blog 福祉農園通信・龍神伝心

アジアモンスーンに吹かれて
共生の農業
見沼田んぼ福祉農園 

3月31日 わらじの会手作り班 花見頃の農作業

2015-03-31 | 農作業



桜が満開の昨日、見沼福祉農園に行ってきました。
風は強かったものの、暖かく農園日和でした。

4里芋2種類(石川早生とセレベス)とバジルを植え、
あちらこちらに増殖しつつあるチョロギを移動させ、
雑草を抜き…一通りの作業を終わらせてから
すぐそばの総持院へお花見に行きました。


遠くから見ても近くで見てもとてもキレイでしたよ〜。



3月24日わらじの会手作り班ジャガイモの植え付け

2015-03-25 | 農作業


風が強くて寒かった昨日作り班は農園に行きました。

ジャガイモを植えようと言うことで
今年は敢えて『男爵』と『メークイン』を外し
『インカのめざめ』『キタアカリ』『ホッカイコガネ』の3種類を選んでみました。




ジャガイモ以外にチョロギを。
あ、収穫時に大変だったのでプランター栽培を試すことにしましたよ。


チョロギは手入れがほとんど要らないのですが、
収穫をきちんとしないと
次から次へと根を張り続けてあっちこっちに生えてしまうのです。
なので、プランター栽培が良いようなのですがどうなることやら。

来週も農園での作業を予定しています。
里芋を植えますよ〜。桜も咲いてキレイだろうなぁ✨


3月22日 耕作放棄された畑

2015-03-24 | 様々な農

隣の畑から農園を見る

昨年から耕作放棄された隣の畑、
今はまだ気にならないが雑草のシーズンを思うと気が気ではない。

春を農園の花々の開花が教えてくれる。

 姫リンゴに花がつき、プルーンの木にも花がついた、
ただ実を見たことがない、鳥の餌になっているのだろう。


3月20日 ソウルへの誘い

2015-03-20 | 共生社会のデザイン

今日は2月の共同連で知り合った、
韓国からの使者カンさんの紹介で、

「分かち合いの教育」の実践者ジョンさんと、
ワーカーズコープの玉木さんが農園に来。

のらんどの農園作業を見学し、メンバーと交流し、
あぐりをまわり、そしてハンズオン埼玉まで案内する。...
 カンさんの紹介で4月上旬にソウルで話題提供することになっており、
思った以上にかなりでかいイベント。

環境に関心ある自治体が世界各地から集まってくる会議に、
都市農業の事例として農園の話をする。
若干驚きつつ、ここからはじまっていく世界のことなどを思う。
by coop


3月14日見沼クリーン大作戦の日の福祉農園

2015-03-16 | 農作業

3月14日朝一番亜、クリーン大作戦で集めたゴミ。


クリーン大作戦を終えた後はじゃがいも植え付け。
メークイン、男爵、キタアカリを合計30キロ植える。

助っ人が多数来園してくれ、作業後皆でカレーを食べる。

その後チェーンソー講座。  by tamaki

馬糞を運び、土井市議と意見交換し、
そしてキャンプで飯くい、酒飲み、焚き火の周りに群がって語り合う。

0歳児のUさんに初めて麦踏みやらせようとしたら、
麦食べるだけでなく、土を食っていたのが印象的だった。
ああこの人の故郷の味なのだなあと。
それから毎週土曜日農園で作業しているロータリアンが、
土曜日のチェーンソー講習のため夕方まで農園で汗をながしていた。
以前風の学校では「イベント」をしていたが、
今回はイベント名すらつけず、特に告知もせず、
それぞれの文脈で必要なことをやった。まだやれていないことも多い。
このやり方を続ける。このやり方で続ける。
過渡期というものはじわじわと面白いのだなあと、
じわじわと思いつつある。b y cope

 


3月21日は「のうえんのこども」001;ジャガイモを植えよう!

2015-03-08 | 季節の便り
【プログラム】
・創作のうえんダンス(からだほぐし)
・ふくしのうえん探検(春をみつけてみよう)
・ジャガイモ植え付け(あかいイモをうえます)
・お昼ごはん(かまどで炊いたお米をたべる)

会場:見沼田んぼ福祉農園
時間:10時~13時(お昼食べて解散)
会費:大人・子どもともに500円
(お昼+お土産つき/未就学児無料)
持ち物:帽子、防寒着、軍手、タオル、着替え
    飲み物...
主催:のらんど
共催:見沼・風の学校

【注意事項】
 お子さんの安全確保は、各家族でお願いします。
農園に
は刃物・焚き火もあります。
 畑は生産の場なので、
勝手に入るなどの場合はやさしい
スタッフがきびしく叱ります!
 お昼はご飯と味噌汁、簡単なおかずを用意します。
主食
副食必要な人は各自ご用意ください。
 なお農園に関係のないおもちゃは持ってこないよう!
おもちゃが必要ならじぶんたちで探し/つくります。
 オムツ変え・授乳スペースとして、テントを立てます。

