blog 福祉農園通信・龍神伝心

アジアモンスーンに吹かれて
共生の農業
見沼田んぼ福祉農園 

曇り空の今日、わらじの会手作り班は農園にいってきました

2015-02-24 | 農作業

曇り空の今日、わらじの会手作り班は農園にいってきました
ボランティア希望の女性二人が初参加。

Y子さんは朝から機嫌が悪いのかやたらとYちゃんに突っかかる。
よせばいいのにYちゃんも応戦。結果、絶叫するY子さん(-""-)
「外だからいくらでも発声練習していいよー」
なんて少しだけ心の余裕があったのも農園だったからかも。
耕運機をかけている間に雑草を抜いてもらい、苦土石灰を撒いた。
今日はYちゃんにも耕運機をかけてもらいました
…物凄く真剣な顔で…

(^^)あっという間にきれいな畑になり、
照和農園のほうれん草、ラディッシュなどなどを収穫。

人参は走っていました(^o^;)

予定があったので早めに帰りました。
ずっと植えっぱなしだったブロッコリーは小さく出来てきていました。

次は…来週かな?
来週がダメだったら24日に種蒔きをしたいなぁと思います。
晴れるといいな☀

 


2月22日地域活動支援センター農=あぐり事業所めぐり 

2015-02-23 | 共生社会のデザイン


見沼田んぼ福祉農園のみなさんと事業所めぐり (2月2
2日)
 セミナー翌日、
「地域活動支援センター 農(あぐり)
」の7人を、やまぼうし平山台、
鈴木牧場、ふれあいの森カフェの三カ所を案内させ
ていただいた。
見沼たんぼ福祉農園の豊かな経験を生かし

新たな事業構築を目指そうとする志の高さと気迫に圧倒さ
れる。
これからの事業連携も大いに楽しみです。
bY伊藤勲


第2回「農と食 若者 障がい者の社会的事業所」を創るセミナー 

2015-02-23 | 共生社会のデザイン

共同連主催・東京ワーカーズ・コレクティブ協同組合/
法政大学エッグドームカフェ運営協議会後援 
第2回「農と食 若者 障がい者の社会的事業所」を創るセミナーに行ってきた。

NPO法人障害者の職場参加をすすめる会として、10名のデイツアー。
他に見沼田んぼ福祉農園推進協議会の猪瀬代表や
あぐりのメンバー他、さらに10名ほど埼玉から参加した。

 「職場参加をすすめる会」では、
会場となった「やまぼうしスローワールドカフェ」を見て食事することが第一の目的で、第二がセミナー。

NPO法人やまぼうしへのデイツアーは、これで三回目になる。
前回は廃校になった小学校につくったカフェ等を訪ねた。
 やまぼうしの前史である府中療育センター闘争から引き継がれた「施設から地域へ」の具体化として
「おちかわ屋」が街に出来たのが1985年。
わらじの会が障害者雇用事業所「トムテ」を開店したのが1987年。
既に名古屋や滋賀、大阪、熊本などで先行していた共に働く事業所の運動が全国的に連携し、
差別と闘う共同体連合(共同連の前身)が1984年に結成され、活発に動き始めていた。
 自立に向ってはばたく家準備会が1983年にパタパタという店を谷中耳鼻科の前に開店して間もなく、
「そよ風のように街に出よう」の三井さんとたぶん八幡さんがリュックサックに本をつめてやってきたのを皮切りに、
大阪から次々といろんな人がわらじの会に来た。
そして、1985年、大阪で開く全障連大会では、
初めて「生きる場・作業所分科会」を設けるからぜひ参加してくれと、
大阪の中部解放センターやら東京の故・村田実さんやらが来てくれて、
全国的な動きに関わってゆくきっかけとなった。
自分たちにとっては、介助や労働が等価値であり、
障害者自立をすすめる介助者の制度をどう保障させるかということも、
金をどうもうけるかということも、
いまひとつピンと来ないままあちこちの会と熱く交流したことを思い出す。
 全障連はそれまでの専門家・親主導の運動に対し、
障害者本人とその支援者による全国の活動をつなげることが目的であり、
とりわけ八木下浩一が実践した「共に学ぶ」の実践をベースに、
青い芝と故楠さんらの関西障害者解放研究会、
それに八木下浩一が組んで1976年に立ち上げた。
1985年の大阪大会はまさにその運動の転換期であり、
共に生きる健全者とどのような関係を結ぶのかがテーマとなった記念すべき年だった。

