blog 福祉農園通信・龍神伝心

アジアモンスーンに吹かれて
共生の農業
見沼田んぼ福祉農園 

風の便り

2012-02-25 | 風の備忘録 

週刊現代の中沢新一×内田樹

「橋下現象と原発」。
「ヤンキー的なもの」
「異端者や敗者ににやさしい受容器のような街・大阪」。
「そういう橋下さんをかつぎ上げて
自分たちの思いを実現しようとしている新自由主義者たちには、
大阪的原理がまったくわかっていない」


2月18日極寒の見沼で耐寒農的若衆宿開催

2012-02-20 | 農作業

朝まずは、夕食はおでんなので
地中に埋めた大根を掘り出す。 

朝の顔合わせ。

埼玉県トラスト1号地へ竹粗朶と薪を搬出に




鶏糞、豚糞の移動



バッグ糞堆肥を取りに厩舎に



移植作業

ロッカーの移動作業

新人が多く参加した若衆宿だっtが終日、よく働いてくれた。
極寒寒風吹く日の作業。体を動かさないと冷えが来る。
地震を過小評価~大飯原発ストレステスト: 原発危機を考える


2月18日 耐寒の夜 焚き火を囲んで

2012-02-20 | 農作業


それぞれの現場で作業が行われる中で昼食、夕食の準備が進められた。

昼食は昨年の初夏に収穫されたジャガイモ、タマネギを使ったカレー、シチューに
朝、掘り出した大根を使ったサラダがおいしかった。
社会人になった風の学校の第1世代が多数作業参加して作業はスムーズに進んだ。

トラスト1号地から薪の搬出。

薪を農園に下ろす。夕餉の準備が始まる。

持ち込み料理、企画も歓迎。「おでん」を食べつつたき火で語る。


消防団引退 (だだわらす子のひとり言)


地域で共にの願いは今

2012-02-20 | 風の備忘録 

 
障害者自立支援法の名称そのものを見直す。」
昨日出された厚労省案だって!?よくもまあ言えたものだ。
内閣府のホームページに書いてある「障害者自立支援法」を廃止して、
「障害者総合福祉法(仮称)」をつくります
(厚生労働省)」は、なんなんだ…怒りをこめて、
2月9日、
浦和の街で埼玉障害者市民ネットワーク(野島久美子代表)呼びかけの
地域で共に!ちんどんパレード」冬の陣が行われた(写真)。

 内閣府のホームページにはつぎのように書かれている。
 「国連の「障害者の権利条約」では、
障害のある人の権利を守るということが決められました。
日本の法律や制度をこの条約の考え方に合わせて変えていき、
日本の障害のある人が暮らしやすくするために、
政府は「障がい者制度改革推進本部」を作り、
障害のある人の参画を得て「障がい者制度改革推進会議」を開催し、
制度改革について議論しています。
内閣府は、障害者施策に関する企画・立案や総合調整を担う官庁として、
制度改革の先頭に立って取り組んでいます。 」

http://www8.cao.go.jp/shougai/index.html

筆者は7日夜、
翌日の障がい者制度改革推進会議・総合福祉部会に出される厚労省素案の内容を知り、
発行寸前の月刊わらじにいつものように川柳とも俳句ともつかぬ句を書き込んだ。
 福祉てふ水母の胎の寒さかな
 筆者は常々「福祉は必要悪」と言っている。
福祉は緊急避難である。福祉はふわふわと娑婆の波間を漂う水母(くらげ)だ。
できれば福祉を必要としない社会がいい。
だが、現実の社会は人々を分け隔て、互いを争わせる。
さまざまな人が切り捨てられる。
福祉という受け皿があるから、それを口実として、争いがさらに強められる。
そのことを許してはならない。
障害者自立支援法の原理は、まさにそれだ。