3月7日 週末作業

2015-03-08 | 農作業

3月7日

じゃがいも植え付け3週連続の1週目、

ガールスカウトと共に最後のネギ、大根を抜き、

牡蠣殻石灰を入れ、

谷植えにて2畝キタアカリを植える。

遅い昼飯のまま飲み続け本日二日酔い。by tamaki

午後農園行く誰も居ない。

しばらく待つと与野の食堂で昼をご馳走になってきたと、、


総合支援法3年目の見直し+権利条約1年、これから

2015-03-02 | 共生社会のデザイン

「障害者制度改革」埼玉セミナーは、
2009年に閣議決定により障がい者制度改革推進本部が設置され、
国連・障害者の権利条約批准のための国内法の整備について、
障害者が過半数の委員会が始まったという画期的な状況を、
地域でどう受け止めるか考える場として取り組まれました。
 今回は、回を重ねてPart6。
開会にあたり、



主催の一般社団法人埼玉障害者自立生活協会副理事長の野島久美子さんより挨拶。
続いて、埼玉在住でDPI常任委員を務める金子和弘さんから一言。

 今日の講師は、新しくDPI日本会議事務局長に就任した佐藤聡さん。

「総合支援法3年目の見直し+権利条約1年、これから」と題して。
 佐藤さんは新潟県で子ども時代入所施設で過ごし
、ガラス張りで中が丸見えの部屋に愕然としたといいます。
また、月に3回しかない家族との面会日に子ども達が別れが悲しくて泣くにつけ、
なぜ障害がある子はここに集められなければならないのかと思ったそうです。
中2で地域の中学校に戻りたいと思い、校長に会った時、断られるかと思ったら、
「君はこの町の子どもなんだから、この学校に来るのはとうぜんですよ」と言われたそうです。
差別とインクルージョンの原体験を背負いつつ、佐藤さんは関西の大学に入り、
そこで学生仲間の中から介助者を募って学生寮で暮す頚損の学生と出会い、
障害者運動に関わるようになり、20数年になります。
 今日の本題は、総合支援法3年目の見直しと差別解消法基本方針づくりが主でした。
見直しに関しては、
見直しのワーキンググループのヒアリングを受けた障害者関係団体の半数以上が、
重度訪問介護を知的障害者も精神障害者もちゃんと使えるよう提案しているのに、
厚労省はこれ以上拡大したくない意向で、
委員の多くも意思疎通などの問題から無理なんじゃないかという発言が多いとのことでした。
 差別解消法基本方針づくりについては、
国連のインクルーシブ教育を文科省は「インクルーシブ教育システム」と言い換え、
分離教育を推進している現状に対する取り組みをという意見が会場から複数出され、
DPIとしても昨年度から教育部会を設置して重点的に取り組んでいると話されていました。

 後半は、埼玉からの発信として、
入院時の介助に関し現在一部自治体で実施されているコミュニケーション支援事業に限らず、
重度訪問介護を適用できるようにという運動を始めている
鴻巣のNPO法人あんの沖田博さんからの報告がありました。

 続いて、埼玉県独自の生活ホーム事業に関し、
県が入居者の食事づくりは世話人が行うべきという指導を行い、
途中で撤回した経緯について、わらじの会の吉田弘一さんから報告がありました。


関連して、上福岡障害者支援センター21の有山博さんから、
これは国が総合支援法の見直しの一環で、グループホームの外部サービス利用型を導入したが、
それは運営法人主体で外部のサービス事業者と契約するもので、
生活ホームの利用者が個々にヘルパーと契約している実態とまったく異なるのを、
県が混同したのだろうと説明がありました。
 最後に、越谷市障害者生活支援センター「苞」の田名部憲一さんから、
以前から市からの委託相談支援を行ってきた同センターが、
国が全サービス利用者に計画相談支援をせよという方針に切り替わった中で、
どのような状況にあるかを報告しました。
同センターの場合、1月の新規相談17件中で、計画作成は5件です。
2012年10月~2015年1月を通して、129件にとどまり、手が回らない状況があります。
越谷市にはほかに主に精神関連の生活支援センターが2ヶ所。
いっぽう、計画作成だけを行う相談支援事業所が6ヶ所、新たにできました。
先日埼玉障害者自立生活協会で開催した勉強会では、
上福岡障害者支援センター21で新たに相談支援事業所を立ち上げ、
計画相談支援を始めた担当者から、これまで壁が厚かった入所施設や病院、
そして家庭の中に入れてもらって、本人とその周り、
そして自治体担当者とも同じ土俵で考える道がひらけたと、
前向きに受け止める発言がありました。
と同時に、今日も同センターの有山さんから離されていたように、
1件計画を作って1万3千円では人件費も出ない制度の現実があります。
 佐藤さんによれば、DPIでも繰り返し厚労省に交渉しているが、
今回の報酬改定でも盛り込まれていないとのことでした。

 終了後の懇親会では、久しぶりに金子さんとあれこれ語り合いました。
金子さんとは、35年前に彼が全国青い芝事務局長として埼玉に来られてからのつきあいですが、
来た理由は絵本作家だったお連れ合いが、
「キューポラのある街」を書いた早船ちよさんの近くに住みたいと切望されたからだと、
今日初めて聞きました。
その前、山形では「サークルきどう」という面白い運動体をやっていて500人くらいが結集したということも。
金子さんは、自分がいまここにいること自体不思議と述懐していました。
 金子さんと一致したのは、
自分たちのかっての「がんばり」とは異なる形でいまの若い人たちも「かんばっている」こと。
ただ、障害者に限らず、人と人の関係の希薄さが増し、社会が細かく分け隔てられている中で
狭い世界にはまりこんで追いつめられてゆく。
自分たち年寄りのアバウトさを活かして、仕切りをちょっとはずしてゆくことも大事だなと。
 そんな大宮の一日が暮れてゆく。by山下浩志