blog 福祉農園通信・龍神伝心

アジアモンスーンに吹かれて
共生の農業
見沼田んぼ福祉農園 

2007年7月28日 農園整備、スタッフ会議、農園会議

2007-07-29 | 農園作り
昼食の準備
見沼サバイバルキャンプ2007に向けて農園整備の後、
サバイバルキャンプに向けた風の学校のスタッフミーティングが行われた。

昼食を楽しむ
夕刻、サバイバルキャンプに向けた風の学校のスタッフミーティングを行う
 開園の頃、植えたザクロが始めて実をつけた。夜は農園会議を開催。 盛りだくさんの一日だった。

2007年7月27日 宮城県角田発 田んぼ通信の面川義明氏来園す

2007-07-28 | 風の備忘録 
田植え、麦刈り、そして大豆の植え付けを終えて、
取引の有る都内の米屋さんへの挨拶回りと、
実践総合農学会の理事就任のために上京した

東北を代表する稲作農家面川さん

見沼・風の学校のスタッフで、今春、東京農大に入学した長男様子を観に浦和の街に立ち寄った。
面川さんの分かりやすく合理的な話に聞き入る浦和北ロータリークラブの古澤氏。
「ほのか」という言葉がある。「穂の香」と書く場合がある。
稲の出芽から香りだし、受粉の頃、香り立つ・・・。 その話を、面川さんはしてくれた。
面川さんとは20年近い付合いになる。
長男が浦和に住むことになって祖父、父、息子と3代にわたる付き合いになる。

2007年7月26日 光化学スモッグ警報が流れる中で

2007-07-28 | 農作業
農園に向かう途中、川口間の見沼・自然の家に寄る。
田んぼの稲は順調、畦木のトネリコが成長し気持ちのいい木陰を作っている。
福祉農園に着くと、光化学スモッグ警報の発令を、さいたま市の防災スピーカーが伝えていた。

光化学スモッグは中国発? 環境研・九大が推計 2007年05月13日11時21分 ASAHI.COM
より
 「日本列島が高気圧に覆われ各地で今年一番の暑さになった今月9日に、九州北部から関東まで20都府県以上で観測された光化学スモッグは、中国大陸で発生したオゾンが主原因だったらしい。西風でオゾンが運ばれてきた様子が、九州大学と国立環境研究所によるシミュレーションで再現された。以前から指摘されている「越境汚染」の可能性を裏付けるものだ。
光化学スモッグは、光化学オキシダント(主成分はオゾン)が起こす。オゾンは、自動車や工場などが出す窒素酸化物などの大気汚染物質が日光を浴びるなどして生じることが知られている。
 10年以上前からアジアの光化学スモッグを研究してきた九州大応用力学研所の鵜野伊津志(うの・いつし)教授、環境研の大原利真(としまさ)・広域大気モデリング研究室長らのグループは、中国や日本を含むアジア各地の大気汚染物質の排出量を、エネルギー消費や車の台数などから推計。オゾン生成の化学反応や風向・風速を加味して、地上でのオゾン濃度の変化を数値計算した。
 それによると、6日午後3時では中国沿岸部などに高濃度の地点があるが、日本は各地とも低濃度だった。ところが、東シナ海の高気圧の北側に西風が吹き、7日から9日にかけて、高濃度のオゾンが中国から日本に広がったとの結果が出た。
 九州などに広がったオゾンは8日時点で、地域によっては光化学スモッグ注意報の発令基準(0.12ppm)に近い濃度レベルに達する、との計算結果で、8、9日に日本国内で測された光化学オキシダントの濃度分布などとよく合っていた。
 光化学スモッグは70年代がピークだったが、近年、再び各地で注意報の発令が増えている。特に九州北部や日本海側での発令が目立ち、9日には新潟県で72年の観測開始以来初の注意報が出された。こうした特徴や、日本の大気汚染が規制で改善傾向にあることから、研究者の間では中国からの越境汚染の影響が大きいとの見方が強かった。」ASAHI.COMより
 見沼も、アジア規模の環境変化とは無関係ではないことを痛感する。

作業を終えて

本日の収穫物

帰路へ

2007年7月26日夜、国際障害者権利条約の学習会へ

2007-07-27 | 共生社会のデザイン
福祉農園は農業を通じて職業自立を目指す障害者がいる。
彼らの実践が実を結ぶように朝霞で障害者権利条約の学習会が行われるというので参加してきた。
福祉農園の障害者は農業による職業自立の実践に対する差別。身近な環境保全活動からの排除を経験した。
学習会に参加して差別を許さない理論武装の必要を強く感じた。