あらためて、自立支援法―障害福祉計画の「骨格」を問う 
 1.「入所施設からの地域移行」という発想こそ問題だ! 
 障害福祉計画(障害者基本法に基づく総合計画である障害者計画とはちがう。
こちらは障害者自立支援法のサービスの整備計画。
だが、埼玉県も含め、
障害者計画の中の福祉分野はこの障害福祉計画を挿入して事足れりとする自治体が多い。
「入所施設からの地域移行」を掲げ、数値目標まで出させている。
筆者もはじめは「入所施設からの地域移行」はいいことだなと思った。
しかも、ただ方向性を示すだけでなく、
数値目標まで具体化したのは一歩前進だと思ってしまった。
そして、この数値目標をできるだけ大きく立てさせたいと考えてしまった。
あちこちの機関誌などを見ても、そういう考えがほとんどだ。
 しかし、よく考えてみたら、
なぜ「入所施設からの地域移行」なのか?疑問がふくれあがってきた。
なぜ入所を迫られている人たち、入所待機者と呼ばれる人たちを、
地域で暮らし続けられるように支援することが真っ先に掲げられないのか?
 国、自治体は、施設入所者数をだんだんに減らしていくと言い、
入所待機者の中を精査し、「真に施設が必要な人」に限って入所を認めてゆくと語る。
だが、「真に施設が必要な人」とそうでない人をどうやって区分けするのか?
 橋本克己画伯は、出会った時、
県立嵐山コロニーの入所待機者で間もなく入所決定通知が家に届いた。
故新坂姉妹も新坂きみ子も、みんな同じ状況だった。
その状況にこそ、地域を変えてゆくパワーが潜んでいる。
最も必要なのは、
地域で生きようとあがいてあがきぬいて、刀尽き矢折れつつある人々と出会い、
手探りで地域を切り開こうとする営みにつきあいきることだ。
彼らの苦しみを、地域で出会った人々が共有し、家族が家庭を開き、
一緒に生みだしてきた活動の場や介助のシステムや共に働く関係などを、
地元自治体が受け止め単独事業を組んできた。
同じような各地の経過が積み重なり、
全国的につながる中から、今日の制度の土台が生まれてきた。 
 下の写真は、わらじの会の社会福祉法人「つぐみ共生会」の名の由来である
新坂姉妹ら障害者・高齢者が身を寄せ合って暮らしていた恩間新田「つぐみ部屋」の風景。
この闇の中にこそ希望が潜んでいたのだ。


 要するに「真に施設が必要な人」とみなされた人々も含め、
地域で生き続けることを阻まれた人々や家族の生きざまに向き合うことなしには
福祉の変革はありえなかった。それが忘れられている。
 そう考えると、
「入所施設からの地域移行」ってなんなのだろう?地域から排除され、
家族共倒れという瀬戸際から入所施設にたどりつきほっとした家族がそれを求めることはまずない。
本人も基本的には24時間の生活の場として、
集団的なリズムに慣れ、盆暮れに生家に帰ることについても、初めのうちはともかく、
年がたつうちに生家に帰っても居場所がなかったり、世話する態勢がなくなったり、
ふだんの食事とちがうので下痢したり…ということで、すぐ戻ってきたり、
ずっと帰れなくなる人も少なくない。
そんな状況の下で、「入所施設からの地域移行」をめざすというのは、
地域移行先が出来る限り施設の延長であるような場でなければありえないことだろう。
 実際、スウェーデンで大きな入所施設を解体してゆく過程も、
入所施設職員と入所者のユニットが、
地域に建設したグループホームに移り住むという形で、支援の継続性を図って行われた。
障害者自立支援法でも、そうした継続性を重視してのことだろうが、
施設の敷地内や元の施設の建物を利用したグループホーム等を認めたりしているし、
10人のホームが隣接して3棟というような実質入所施設規模のグループホーム等も認められている。
 このような「入所施設の受け皿」としてのグループホーム等ではどういうことが起こるか。
けっきょく入居者自身も、施設にいた当時に近い保護的な支援を前提として暮らしている。
世話人も小さな施設の意識で対応する。
だからケアが必要な入居者に対しては、
障害者自立支援法では原則として生活支援員という職員が配置され、
外部からのヘルパー派遣は例外となっている。
ここで想定されている、「入所施設からの地域移行」とは、
地域に小さな入所施設を埋め込むことと変わりない。

ついでに述べれば、先年、立教大学の河東田さんの縁で、
スウェーデンやオランダ等の知的障害の当事者団体リーダーたちと交流した(上の写真)が、
入所施設からグループホーム、
そしてアパートでヘルパーを入れて生活するまでに至った男性が、
アパート生活の時もやはり施設の延長で管理されている感じが強かったと語っていた。
この男性は、後に結婚して二人暮らしとなって、
初めて自分たちで生きているという実感をもったという。
「支援の継続性」というと響きがいいようだが、実はこんな問題をはらんでいる。
このように、
「入所施設からの地域移行」は限りなく困難な回り道と言わざるを得ない。
 もう30年も前に、
スウェーデンの友人たちから
「私たちのような回り道をしないほうがいい」とアドバイスされているのだ(下の写真)。
 真っ先に掲げるべき施策は、
入所施設を必要としない地域であり、数値目標を立てるとすれば、
入所待機者を地域で暮らし続けられるようにする目標でなければならないのだ。

