blog 福祉農園通信・龍神伝心

アジアモンスーンに吹かれて
共生の農業
見沼田んぼ福祉農園 

「ぺんぎん村」の新拠点見沼へ

2013-03-31 | 共生社会のデザイン

「ぺんぎん村」の農園班はデイケア事業から地域支援センターに変わって
新しい拠点へお引っ越。浦和の中心街から緑区大崎・見沼へ


農業者トレーニングセンターの近く、大崎公園からも近い


引っ越しの手伝いを終えて農園に回る。

ロータリークラブのメンバーがガールスカウトと畑の手入れをしていた。



一人農作業の感想:by金杉
農園に来るのは一人だけで少し寂しかったです。
ただ桜はきれいですし、
鳥も増え、大根やイチゴなど作物もどんどん育っており明るい気持ちになります。

除草ですが、ネギとネギの間をすきまなく埋めるレベルではびこり苦労しました。

収穫の際に一緒にとるとさらにすっきりすると思います。
他には人数いるときに、
堆肥場の切り返しと薪小屋の屋根作りができたらいいなぁと。


3月28日 さまざまの こと思ひだす 桜かな

2013-03-29 | 季節の便り
さいたま市からスタッフがくるというので農園に向かう。

写真は、撤退が決まった福祉農園の南側。すっかり整理が進んでいる。
耕作する人がいないとこの夏の除草の負担を考えると気が重い。

農園に着くとぺんぎん村のメンバーは作業を終えて既にいない。

  藤枝さんが残って作業していた。



さまざまの こと思ひだす 桜かな(芭蕉)

役所が来るのに時間があり、最近来なくなったメンバーに電話していると
中学まで農園で活動していて、今は早大学政経学部に学、タクトに連絡がついた。
「この春からゼミが始まる」と大学生として気概が伝わる声がかえって来た。



さいたま市のスタッフが持ってきてくれた
さいたま市総合推進計画」の冊子。
さいたま市総合推進計画審議会のメンバーの
要請に農園まで来てくれた。
集中を高めて事に当たろうと覚悟を決めた。










3月23日 見沼・風の学校 卒業を祝う会

2013-03-24 | 季節の便り

見沼・風の学校 卒業を祝う会

17才で浦和の街にやってきた。
そして26の春、農大を卒業して
故郷宮城角田で農業経営に従事する。

3年で法学部を卒業、法科大学院で弁護士を目指す。

大学卒業後も幼児教育を目指して学業を続ける。


商品卸業界に挑戦する。
同じ食品卸業に従事する先輩から激励を受ける。






焚き火を囲んで。you tbue

歌う。踊る。語る。


舞う。

:
見沼・風の学校2013年 卒業を祝う会の記録


3月22日 見学者あり

2013-03-23 | 共生社会のデザイン

神戸大学の学生さんが遠路、見学に来てくれた。

「ぺんぎん村」に加えて「わらじの会」も農作業に来たので
福祉農園を感じてくれたのではと思う。



除草作業を手伝ってくれた。聞けば農学校で2年間学んだ後に
神戸大学に編入入学したしたそうだ。

作業を終えて、農園案内する。

その後に、川口差間にある「見沼自然の家」を案内する。



「見沼・自然の家」には炭焼き小屋等、以前より充実していた。


3月22日 寂しい話

2013-03-22 | 農作業

福祉農園第1農園南隣の圃場。
今泉さんが耕作している圃場に重機が入って撤収作業が始まった。

今泉さんは「77才になり、これ以上、圃場を借りて耕作を続けることは限界だ、
自分の畑をしいかり耕作を続ける。」と話していた。

ほぼ撤収作業が進む今泉さんが耕作していた圃場。
耕作者が見つからないと夏までには雑草の生い茂る荒廃地になる。
農業に一人勝ちはない、一カ所から全体に雑草のは広がる。
早く、耕作者が決まることを願う。


新座福祉ネット東井研二さん逝く

2013-03-21 | 共生社会のデザイン


障害のある人もない人も、地域で共に育ち、共に生きる
新座のネットワークの後ろ盾、東井研二さんが亡くなった。

写真は、埼玉障害者自立生活協会のシンポジウムの時の東井さん。
東井さんは埼玉障害者自立生活協会の重鎮でもあった。



新座との付き合いは30年を超える、
新座団地の近くにあった学童保育所「風の子クラブ」を訪れたことに始まる。
「子どもの遊び」を大切にする「風の子クラブ」の運営は共同保育、
住民の自治によって運営が行われていることに興味を覚えた。
その推進役が当時市議をしていた太田ひろこさんと、
「いずみ人塾」を主宰していた東井玲さんだった。
太田さんや東井玲さんとの付き合いの中で、
東井玲さんのご主人、当時工業高専で教授していた研二さんを知った。
玲さんの「旦那」と言うことで「あずあい旦那」と読んでいた。
団地商店街のスナックで「あずあい旦那」と良い時間を過ごして時のことを思う出す。
今は、そのことが懐かしい。


宮城角田よりの便り

2013-03-19 | 季節の便り
春の恒例行事「江払い」朝早くから
午前中いっぱい集落総出で数キロに及ぶ
用排水路をスコップで泥あげを行いました。

農業用水路ですが
山の水や大雨の時などに大きな役割を果たしています
ほぼ無償の仕事ですが、わが集落はほぼ全戸作業に出ています。
最近では、高齢者も多く出役免除の家庭も増えてきているのですが、
この作業が出来なくなれば荒廃した集落、
荒廃した農地になっていくのかなと案じています。
GDPが増えるとお国が言っていますが、
増えたらばこの作業お国がやってくれるのでしょうか?
農地は国民の食料を生産する為にあると「農地法」に記してあります。
生産できない環境を作ることは法律に反しているのでは?

