、
再開発の波によって人のつながりは危機にさらされ、
都会の真ん中で、まるで過疎の村のように、
支えあいの担い手がいない地域も出現している。
人と人がつながりにくい世の中。
地域の絆を「もやいなおす」営みに、
地域に新たな風をもちこむ人やNPOなどの存在はどのような役割を果たすことができるのだろうか?
被災経験から復興の道のりをたどる山古志の事例などとあわせて、考えていきたい

語り手:斎藤 隆さん  (新潟県長岡市山古志支所長)
   田宮一茂さん (新宿ボランティア・市民活動センター課長)
野原健治さん (興望館館長)
片倉睦子さん (興望館栄養主任)
コーディネーター:安藤雄太 
東京ボランティア・市民活動センターアドバイザー/日本ボランティア学会運営委員
日 時: 2010年6月26日 13時15分~17時15分 
会 場: 興望館 (東京都墨田区京島1-11-6)


分科会 3 生きる拠り所としての居場所 ~ つながりを回復する拠点
生きることが辛く、希望を見出せずにいる。
人とのつながりが断たれ、孤立に追い込まれている。
とても不安だ……。
いま、“生きにくさ”を多くの人が抱えさせられているように感じられる。
でも、こうしたなかで、身近に立ち寄ることができ、安心して自分を出せる場がある。
他者との新たなつながりを紡ぎ、いつの間にかそこが生きる拠り所となり、自らの生を回復していく。
そんな実践がある。
「居場所」の必要性が注目され、社会に広がりつつある今、
「居場所がある」とはどういうことなのかを、共に感じ、考えていきたい。

パネリスト: 河田珪子さん (常設型地域の茶の間・うちの実家 代表)
宇鉄昭子さん (NPO法人自立生活サポートセンター・もやい) 
コーディネーター:(調整中)
日 時: 2010年6月26日(土) 14時00分~17時30分  (予定)
会 場: 青松寺 ・貝塚ホール (東京都港区愛宕2-4-7)


分科会 4 生きることは表現すること ~ 異族が出会う場
本社会の周縁(エッジ)にはめ込まれ、互いに見えないように、
触れ合わないようにさせられてきた人びとが、
自分たちのことばと身体をあらわにして、生きるための表現を掲げて
明治学院大学白金キャンパスに出会う。
さて、われ・われとは、だれなのか?
あなたの、私の、生きるための表現とは何か?
表現者:金城吉春さん  (「チャランケ祭り」主唱 /沖縄))
砂川秀樹さん  (セクシュアルマイノリティ・東京プライド)
風姫さん     (西東京アクターズスタジオ/アーティスト)
 その他、現在交渉中
*コーディネーター 竹尾茂樹 (明治学院大学国際平和研究所所長)
日 時: 2010年6月26日(土) 14:00~17:30
会 場: 明治学院大学パレットゾーン 白金 アートホール


分科会 5 原っぱをあそぶ ~ うたの住む家から哲学カフェへ
-アートミーツケア学会/日本ボランティア学会ジョイントセッション 
原っぱでは、人がいたいようにいられる。
何かをしている人がいてもいいし、それを眺めているだけの人がいてもいい。
そして、そのかかわり方は、いつでも変えられる。
東京・芝にある地域交流拠点「三田の家」を原っぱにみたて、
集まってきた人たちと、
即興からめーる団と “うた” をつくるワークショップを行います。
やがて哲学カフェがはじまり、皆さんとともに「原っぱ」を問います。
原っぱにあそびに行くように、ぶらりとお立ち寄りください。
ナビゲーター: 即興からめーる団(赤羽美希+正木恵子)+うたの住む家実行委員会、
坂倉杏介(慶應義塾大学講師/アートミーツケア学会理事)
本間直樹(大阪大学准教授/アートミーツケア学会理事)
日 時: 2010年6月26日(土) 13:30~17:30
会 場: 三田の家 (東京都港区芝)


分科会 6  社会デザインとインクルーシブデザイン
-21世紀社会デザイン研究学会/日本ボランティア学会ジョイントセッション
これまでデザインのメインターゲットから排除されてきた多様なユーザーが、
積極的にデザインプロセスに参加する手法として注目されている
「インクルーシブデザイン」の思想と実践は、
広義のデザインによって社会的課題の解決をめざす意識において、
「社会デザイン」という構想とも相通ずるものをもっている。
「社会デザイン」と「インクルーシブデザイン」を導きの糸としながら、
出発点としての個別性と差異を超える有用性の関係、
必ずしも個人レベルでの製品やサービスとの関係にとどまらない公共性、
そこでの『場』の役割などに着目し、
「社会の質を変えるデザイン」のありようを深彫りしていきたい。
パネリスト     北山晴一 21世紀社会デザイン研究学会会長 ほか
コーディネーター 中村陽一
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授/日本ボランティア学会副代表
日 時: 2010年6月26日(土) 13:30~17:30
会 場: 明治学院大学 2号館 2301教室

6月27日(日) 午前9時30分~11時30分

1.演題発表
事前に募集要項にそってエントリーした方たちの研究発表の場です。
募集要項はhttp://popo.or.jp/vgakkai/news/2010entry.htmlを参照してください。
発表者・タイトル・会場等は、当日配布される資料集にてご確認ください。


