blog 福祉農園通信・龍神伝心

アジアモンスーンに吹かれて
共生の農業
見沼田んぼ福祉農園 

見沼基本計画(素案)に対する意見メモ

2010-08-31 | 龍神伝心
見沼基本計画(素案)に対する意見メ
八木 信一 九州大学大学院経済学研究院准教授
◎計画推進のガバナンスについて
計画はそれだけでなく、
これを推進する組織と財源がセットになって機能するようになる。
組織と財源は計画推進のガバナンスにかかわるが、
このうち組織については調整組織の設置が提示されている一方で、
財源については中長期的な財政計画が全く示されていない。
セントラルパークの整備や斜面林の保全などは、
当然のことながら財政支出を伴う。
財政制約が厳しいなかで、
これらをはじめとした計画内容の実現可能性を評価するために、
財政計画の作成と公開は不可欠であると考える。


◎見沼田圃の将来地域構造について
見沼田圃の将来地域構造の前提として、
生態系ネットワークや生物多様性の維持が真っ先に位置づけられていることは、
不可解である。
これらはあくまでも田圃保全の結果の1つであり、
それを目的として計画は進めることには違和感を感じる。
見沼田圃を「エコロジーパーク化」したいのであろうか。
見沼田圃の生態系の維持は、
それに必要な水循環と大気循環の安定性が不可欠であるが、
計画ではこれらの関係性が断片的にしか捉えられていない。
さらに、水循環と大気循環をめぐっては、
土地利用の現状やその変遷との関係を把握することが重要であり、
土地ごとのきめ細かい調査を行う必要がある。
そこにおいて、
農業者だけでなく市民も巻き込んだボトムアップ的な調査をおこなうことは、
見沼田圃の多面的機能の評価を共有することにおいても有効であると考える。
しかし、このような志向性を。
見沼田圃の将来地域構造図から垣間見ることはできない。

◎見沼田圃における農業について
計画は、「これから」を主張することに偏っており、
その根拠となる「これまで」の政策にかかる評価が十分にはなされていない。
このことは、とくに見沼田圃における農業をめぐって、顕著に見られる。
高付加価値化やブランド化、および直売所など、
地名を換えればどの地域でも該当するような政策が羅列されている。
見沼田圃の特性やそこで展開されている農をめぐって、
具体的に論じられてこそのローカルビジョンなのではないだろうか。

◎農地としての復元が困難な荒れ地等への対応について
計画では、農地としての復元が困難な荒れ地や耕作放棄地については、
湿地や草地などとして管理することについて検討を進めるとしている。
だが、湿地や草地という人の手があまり加わらない状態にしておくことが、
はたして「活用しながら保全すること」と言えるのだろうか。
公有地化推進事業の評価も踏まえつつ、
復元が困難になる前の対策を拡充させることを、
考える必要あるのではないか。
<以上>

「さいたま市(仮称)見沼基本計画(素案)」の公表および意見募集

2010年8月28日29日  風の学校の週末作業

2010-08-30 | 農作業

■8月28日の作業内容
・水汲み・苗への水やり・芝刈り
・山東菜、小松菜の植え付け
・赤紫蘇の撤収→耕運機がけ
・はつか大根、春菊、キャベツの植え付け
・ニンジンの植え付け

この日も暑く、
畑が日照り状態で植え付けた苗がことごとくダメになっています。
坂本君からもらたカリフラワーとブロッコリーがやられてました。
隣の今泉さんは消防車のホースのようなもので散水をしていましたが、
しばらく水やりを気にしてください。


植え付けは雨が降るようになってからがいいかもしれません。
サバキャンの時よりは日差しが弱くなっていましたが、
まだまだ暑さは続きそうです。
暑い時間はしっかり休んで作業を進めたほうがいいと思いました。
以上

■8月29日の作業内容
・除草・水やり(第三は水中ポンプにて)・きゅうり撤去
・秋取りきゅうりネット張り・毛虫駆除(加田屋川沿い)