PDI日本会議事務局次長で、障害者権利擁護センター所長の金政玉さんが忙しい中、国での条約採択の様子を話してくれた。

手話を利用して授業を受ける和光大学の教え子を連れて、学習会に参加した小松光一見沼・風の学校校長

小松光一作品一覧
■主な著書・雑誌記事等『おもしろ農民への招待状』 農文協 『進化にむかう日本農業』 家の光協会 『北タイ焼畑の村』 三一書房
■ジャンル・領域
 <食>食文化(日本)、食文化(世界)、スローフード <農>有機農業、地域農業システム、生活文化・農村文化、地元学
■メッセージ
1.都会こそ食糧自給すべきである。生活の変化によって都会は大きく外部化と依存をすすめてきた。あらためて、そこからフィードバックし、自ら耕作し食べるという自給をめざすことが大事なのではないか。畑も水田も充分にある。
2.“日本農業”とかいう大きなことはいわず、自分たちの手持ちの個性、地域から出発し、小さな個性的な自給をベースにしたくらしを日本の農村はすべきではないか。
3.そのとき大事なのは、共同性にもとづく政治の自給である。農家のための農政ではなく、農家による農政が求められている。
それを生み出す方法として、ワークショップを提案したい。
4.いま、日本は大切なものを外部化してしまい、精神的空洞化にあるといえる。リアリティを失っている。アジアの村こそが、いま私たちにのこされている唯一のリアリティである。日本のこどもたちや若ものをアジアの村に投げこみ、アジアで育てることを提案したい。
5.食の原点もまたアジアにある。アジアは一汁一菜一飯の地域である。この食のありようこそスローフードである。あらためてアジアのスローフードにまけない日本の食文化をとりもどしていくことが大事なのではないか。

2007年7月22日 午後より陽光あり

2007-07-23 | 農作業

午後より陽光あり
昨日続く雨よけ用の屋根の葺き替え作業。 新しい屋根、仮小屋風の仕上がり、何か物足りない。
総勢11人で除草作業。
最後に、小型耕耘機「こまめ」の講習を行う。
今日は学生より社会人が多い。大學准教授だ2名、カウンセラーが2名、経営者が1名など・・。
生活や仕事を都合しながら、定期的に来てくれる、農園作りにとってありがたい存在だ。

2007年7月21日 除草作業、そして屋根の葺き替え工事

2007-07-21 | 農園作り
午前中は、浦和北ロータリークラブは畑の手入れ。

風の学校は
第3農園の同管理地の
除草作業。

昼食は冷し中華を楽しむ

2002年以来我々を雨から守ってくれたプレハブ小屋前の屋根。
プレハブ小屋は地震のあるたびに沈下する。負荷を軽減するために、
プレハブ小屋から切り離し、独立させ屋根を葺き替える作業を行った。

撤去した古い屋根。
撤去した屋根の資材は

乾燥小屋の屋根として再利用される。

ロータリークラブのFさんの
指導を受けながら
屋根の葺き替え作業は
進められた

2007年7月20日 曇天

2007-07-21 | 農作業
福祉農園に行く前に上尾のホームセンターセキチューに寄って、
第1農園プレハブ小屋前の屋根の葺き替え用の資材を購入。
この店、店員さんが積み込みをやってくれる。
これは幸手の巨大ホームセンターとジョイフル本田と同じ。
第1農園には誰もいないので第3農園に行くと、共同管理地の除草作業を良太氏、拓也氏藤枝さんの3人でしていた。
福祉農園は農薬を一切使わない、肥料分は堆のみの、完全無農薬の有機栽培。夏の草取り作業は、これからますます大変だ。
第3農園の里芋畑を除草する良太氏。
写真は、第1農園ぺんぎん村の里芋畑
手入れが行き届いて気持ちがいい
レーズドベットが機能して
ハーブたちは順調に成長している。
レーズドベットが機能してハーブたちは順調に成長している。

2007年7月19日 薄曇多湿

2007-07-20 | 農作業
鴨が畦に集まっている。
卵を抱く様子が見えない。小鴨もいない。
またカラスに卵をとられたのか・・。


どくだみ荘  除草と堆肥の投入、そして耕耘作業 車椅子から作業を見つめる どくだみ荘の利用者
堆肥の投入作業を終えた良太氏 高校の体育行事で足を捻挫して、
農園活動を休んでいたハルヒコ氏、作業再開

ドイトがドン・キホーテの100%子会社に

2007-07-19 | 風の備忘録 

今日、プレハブ小屋前の雨よけの棚の改修のため。資材を購入にドイト本館に行ったら、工事中だった。

家に帰りWebで調べると・・・。
ドイト与野店・本館、現在閉店中。
8月初旬ドン・キホーテ与野店(仮称)としてオープン予定
の記事を見つけた。
ドイトは福祉農園開園以来、いろいろお世話になった。
後発のホームセンターにはないような細かい物まで売っていて、工具の品質も良かった。一部はホームセンターとして残るようだが、不便になる。


2007年7月16日 午後の作業 耕しながら考える

2007-07-17 | 風の備忘録 
午後の作業

作業を手伝う中学1年生

作業しながら作業環境の改善を話し合う。
耕しながら考える。福祉農園はユニバーサルデザインが基本。浸水や犯罪に対する備えも検討の対象になる。
福祉農園の日々は、改良改善の連続だ。その土台は耕しながら考え、現場で徹底して話し合うこと。