2.特別セッション
記憶と社会をつなぐアートプロジェクト「こころのたねとして 白金」 発表会
「シロカネーゼ」に代表されるように、
高級住宅地のイメージが先行する白金の街。
でも、高層ビルの立ち並ぶ大通りから一本路地の奥に入れば、
町工場や商店街など、下町の風情が残っている。
懐かしさと新しさが交わるなか、もともと住んでいた人と移り住んできた人とが出会い、
人と人、人と土地との新たな結びつきが生まれる。
そんな白金の街で暮らす人、働く人に、明治学院大学の学生が聞き取りを行い、
記憶に残る白金の街の姿、身体に染みついた白金の街の雰囲気を、詩として表現する。
白金になつく、その手掛かりをつくる。
こころのたねとして白金高輪PJ実行委員会(明治学院大学学生・教職員有志)

協力:明治学院大学ボランティアセンター
日 時: 2010年6月27日(日) 9:30~11:30
会 場: 明治学院大学パレットゾーン 白金 アートホ
ール
 
6月27日(日) 午後1時~4時 
明治学院大学パレットゾーン 白金 アートホール

全 体 会
全体会 「原っぱを生み出す:東京の周縁で希望を紡ぐ」
 基調講演 岡本栄一さん(大阪ボランティア協会会長)
「3つの『大阪』から見えてきたこと-今こそセツルメントの精神/手法をみつめなおす意味」
敗戦後の混乱期からセツルメント運動に参加し、児童福祉施設の職員を経て、
貧困地域に住みこみ、その後大阪ボランティア協会に草創期からかかわり、
人と人とを自在につなぐ場をつくり出してきた先達の語りに耳を傾け、
現代の課題へとつなげる。


 ラウンドテーブルディスカッション「原っぱを生み出す:東京の周縁(エッジ)で希望を紡ぐ」
きめ細かく分断され、管理・監視が進み、関係が“荒れ地”化するなか、
人びとの寄り合いと共生の場“原っぱ”はいかに開拓されるのか。
参加者も含めて、現代社会のエッジで活動する人びとと語り合う。

 指定討論者(予定)
山下浩志さん(わらじの会)+わらじの会の人びと
宇鉄昭子さん(NPO法人自立生活サポートセンター・もやい)+もやいの人びと
ほか

コーディネーター 竹尾茂樹 (明治学院大学国際平和研究所所長)
日 時:2010年6月27日(日)13:00~16:00
ご挨拶      13:00~13:10
基調講演     13:10~14:00
ラウンドテーブルD 14:00~16:00
会 場:明治学院大学パレットゾーン 白金 アートホール

2010年5月1日(土)~2日(日)農的若衆宿が開催されます

2010-04-18 | 風の備忘録 
2010年度初の農的若衆宿が開催されます。
奮ってご参加ください。
質問などある方は下記のメールアドレスにお送りください。
1 時 期  2010年5月1日(土)~2日(日
2 場 所  見沼田んぼ福祉農園

3 スケジュール
1日:開会式、午前作業、昼食、午後作業、夕食、勉強会
2日:朝作業、朝食、午前作業、閉会式
4 作業内容  夏野菜・里芋植え付け、除草、その他農作業
※作業内容は当日の人数・天候などにより変更になることがあります。
5 参加費  完全参加(2日間)2000円
1日午前~昼食まで500円、午後~夕食まで500円、勉強会500円
2日午前~ 正午500円 ※食費込み)

6 服装・持ち物
作業着(汚れてもいい服装)、
長靴、軍手、着替え、防寒着、寝袋(宿泊する方のみ)
※日中作業で汗をかくこともあります。
各自着替えを準備してください。
※朝晩は冷え込みが予想されます。
作業着以外の上着などの防寒対策をお願いします。
7 問い合わせ先
担当:松葉 sachi_santa@hotmail.com
申し込みの際は
「お名前・所属・連絡先・参加日時・関心分野」などをお知らせください。
晴耕雨読人類往来記

2010年4月18日 春らしい1日 見学者あり

2010-04-18 | 農作業
除草作業とネギの収穫
園内清掃
さいたまNPOみてあるき会が来園
 作業を終えて

17日は雪から晴れ、18日は作業していると暑いくらいで、
寒暖の差のある2日間でもありました。
気温差のせいか、体調不良で休んだ人も数名います。
体調管理の難しい気候ですが、負けずに頑張りたいですね。まつば 

2010年4月16日午後、枕木を買いに再び千葉流山馬橋に向かう

2010-04-16 | 農園作り
ガソリンを入れて貰っているとき,見沼片柳のローカルスーパーモリヤの写真を撮っていると
ガソリンスタンドのオヤジが「何で写真を撮っているのか」と聞くので
「モリヤのファンなので」と答えたら、怪訝な顔をしていた。
ガソリンを入れてまた流山へ枕木を取りに向かう

2010年4月10日 見沼・桜満開

2010-04-11 | 農作業
見沼・桜満開
桜並木を農園へ
畑に花筏
   
除草作業 グロッサリーの棚卸し
卯吉さんご夫婦に挨拶へ行く
卯吉さんと奥さんが昨日掘った排水用の溝
ここにも地下水位上昇の影響が
  
芝刈り機半年ぶりの登場

[作業内容]
・トウガン、瓜、アスパラの苗作り
・ネギ周りの除草 ・調味料棚の整理 ・芝刈り