今日のセミナーでは、いろいろな収穫があったが、
あらためて共に生きる健全者が重要な課題として浮上したように思う。

 八ヶ岳名水会からは、「職員の意識改革」として課題が提起された。

見沼田んぼ福祉農園の猪瀬事務局長からは、
「ぼくがいちばん若いほうでは」という言葉としてふれられた。
会場からは、若い職員をどう確保するかといった意味合いの問いが出されたように思う。

こうした課題について、
私が思うのは、東京都多摩市の「たこの木クラブ」発行の「たこの木通信」2月号で
三井さよさんが書いている「『がっつり系で働ける人たちをモデルにするのではなくて、
もっとダメな人がいっぱいいられる像を描けないだろうか』という話をしました。
そしてそういうことを考えることは、
当事者のことを考えることともつながっているのだろうということと。」という思いとつながっているなということ。
 八ヶ岳名水会の話では、
「豆腐をもっと出せないのか」というスーパーなどからの要求があった時に、
障害者本人と一緒に説明に行くという。
そこで初めて「ああそうなんだね」と理解を売るという。そういうことって、よくある。
 私たちが請け負っている県立公園の花壇整備作業では、
さまざまな施設から障害者3人と職員等1人とのユニットを組んで出て来る。
その中には、仕事がつかめず立ち歩いている人もいる。
しかし、そういう人がいることで、
放っておくと人の1.5倍も働いて疲れ追い込まれてしまううつ病の人がリラックスする。
調子が悪い人が、我慢せずトイレに行き、働き続けられる。
県立公園の管理を請け負っている公益財団法人の担当職員は折にふれ作業現場に立ち会っているので、
そうした関係の大事さをわかっている。
障害者がいると職場が癒されるといったワンパターンの論理ではなく、
なんだかんだごちゃごちゃとあって、
その結果として仕事が遂行されるんだよね、予定調和じゃなくて、みんながぶつかりあって、
その結果仕事が遂行される過程が大事なんだよねという、
ハラハラ ドキドキしたであろう外部の発注者等の反応こそ大きな意味を持つ。
 筆者の経験では、入所施設の利用者が職場体験した時、
支援者に職場の主任の名を教えられ、始めと終わりに挨拶するよう教えられた。
その時初めて「人には名前があるんだ」と知ったらしい。
施設へ帰ってから、職員らの名をつぎつぎと呼ぶようになったので、
職員としては喜ばしい反面たいへんでもあるというケースがある。
他者の関りの中で人は変わってゆく。 
 福祉制度が乏しい生活困窮者等の「働く」とどうつながるかといった質問もあった。
そのことも、上記とつながるのではないか。

「がっつり系」の支援者、共働者、職員を期待する、
そうした発想自体問い直してゆくことが必要と思う。
「青い鳥」を求める発想からあらためて仕切り直すときではないか。 
by山下浩司


学生たち 沖縄辺野古へ

2015-02-12 | 共生社会のデザイン

現地報告レポートです。

もしよかったら。是非読んでみてください。

「あれだけトンブロックで、サンゴを押しつぶし、
埋め立てる。それでいて検証委員会、裁判、
そんなことだけでいいんですか?そんな悠長な事を待ってられますか?
翁長さんの悪口言いたいんじゃない。
翁長知事を待ってるだけじゃダメなんだってことです。
目の前で起こってる事を止めるんです。」