そばうち体験(上木崎公民館にて)
今日は代表とスタッフが3名の計4人で午後からそばうち体をしにいってきました。
おいしいそばの打ち方を覚え、
そば粉もたくさん戴いたので今度は農園でみんなでそばうちやりましょう。
打った蕎麦を農園で早速いただく

今日も相変わらず暑くて、
乾燥していたので苗に水をたっぷりやりましたが、
週末しか水やりが出来ないので不安です。
毛虫駆除(加田屋川沿い)

アメリカシロヒトリという毛虫が加田屋川沿いの桜の木に大量発生していて驚きました。
見つけ次第枝ごと切って燃やしていくしかないみたいですね。
まだまだ暑いですが体に気をつけてやっていきましょう。by純一

さいたま市見沼基本計画(案) 見沼自然環境調査報告書

2010-08-28 | 龍神伝心
さいたま市見沼基本計画(案)の地区別施策
[トラスト保全1号地エリア施策の方向性]
緑のトラスト保全1号地を中心に、
まとまった斜面林や公園緑地を核とした良好な自然環境を保全するとともに、
野生生物の生息空間としての充実を図っていきます。
[具体施策]
<後継者・担い手に対する支援、耕作放棄地の解消・活用>
○水田の保全を図るため、農業の担い手の確保・育成や、
経営安定化に向けた支援、耕作放棄
地の解消などを推進していきます。

<特定外来生物の駆除>
○加田屋川及び見沼代用水沿いに繁殖したアレチウリ等の
特定外来生物の駆除を市民との協
働により実施し、重要種の保護を進めます。

<斜面林や農地、用水、河川を主体としたネットワークの形成>
○トラスト保全1号地を中心として、
見沼代用水東縁沿いの斜面林や台地上の屋敷林などの保
全を図ります。

○トラスト保全1 号エリアは、
斜面林から河川までの横断方向の生態系のセットができあがっ
ているため、ここをエリアの核として生態系の維持に努めます。

○エリアの北西部と南西部に
シュンラン、カワヂシャ、カラタチバナ等の重要種が若干集中する場所があり、
ここを整備することによりトラスト保全1 号地のような生態系の核とし、
将来的にこれらをつなぐ大きな生態系ネットワーク形成を図ります。

○トラスト保全1号地周辺の重要種の確認された耕作地を中心に、
耕作放棄地の再生や有機農
法等による水田環境の保全・復元を進めます。

<湿地や水辺の自然植生の保全・復元の促進>
○加田屋川や芝川の水質改善や水辺の自然植生の保全・復元、定期的な土手の草刈り等により、
良好な河川環境の維持を図ります。
○見沼代用水のコンクリート護岸から自然護岸への復元について調査・検討を進めます。

<案内サインの整備、来訪者が憩える休憩施設等の整備、
コミュニティサイクルの導入の検討>
○緑のヘルシーロードなど「見沼田圃の散歩みち」のコース上や、
周辺の歴史資源等へのアクセスルート等について、
案内サインや休憩施設等の充実やコミュニティサイクルの導入につ
いて検討を進めます。

<市民農園・観光農園等の充実>
○見沼自然公園、さぎ山記念公園など公園や県民ふれあい農園などについて、
市民の環境学習や農業体験などの場として利活用の促進を図ります。__

さいたま市見沼基本計画に向けた
見沼自然環境調査報告書に以下の記述がある。
トラスト保全1号地エリア
生態系ネットワーク形成の方針

1.4本の川や水路の間を動物が行き来できるよう、
合流点付近に樹林や草地整備し、
可能な場所は畑地を水田に誘導する

2.中央分を道路(市道三室野田線)で分断されるため、
道路の下を横断する水路の脇などに、
動物が移動可能な平場を設けるなど等、
生態系の分断を緩和する対策を施す。
ここで言う「生態系」とは何か?

