blog 福祉農園通信・龍神伝心

アジアモンスーンに吹かれて
共生の農業
見沼田んぼ福祉農園 

春の準備

2007-03-18 | 農園作り

福祉農園のある見沼は過酷で開拓地の厳しさがある。
福祉農園にある農機具や工具はそのためプロ用の機材しか使い物にならない。
そうした機器を障害があるなし関わらず農作業をする者全員が使う。
機器を良好な状態に維持すことを常に求められる。
HONDA汎用事業部からH氏、
そして2輪車のメンテナンスを家業とするW氏を講師に
春の作業に備えて農具のメンテナンスの講習会を実施した。
両氏とも整備のプロ、そして農園ボランティア。
見沼田んぼ福祉農園を事故なく安心して続けていくためには
彼らプロの力が必要だ。素人の思い入れがもっとも危険だ。

白もくれん

2007-03-16 | 季節の便り
 白木蓮が咲こうとしている

白木蓮は若くして亡くなった新聞記者

を追悼する記念樹でもある
今日も暖かだ

去年は梅が咲いていた

今年はすでに満開を過ぎた
 車椅子の人が作業しやすいようにマットを敷いている。時々、敷き直しをする。

 作業をしているのは風の学校のスタッフと社会研修できた中学生たち。

土を運ぶ そして畑に戻す そして耕す

2007-03-16 | 農作業
第3農園から掘り起こした土を一輪車で第1農園に搬入する。
耕した後は農具の手入れ

見沼田んぼ福祉農園で農業を始めて今年の春で9年目を迎える。
知的障害者と言われるR氏も、この畑を耕し続けて9年目の春を迎える。
本来、取得すべき「農家資格」をR氏はいまだに手に入れてはいない。
「農地は耕作するもののもの」とする農地法の精神は「魂なき専門人」による不作為のままにある。


卒業生を送る

2007-03-16 | 季節の便り

二人は家業の農業を継ぐ、一人は弁護士事務所に。
一人は有機栽培農産物の供給企業へ、
一人はベンチャー企業に、一人は新聞記者。
そして一人は大学の教員に、それぞれの道に進む。
農園が彼らの根拠地であることに代わりはない。

3月10日は千客万来の1日 

2007-03-16 | 風の備忘録 
 NPO文化学習協同ネットワーク「すみか農場」スタッフの桜井さん。
 
桜井さんは、相模原市にあるニート支援の経験型農場「すみか農場」で農業を通じてニートの自立支援をしている。

この農場は、三鷹のジブリ美術館そばのパン屋「風のすみか」で使う小麦や具材となる野菜の一部の供給源の役割も果たす。
写真は、
見沼田んぼ福祉農園が寄贈した耕耘機を試運転する桜井氏。 

 

今日は、
ロータリークラブの人たちのが居たり、桜井さんが来たり、
鳩ヶ谷南公民館の講座生が来たりとにぎやかな一日となりました。
こんなにも、いろいろな人に出会える、農園の力を改めて感じた一日でした。