なお、いま全国の自治体で策定中の第3期障害福祉計画には、
改正自立支援法に基づいて、相談支援について、
「地域移行支援」とか「地域定着支援」が個別給付化され、
その見込量を書き込むことになっている。
しかし、ほんとうに必要なのは、
施設待機者やその予備軍の地域での試行錯誤への相談支援だ。
そして、入所施設や精神病院については、
地域移行の対象者として選ばれた者に特化した数合わせの相談支援よりも、
今後もそこにとどまるであろう人々すべてが、
そこを足場に地域に参加してゆけるような支援こそ問われている。
 ちなみに、
先ほど述べた例でもわかるように「移行支援」、「支援の継続性」は、「管理の継続性」ともなりうる。
早晩、関係機関の連携が、管理の緻密化、重層化につながりかねない時代が来そうだ。
このことを、相談支援に関わる者は胸に刻み込んでおくべきだろう。

2.「福祉施設からの一般就労」の発想も問題だ! 
 さらに自立支援法の下での「福祉施設からの一般就労」は、競争原理に貫かれている。
働けない・働かない障害者はフリーターやニートになる自由が乏しく福祉施設に集められる。
地域社会から閉ざされる。
それを全体として地域に開いてゆこうとするのでなく、
働けそうな障害者だけを「就労系施設」にくくり出し、
さらに就労移行支援、就労継続A、同Bに、労働能力によりふりわける。
それらの施設に、実績に応じ成功報酬や報酬減額を付けて競わせる。
他方、生活介護等の施設では、地域の職場に働きに出たり、
社会参加することを後押しする施策がない。
施設体系が能力別に分けられ、障害者のふりわけが強められ、
全体としてはさらに閉ざされた世界が出来てゆく。

 争いの場からすら排除された人が、その現実をひきずりながら人々のただなかに戻り、
人々が暮らしの中で出会い、つながりを再生してゆく―そのための後押しとして、
限定的に福祉を生かせないか?
それが、
障がい者制度改革推進会議に集まったさまざまな障害当事者ほかの人々の思いだったろう。
まとめられた総合福祉法骨格提言の中で、これまでの細分化され競争原理に基づいた施設体系を、
「就労センター」と「デイアクティヴィティセンター」といったきわめて大雑把なくくりとし、
かつ就労や社会参加をめざし柔軟に活用できる可能性を組み込んだことは、積極的に評価できる。→
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_35/index.html

 

筆者からすれば、障がい者制度改革推進会議の熱い議論は、
雇用制度や教育制度、住宅制度等に手をつけられないままで、
総合福祉法という福祉の枠組みにたくさんの思いを集中的に入れ込む結果となったように思う。
所詮くらげでしかない存在が、たくさんの夢で膨れ上がった感じがする。
しかし、それでもいいじゃないか。
 別々に分けられた人々がこんなに集まり、異なる考えをぶつかりあわせ、
地域と国家のはざまで公開のブレインストーミングをやったことは画期的だ。
たくさんの課題が出た。それらに取り組むプロセスも示された。
これからの社会の財産だ。
 たしかに現実の法制度を、
その根幹から組み立て直さないといけない要素も多くある。
他の省庁の縄張りや同じ厚労省でも労働分野に関わることなどがたくさんある。
しかし、主管の厚労省としては、
そうした他分野の改革につながる
障害者福祉分野での基本法のような重みをもつ新法をつくる気概で、
骨格提言を受け止めるべきではなかったか。
さらに言えば、かって「措置から契約へ」を導入した「社会福祉の基礎構造改革」、
それをもう一度全面的に見直す姿勢が問われているのだ。
 だが、そんな重い意味をもった骨格提言だったからこそ、
厚労省は素っ気ない案しか出せなかったともいえる。
まさに福祉の水母(くらげ)的本質が露骨になったといおうか。
その胎(はら)はどこまでも寒い。
 その冷え冷えした福祉に、ちんどんパレード。
熱い血が流れる人々の姿を街に。