トラスト保全1号地エリアでは
花木の苗木栽培や野菜栽培の畑作が大勢である。
畑作や苗木栽培はこのエリア」にはあってはならないことのようで、
「畑地を水田に誘導する」とある。
「畑地を水田に誘導する」とは、
米の生産調整のため新規開田の禁止の政策をしている
さいたま市は、独自の農業政策を行うということなのか?
見沼たんぼで田の比率は約5パーセント。

「さいたま市(仮称)見沼基本計画(素案)」の公表および意見募集

2010年8月25日 見沼田んぼ・さいたま市&市民ネットワークの第2回運営会議に

2010-08-26 | 風の備忘録 
後2時から浦和コミュニティセンターで行われる。
見沼田んぼ・さいたま市&市民ネットワークの第2回運営会議に出席するため。


浦和パルコへ。


「見沼学」1号から4号を、
それぞれ5冊を中央図書館の見沼特設コーナーへ寄贈してから
浦和パルコの上の階の浦和コミュニティーセンター


「第2回来て見て見沼たんぼ」「第2回見沼たんぼクリーン大作戦」の実施を決めた後、


写真コンクール「私の好きな見沼たんぼ2010」の1次審査会を行われ、
29作品が選ばれた。

さいたま市と市民による見沼たんぼのホームページ

人は特別支援教育と福祉のみによって生きるにあらず!

2010-08-24 | 龍神伝心
パレード デモンストレーション 障害者たちの存在証明
総合県交渉プレイベント「ちんどんパレード」
総合県交渉 主催・埼玉障害者市民ネットワーク
福祉農園の仲間もデモに参加
人は特別支援教育と福祉のみによって生きるにあらず!
普通教育、住宅、交通、雇用、共に働く事業所、権利擁護、介助、活動の場…
共に生きる総合施策を、たくさんの県担当者と徹底討論する二日間
「総合県交渉」9月1(水)、2(木)両日10:00~ 埼玉会館

一番いい環境」って何だろう?(「月刊わらじ」2010年7月号より)
我が家は今年、大きな選択に頭を悩ませている。それは『長男の就学問題』です。
自宅より一番近い小学校には特別支援学級はないが、教育センターから勧められて、
特別支援学校や特別支援学級の見学をするも、私には我が子がそこに通う姿がイメーできない。
でも、普通級でやっていけるのだろうか?
3年前の幼稚園選びの時にも同様なことがあり、その頃の不安な日々が思い出される。
「お子さんのために一番いい環境で...」と口をそろえてみんな言うけれど、
「一番いい環境っていったい何だろう?」
「子供のためになる環境っていったい何だろう?」
現在、通っている保育所では、同じクラスの健常児や先生方に優しく支えていただき、毎日楽しく過ごしている。
部屋まで送っていく私に、元気に「バイバイ」と言う姿は、たくましくも見える。
クラスの子が私に「いつになったらお話できるの?」とか「小学校へ行けるの?」など素朴な疑問をぶつけてくる。
「大人になっても今のままじゃやばいよね」という子もいる。

一方「お話しなくても、それが○○君だから」とありのままの我が子を受け入れてくれている子もいる。
周りの子に助けてもらってばかりだと、自立できず指示待ちになってしまうのだろうか?
自分が周りの子に比べてできないことが多いと、劣等感が募り、自尊心が育たないのだろうか?
だから、身の丈にあった居場所へ行った方がよいのだろうか?
でも、助けてもらうことで、お友達のことを好きになってほしい。
周りを見渡せばお友達のよいお手本があふれている環境で、毎日少しずつでも進歩していってほしい。
そう思うのは親のエゴなのだろうか?
子どもが自分で選できない今、我が子の居場所を選択するのは親の役目。
この先も様々な選択に迫られていくのだろう。
我が子が自分で自分の将来について選択できる日が来ることを願ってやみません。

共に学び・働く―「障害」というしがらみを編み直す/ウェブリブログ

農村景観・自然環境保全再生パイロット事業解析すすむ

2010-08-23 | 龍神伝心

見沼田んぼ福祉農園では農村景観・自然環境再生パイロット事業を
2009年・2010年にわたり実施してきた。
農村景観・自然環境保全再生パイロット事業とは?