『いのちの風 農のこころ』

2013-03-18 | 共生社会のデザイン

わらじの会と宮城県の角田を訪問する。
わらじの会は、20年近く角田の米や味噌を共同で購入している。

早速、大規模稲作経営の面川さんの田圃を見に行く。

そして米の乾燥・調整プラントを見せてもらう。
案内するは、福祉農園スタッフでもある面川常義君。


面川さんの家に訪問。おじいさん、おばあさんと茶を飲みつつ語る。

夜は、堀米さんの家に移動、堀米さん宅で行われた夜の宴会は、
途中から地元で、新たに結成された青年団「Re-bi
rth」のみなさんも合流し、
豪快に肉や野菜をなどを食し、タイ
のこと、学生運動のこと、青年運動のこと、
障害者運動のこと、こ
れからの農村のことなど世代を超えて語り合う。


 写真は堀米家から出てきた、1990年角田市農協青年部が開催した
「アジア モンスーン稲作農民炉ばたまつり」のポスター。
炉辺のこの雰囲気だということでつくられた庄屋宴会風のポスター。...

みなさんとても若い、角田は理屈ではなく、
「バカで行動力があるから大成功したのだ」面川義明
「九回裏の大逆転はいま始まったばかり」堀米荘一
そして、「アジアモンスーンはいのちと文化の風だ」猪瀬良一
炉端まつりの記録、『いのちの風 農のこころ』)(学陽書房より)
 ここからアジアと角田の交流が始まり、北タイの研修農場が生まれ、
タラート村にミシンがおくられた。


この縁で角田の米を、埼玉
の障害者運動の仲間との米の提携になった。
そして常義が見沼に
やってきた。


 夜半過ぎまで語り合う若衆の横で、年配者たちは床につく。
「若
衆の語りを枕に寝るのは気分がいいよな」とは、翌日の山下さんの言葉。
 世代を超えて、地域をこえて、地域にこだわる人々が結び合う。

 ちなみにタラート村に一緒にいった島岡幹夫さんは、
原発計画終
結後が現代農業に書いた文章には、
これからの夢として「アジア 
モンスーン」のことが語ららえている。
これは88年7月に開催さ
れた
全国農協中央会主催の「いのちの祭り」に呼応したもの。
 いのちの祭りとは、
88年7月、そのころから横行しはじめた
構造的ともいえる
農業たたきを打ちのめすため、従来までの米価値
下げ反対大会に代わり、
「食・農そして命」の観点から「農業の自立
と共生を考える」シンポジウム。
全国農協中央会が主催した。農園代表が事務局長をつとめた。

炉端まつりも、いのちの祭りに呼応するものであり、
さらに言えば見沼・風の学校の風は、
アジアモンスーンの風ということで農園代表が命名したものでもあ
る。

 制度にただ反対/賛成するのではなく、
制度を超える言葉を紡ぎ
出していくというのは、
角田や窪川の農民運動にしろ、埼玉の障害者運動にしろ、共通するもの。

そう、TPPをめぐる堀米さん、常
義と山下さん、
水谷さんの語りを聞きながら思う。 
by事務局長


3月17日 農業高校の農作業

2013-03-17 | 農作業


184㎝の長身、この春から、農業高校2年生物生産科、大二郎氏、夏穂さんの学友。


【作業報告】
除草・じゃがいも植え付け、にんじん、こかぶ、ほうれん草の植え付け 


【感想など】
藤枝さんが夏野菜の苗の世話にいらっしゃっていて、
風の学校の苺がいい感じだねと褒めていただきました。
カラスには注意するように、といわれました。
午後には、かよさんが赤ちゃんと一緒に来てくださいました!
すごいかわいかったです。

今日は風が強い日でしたが、暖かく来週には桜もほころんでいました。
卒コンに間に合いそうですね。by千尋


3月16日種を播き苗を作る

2013-03-17 | 農作業


<作業内容>
除草・苗作り&植付け:人参、レタス、大根、オクラ
ハーブ園イチゴ・マルチ張り直し

日も昼頃やってきてワケギの葉を貪り去って行きました。
草の勢いが出てきました。

いよいよ闘いが始まるなあという感じです。

福島千年桜も開花しだしました。

今年は春が来るのが早いなあと感じます。
どんどん植付けやっていきましょう。


今日は、参加者も平均21歳という具合で、新鮮な感じの一日でした。
作業取り纏めをしていたらキジが通り過ぎた。You tube

そして今日居たスタッフはみんな初の畝立てとのことでした。
今年の春夏を通して、
一緒に畑の動き方を身につけていきたいなあと思います。by 諒

木蓮咲く見沼田んぼ福祉農園 春はそこまで来ている

2013-03-16 | 季節の便り

木蓮咲く見沼田んぼ福祉農園 春はそこまで来ている。


梅は盛りを過ぎて散り始め、桜は蕾を膨らませている。


井戸も寒さよけのおおいをはずした。


竹の拡大を抑えるために植えたヒバの木。      フキも花が咲いた。



梅は盛りを過ぎて散り始め、桜は蕾を膨らませている。

井戸も寒さよけのおおいをはした。


竹の拡大を抑えるために植えたヒバの木。フキも花が咲いた。