だまされないぞ!厚労省は骨格提言を尊重せよ―埼玉でちんどんパレード 
共に学び・働く―「障害」というしがらみを編み直す/ウェブリブログ


浦和の街で生きる障害者達の今

2012-02-20 | 風の備忘録 

18日朝の福祉農園。通り雪で、畑は灰をまいたようになッていた。

 

障碍者をめぐる制度は 変遷してて・・・
政府に諮問された障害当事者を含む制度改革推進会議の出した
提案は 「可能な限り」という言葉のオブラートに包まれて「案」として提示されている。
 うちらの施設も 「移行」については この何年か 考えさせられ続けている。
 「移行できない」のではなく、「移行しない」と決めてはいるものの、
その先については 霧の中。いや 制度が、ではなく、うちら自身が。
 市内の移行していない施設は条件的に移行できる施設は
早く移行しろと責められているらしい。
うちらみたいに条件的に移行できない施設には市からは何も言ってこない。
 条件的に移行できない一つの施設は閉鎖を決めたらしいと風のうわさ。
もうひとつ他の条件的に移行できない施設もデイケアでなくなっても
活動を続けるにはという方向を視野に入れて考えているらしい。
 市も制度をなくすという決断をして責められるより
自然消滅するのを待ってるんだろうなと思うと、悔しい気がする。
なんで、どんどん移行していったんだろうなあ。
ほんと わかんない!
移行しておいて、大変だ大変だといってたりして。
入るお金が多いから、という理由が主だったんならしかたないじゃん、
手続きがめんどっちくたって。
でどころは自分たちの出した税金からだぜ。
 うちらの施設も4月からの活動の柱をやっとひとつに定めて、
それでも一緒にやれるか、在籍者に一人ひとりに聞き取りをした。
 まあね今更新しい環境に飛び込もうと思うのは、
けんか別れでもしない限り面倒だよね。
 でも いつまでも あるとおもうな・・、て いう言い方あるよね。
いつまでも変わらないのは とても心地よいけど、
変わらないと思ってるのはその中にいる人だけ。
まわりがみえなくなるもん。 
情に流されるのも、ひとのためならず・・・。


のらぺんのページにようこそ! - Yahoo!ジオシティーズ


2月16日 地鎮祭そして県へ書類提出。

2012-02-17 | 農作業

 

事務局長が北浦和駅西口のハッピーロード商店街の一角に居を構える。
見沼・風の学校の事務局もこちらへ移転する。
今日、地鎮祭が行われた。



地鎮祭に参加の後、
県庁に赴き来年度の福祉農園利用計画書を提出。
自宅に戻ると注文していたガイガーカウンターが届いていた。

ロシア製線量計SOEKS 01M(2.0L-JP)

震災から1年、
新たな年度のへの準備を
それぞれが始める節目の時を迎えることになった。

筒粥目録 (だだわらす子のひとり言)

最高気温が8度を超える。
田んぼの雪も この暖かさで大分消えてきた。
気温が高くなると 体も自然に動いて来る。
夕方からまた 寒気がやってきたようだ。
佐倉にある諏訪神社に行って今年の筒粥目録をいただいてくる。
今年は、早生が六分で不作。
特に夏の天気が不安だ。冷害の気配がある。
寒だめしを研究している友人も 同じようなことを言っていた。
心して 田んぼも準備を進めなければなるまい。


2月12日週末作業 

2012-02-13 | 農作業



春に向けて芝刈り機の修理
修理したものの本調子ではない

チョット早い バレンタインのプレゼント

屋根の補修作業




#431 土いじりの友よ -
千葉県で田舎暮らし・新規就農者のブログ-田舎日記の新規就農


HONDA FF500サラダの試運転 HONDA FF500サラダ 
小さくてもよく働いて、メシもそんなに食わない
おくゆかしい奴が来た。


HONDA F950は農園を去る事に

HONDA F950 破壊力抜群のこれ。
置く場所が無いので、引き上げていってくださいとの事。
かなり愛着のあった機械なのだろうけど、
持って帰ってどうしよう。
デビューは1978年。生産終了は1990年だっけか。
農機の30年・40年選手はザラだが、
これはこれでかなりロートルの部類。
使用可能だが随所に問題があり、
そのまま作業するのはかなりの危険が伴う。