SASPL-特定秘密保護法に反対する学生有志の会




2月7日 亡き人を思う時

2015-02-07 | 農作業


堆肥場を切り返す。

雑草が分解された土を集めて山にする。
そこに出来た穴に、まだ新しい草をいれて、

その上にEMを薄めてかけてみる。

このEMボトルは、
夏のキャンプのときに毎年お世話になっていた
グラウンドワーク川口の小澤さんにいただいたもの。
当時、小澤さんと酒をのみ、いろいろと語り合った。
戦中戦後の川口の様子、現役時代の仕事の話、
そして最後にEMの話を聞いた。
このボトルが掃除をしたら出てきたので、農園にもっていった。

そういえば小澤さんと一緒につくったEM団子が、
数年前の夏のキャンプのときに農園の倉庫から発掘されて、
それをビオトープと加田屋川に投入した。
そうやって亡くなった人々を思い出す。

車椅子用トイレが沈んでいくので、県が予算をつけて基礎を打ち直す。
この日も職人さんが来て作業をしてくれていた。by事務局長


2月3日わらじの会 手作り班の農作業

2015-02-03 | 農作業


2ヶ月ぶりに農園に行った手作り班。
さぞかし雑草だらけだろう…と思ったら案外きれいでびっくり。

植えっぱなしだったブロッコリーがどうなっているかを確認
ヒョロヒョロとがんばっていましたよ

まー、よくこんなに取り残したものね…
と言うくらいたくさん取れちゃいました(^o^;)

また3月にこれを植え付けてみましょう❗あ、
今度はプランターで作りますよ。
収穫しやすいようにね(^^)
ほうれん草、水菜、大根、かき菜を間引いて今日の作業は終了❗


見沼田んぼのほとりから

2015-02-01 | 風の備忘録 


宇沢弘文
人間のための経済 
定価 本体1600円+税
ISBN978-4-7917-1295-3
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『現代思想 2015年3月増刊号』 
【発言】
「新国立競技場」建設に反対して / 宇沢弘文/森まゆみ(解説)
【テクスト】
ケインズ=ベヴァリッジの時代を振り返って / 宇沢弘文
【エッセイ】
宇沢弘文と柳田国男 / 柄谷行人
「怯まず・屈せず・逃げず」宇沢弘文さんとの思い出 / 田中康夫
宇沢弘文と慎み深い経済学 / 平川克美
【討議?】
宇沢弘文の思想と仕事 / 内橋克人+神野直彦
【経済学者として】
宇沢理論の二一世紀 / 小島寛之
宇沢弘文先生とケインズ経済学 / 大瀧雅之
【社会的共通資本・理論編】
社会的共通資本の思想 / 間宮陽介
社会的共通資本(SOC)とコモンズ 宇沢経済学の現代的意義 / 西川 潤
【証言】
宇沢さんと意見書 / 斎藤 驍
難題解決の実践にとり組んだ宇沢弘文さん / 山口幸夫
【討議?】
「公害」の時代を生きて / 宮本憲一+西谷 修
【社会的共通資本・実践編】
経済と教育 / 佐々木 賢
社会的共通資本と漁場利用制度 / 濱田武士
都市の空間を取り戻すために 宇沢弘文の「都市思想」レキシコン / 加藤政洋
【ミナマタ】
現場と理論の往還道 水俣学の試み / 井上ゆかり
メチル水銀中毒問題と宇沢弘文氏の考え方 / 斎藤 恒
【投資/貿易】
「グラス・スティーガル法」の根拠=「一九一七年対敵取引法」と米国の鉄梃外交 / 本山美彦
社会的共通資本がある世界と国際経済 宇沢弘文のTPP批判を中心に / 山川俊和
【原発をめぐって】
原子力発電について沈黙した宇沢さん / 吉岡 斉
宇沢理論における経済の形式と実在 / 室田 武
【農から考える】
ネオリベの時代に「新農本主義」を求めて / 安藤丈将
見沼田んぼのほとりから 〈東京の果て〉を生きる/猪瀬浩平

これまで農園で活動する中で考えてたことを
明日刊行予定の
雑誌『現代思想』の増刊号(特集 宇沢弘文)にまとめました。
http://www.seidosha.co.jp/index.php?9784791712953