blog 福祉農園通信・龍神伝心

アジアモンスーンに吹かれて
共生の農業
見沼田んぼ福祉農園 

2011年6月19日 郡上から友

2011-06-21 | 農作業

 

【作業内容】
第1農園・えんどう豆の撤収・リカルドさん苗の植え付け(ナス、ピーマン)ハーブ園除草
・ルバーブ植え付け・かぶ収穫
 ・にんにく皮むき ・乾燥小屋整理(ジャガイモ、玉ねぎ)
・お茶の木剪定 ・ゴーヤのグリーンカーテン(乾燥小屋横のテーブル周り)・ゴミ捨て・芝刈り
 
 
 第3農園 
・キャベツ撤収
・リカルドさん苗の植え付け(ナス)
 
突然の来園者も多く通常作業日としてはとても賑やかで、
各区画で作業を進めることができました。
郡上から実家で栽培した苗を持ってきてくださった上にがっつり作業もしていた
リカルドさんのアドバイスが印象的でした。
除草には刈払機などの機械を適正な時期に使用すること。
またをそれを扱えるスタッフの育成などを指摘していただきました。
全体的な感想としては廃棄が多いことがあげられています。
それぞれの来園頻度が異なるなかで大きな課題だとは思いますが、
ハーブも野菜も育てたものを使い切ることを楽しみながら考えていきたいです。

お疲れ様でした。by早紀
 

レーニングキャンプ2011 ~知恵をつなげる~ - 見沼・風の学校 農的若衆宿&サバイバルキャンプ2011ブログ


2011年6月18日 梅雨の合間の農作業

2011-06-21 | 農作業


【作業内容】
第3農園・ダイコンの収穫 ・そら豆の撤去 ・ねぎの土寄せ ・除草
 
第2農園 カモが営巣している
 第1農園・梅の木、シャッター小屋、乾燥小屋まわりの木の剪定 ・プレハブ小屋の上にテグス張り
 カラスが麦を餌にするので麦のまわりにテグスを張る
 
どうも盗まれたらしいぺんぎん村のキャベツ   
 
感想】人数も少ないし、雨も降ってきたので早めに上がりました。短い時間の作業でしたが、
なかなか充実していました。個人的には自分の区画が気づいたらスカスカなので早めに
次の野菜を検討しておかなきゃいけなかったなぁと思いました。
雨の日で少人数だとできる作業がまだよくわからないので考えていきたいと思いました。by南美
  
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2011年6月14日 明治学院大学での講義の反響 1

2011-06-21 | 共生社会のデザイン

私はずっと除草という行為が好きではなかった。
中学でも高校でも家でも雑草を抜くと言うことは当り前にやっていたけれど、
草は地球に、土に還ることが出来るのに、なんでビニール袋入れて、
ゴミとしてすてるのだろ、
ゴミでないものをゴミとして出して、何か変だと思っていた。
 だから見沼田んぼ福祉農園では、
集めて堆肥として畑にもどす、馬糞も畑にもどす、
そうやって土を作ると聞いてとても納得してしまった。
 そうやって人のつながりを、農業を持続可能に、
ずっと続けることによって保ち続けることが出来るのだと思った。
 原発と農園が対象的なものとして
位置しているというのは何となく感じてはいたけれど、
なんか頭で理解することができた。
原発が分断してしまうものを、
農業が持つコミュニティーの力がつないでいく。
その逆もあり、そうしたものを無理矢理、原発が引き離してしまう。
生きていく上で、精神的にもとても大きなものを簡単に壊してしまう。

福島川俣町計画避難地区山木地区の酪農家が
3,11後に描いた福島に吹いた風の絵

晴耕雨読人類往来記


2011年6月14日 明治学院大学での講義の反響

2011-06-21 | 風の備忘録 

学校で原子力発電所について学んだ記憶はありません。

世界史での中での「チェルノブイリ」について学んだくらいです。
日本の原発があるのは知っていたのですが
火力や水力と同じようなものだと思っていました。
原発はあっても2基ほどしかないと思っていました。
それが50を超えるほどもあるなんて。

原発の話、私が習ったにはCO2が削減できるというメリットしか学びませんでした。

原子力帝国によって自分は制御され、管理されて、
生きてきたから電気がなくなったとき、
自分は生活のコントロールが全くきかない人間になるのだろと思う。
その時、ネットワークまで分断されていくのは一番怖いことだと思った。
原発事故によって人間関係が、人と生きものの関係が、
人と食べものがの関係が分断されることが、今後もずっと増えていくと思う。

分断、つながりについて深く考えさせられた時間でした。
「制御」管理」されていると考えると恐くなりました。
自分は小学生の時に東海村での事故で地元の千葉県でも
窓を閉めさせられる等の体験をしたので恐ろしいものだと感じていました。

福島の酪農家が描いた絵と詩
 「風の知らせ」

風のしらせ
絶対です 絶対です
絶対に安全です
安全です 安全です 安全です

あれ あれ
想定外の事態が勃発しまいした。
危険です 危険です 危険です
このエリアは危険です
ただちに避難してください

ボクは タカツムリの靴しか持っていません
年老いた家族や家畜もいます
どこで難を避けろというのでしょう
明日からの生活はどうすればいいのでしょう
危険と言われても
すぐに逃げ出すことは出来ないのです

どこか遠くの危険なの及ばないところから
誰かがさけんでいます
このエリアは、危険です

安全です
ただちに健康への影響はありません
ただちに健康への ただちに健康への
ほんとうのことは何一つ知らされずに
右往左往する情けないボクがここにいます

晴耕雨読人類往来記