HONDA F950 無事に回送完了。
もう一花、咲かせてもらいましょうか。by人見


2月11日週末作業

2012-02-12 | 農作業

 ■作業内容
第3農園
・除草・かぶの収穫&撤去・寒起こし

ボカシの切り返し。  屋根の修復作業

第1農園 ・苗植え
・トイレと井戸の間の木の移植→護岸のため川沿いへ

護岸の補強の一助にならばと思い加田屋川沿いに移植

作業を終えて

■感想
古澤さんが北浦和にできるパン屋さんのフランスパンを持ってきてくださりました。
わくわくの松田さん、佳子さんや良太さんも来たりと、
一緒に焚き火を囲んでおいしく頂きました。
メーリスは一応目を通しているのですが、情報を上手く把握できておらず、
ニコイチに何かしてくれたような跡があるのに戸惑ったり、
何の苗なのかわからなかったりしたので、
もう少し注意深くしようと思いました。
あと、少人数だとのんびりやってしまいがちですが、
メリハリをつけて安全に気をつけてやらなければと感じました。
充実した一日が送れてよかったです。チーボー

宮城角田からの田んぼ通信
昨年三月の大震災以来 慌ただしい毎日でした。
新年を迎えたというのに、落ち着きません。
福島原発事故による放射能汚染問題が、
いつ収まるのか先が見えないからです。
それどころか、
放射能の風評被害は益々 エスカレートするばかりです。
  新年早々 私からのお願いです。 
これ以上、新たな人災は出さないでください。 
善意の仮面をかぶった加害者にならないでください。
放射能被害の本当の加害者は、国と東京電力です。
福島原発事故による放射能被害は、人災です。 
しかも、それに伴う風評被害は明らかに人災です。 
放射能被害の最大の被害者の一人である農畜産物の生産者が、
風評被害による人災によって経済的な大きな損失を被った挙句、
このままでは、放射能被害の加害者になる。
という不安と恐るべき矛盾と憤りを抱えながら新年を迎えました。 
日々見えない放射能という化け物による被害を
身近に感じている私達生産現場では、
放射能の知識だけではなく、
生き延びるための知恵を最も必要としています。
明日に繋がるそして、
生活の糧になる理論に基づいた具体的な放射能対策を望んでいます。
それは、必ず出来ると信じます。
 学者のいう、放射能に安全値はない。
という発想に基づいた放射能対策は大いに疑問です。
 いつの時代も、騒動がおこれば、
最大の被害者は社会を底辺で支えている末端の弱者。
これも歴史の現実と受け止めながら、それでも新しい年も、
放射能から逃げださずに、田んぼに通います。 


東日本大震災 生態系の汚染、綿密な調査急げ

2012-02-11 | 風の備忘録 

2012年02月11日土曜日 河北新報社説
東日本大震災 生態系の汚染/全容解明へ綿密な調査急げ

 福島第1原発事故で放出された放射性物質は、
野生の動植物にどれくらい取り込まれ、どんな作用をもたらしているのか。
生態系への影響の解明を目指す動きが本格化してきた。
 米国・サウスカロライナ大を中心に、
日本やデンマークの研究者も参加した研究チームが、
原発周辺で鳥の数が減少し始めたことなどを確認している。
 東京農大は放射性物質が徐々に樹木に浸透することを突き止め、
南相馬市のスギの内部から、
最大で1キログラム当たり2300ベクレルの放射性セシウムを検出したことを明らかにした。
 森林総合研究所(茨城県つくば市)は、
福島県川内村のミミズから1キログラム当たり約2万ベクレルのセシウムを検出。
放射性物質が付着し、分解された落ち葉を含む土をミミズが食べたため、濃度が上がったとみている。
 ミミズは鳥やイノシシなどの餌になる。食物連鎖によって、
セシウムが捕食者の体内に蓄積する可能性が高い。
生態系の汚染を調べる上で、鍵を握る生物の一つと言えよう。
 さまざまな研究が進む中、環境省は野生動植物への影響を把握するため、
原発周辺で本格的な調査に着手した。
放射線量やセシウムの含有量について長期的にモニタリングを行い、
形態・染色体の異常の有無や繁殖にどう影響するかなどを調べる。
 同じような調査は1986年のチェルノブイリ原発事故(ウクライナ)でも実施されてきた。
多くの報告が行われているものの、生態系全体への影響は解明されていない。
 野生動植物への影響調査は事故の全体像を把握し、将来に伝えるためにも不可欠だ。
可能な限り詳細なデータを集めるとともに、分析を急がなくてはならない。
今後どう対処するべきかの「解答」も、併せて見いだしていく必要がある。
 環境省の調査は、
原発から半径20キロの警戒区域内と近隣地域の陸域と海域で実施。
財団法人自然環境研究センターや放射線医学総合研究所、
民間の調査会社と連携して進める。
 対象は野ネズミや両生類、ムラサキイガイ、マツ、スギ、ヒノキ、エノコログサなど。
国際放射線防護委員会(ICRP)が推奨する12種類の動植物を参考に選んだ。
さらに、対象を増やすことも検討している。
 取り込んだセシウムの線量のほか個体数、外部形態や染色体の異常の有無、
植物は種子の発芽率などを調査する。
線量が高い地点と低い地点でどんな差異が生じるかも調べる方針だ。
 環境省によると、
チェルノブイリではツバメの外部形態やネズミの染色体異常などが報告されているが、
データの有意性への批判もあるという。
詳細なデータをより多く集めるとともに、
放射線以外の要因がないか、慎重に分析する必要がある。
 チェルノブイリと並ぶ人類史上最悪の原発事故だ。
環境への影響を明らかにすることは、国の責務と言えよう。
内外の研究成果も尊重しつつ、迅速かつ着実に歩を進めてもらいたい。

河北新報 コルネット 社説 東日本大震災 生態系の汚染/全容解明へ綿密な調査急げ


2月9日 ハウスの包材の張り替え作業、そして農園へ新しい耕耘機がやってくる

2012-02-09 | 農園作り

鷲神社の杜

今日はハウスの包材の張り替え作業が行われた。
だいたい3年に1回、県が業者に依頼して張り替える行う。


今年のハウスの張り替え業者は見沼近在の島村種苗だった。

ハウスの包材張り込み中、
ボカシの切り返し作業をするぺんぎん村農園班のメンバー

今回、はがしたハウスの包材は廃棄せず育苗ハウスの資材に活用する。


寒い日はハウスのでランチタイム、日差しが良くですが良く風もないので今日は外で昼食

 
春の兆し

日だまりに憩う


農園へ新しい耕耘機がやってくる

この機種、見かけの出力よりも良く耕し、中耕除草や畝立て、マルチ張り、
ハウスの隅まで耕すといった管理作業もこなせるのでプロ用途にも相当に対応可能なのだが、
あまり農機屋では売れないらしい。
これより小型で同じレイアウトを持っているFF300はホームユース向けであり、
その上位機種という位置付けにあって量販店に並ぶ姿ばかり見かけるせいか、
農家からは単能な軽量機だと思われ勝ちなのが惜しいところ。

それに、見た目が一般的なものと異なっていれば、保守的な購買層は手を出しづらい。
即ち、【良くわからないものは怖い】という心理が作用してしまうのだ。
農村の人は、隣近所に他所から人が入ってきても、
慣れるのに時間がかかる方が多いことを想像してもらえれば合点がゆくと思う。

#430 新しいもの、古いもの、古くならないもの - 千葉県で田舎暮らし・新規就農者のブログ-田舎日記の新規就農


2月5日週末作業 本日見学者あり

2012-02-06 | 農作業

見学者あり縄文土器を野焼きしたいという人が農園にやってきた。


農園を案内をする。


食事作りで火をつけるのに苦戦。
結局、大根は固いまま・・・本当に不甲斐ないです。
みんなが普段、何気なくやっていることが、
こんなに難しい事だったんだなと、思い知らされました。

食後、2名が進士先生の講演を聴きにプラザイーストへ。

進士先生の講演会。
参加者はご年配の方が大半を占めていて、とてもいい話をしていたので
もっと若い人にも聞いてもらえたらいいなと思いました。byあおい

【作業内容】見学者にも手伝って貰って、豚糞、鶏糞の投入とすきこみ


作業を終えて見学者と作業取りまとめを行う。

福祉農園 野菜の 日記 - Yahoo!ブログ


2月4日週末作業

2012-02-06 | 農作業

福祉農園へ向かう途中、寒起天地返しを大規模に行ってる圃場を通る。
プロの仕事、ついに見沼にも本格的農業経営者が登場か期待が募る。


名残の雪

ボカシ作り

ハウス内の農園ボランティアの作業靴置き場。 乾燥小屋内では大根の寒干し


作業内容
・ネギ、赤カブ、ルッコラ、かぶ収穫
・寒起こし・唐辛子、水菜撤収
・サンチュ、ほうれん草、赤カブ種蒔き
今日は1日太陽が出ていたおかげで暖かい中畑作業ができました。
原発危機を考える