事業の目的
人の心にやすらぎを与える農村景観を維持するため
1)農村特有の良好な景観形成の促進、
2)農村の豊かな自然環境の保全再生の推進、
に向けて、地域密着で活動するNPO等を支援すること。

担当省庁・部局】 :農林水産省農村振興局整備部農地資源課
土壌分析の目的
「見沼田圃公有地化推進事業」の10年間の成果を検証し、
有効な保全・活用策と持続可能性を検討すること。

2009年度調査 
「福祉農園の土作りの成果と課題」
「見沼田んぼ福祉農園」周辺 55検体
農地  :34
非農地 :21

2010年度調査 
「土地利用の違いと土壌組成の関係性」
「見沼田んぼ」全域  112検体  
農地 (公有地)  :107
斜面林(台地部) :3
河川敷       :2

土壌調査のまとめ
化学肥料を用いず、
馬糞・剪定材など堆肥を用いた福祉農園の10年の土作りの成果、極めて顕著。

福祉農園は、
公有地の景観保全のみならず、農地の生産力を再生し、新たな価値を生産。
除草・景観作物の管理は、
景観維持に有効でも、
農地の保全・活用としては、低いレベルにある。
地力回復には、10年スケールでの継続的な実践が不可欠である。

“相互連動性”の視点から 「保全」と「活用」を問う!
見沼は「酸性土壌」

見沼の土壌に対する先入観がある。

帰化植物が生い茂る荒廃地化が広がる見沼田んぼ。
【前提】セイタカアワダチソウ等の帰化植物は、
アルカリ性、富栄養の土壌の場所に広がる。
セイタカアワダチソウ(帰化植物)

【仮説】河川敷や公有地に放置された建築残土のセメント、
コンクリからアルカリが容脱。 ⇒見沼田圃のアルカリ化が進行!

帰化植物の駆逐は、
除草(事後対応)でなく土作り・物質循環の視点から問い直す!

見沼田んぼ福祉農園通信

2010年8月22日 コンパニオンプランツ

2010-08-23 | 農作業
作業内容
芝刈り、各畑の見回り、
水やり、チェーンソーの目立て
一人での作業で少し心細かったですが、
なんとか段取りを組みながら作業できました。
byユキヒロ
芝刈りの終わった芝生広場
線虫退治のコンパニオンプランツ マリーゴールド
アブラムシを集めるコンパニオンプランツ ソルゴ
全身にアブラムシを集めて枯れ始めたソルゴ
  百日紅咲く
木陰のありがたさを感じる時

2010年8月21日 猛暑の夏を乗り越えて

2010-08-22 | 農作業
作業内容
耕運、水菜の種ま、手入れ、ニンジンの種まき、
薪つくり
農園産の小麦、農園のブルーベリーのジャムのクレープ
誕生を祝うクレープを喜ぶスタッフ 
猛暑、汗が背中で塩になった 百日紅咲く
足下は地下足袋
胡麻やササゲの収穫をする清水さん一家
収穫したササゲ
さいたま市の農業祭で売るそうです
雑感 見沼・風の学校

サバキャン大変お疲れ様でした。今日の作業もサバキャンに負けないくらい暑く、
みなさんいい汗をかいて作業をされていました。
サバキャン終了後作業でしたがそれぞれのペースで
ゆっくりかつしっかり作業できた日でした。byユキヒロ

見沼サバイバルキャンプ2010 EIEIレポート1

2010-08-20 | 農作業
EIEIレポート
8月8日 今年のサバキャン、まずはお風呂作りから!


今年は女性の参加が多く女性もドラム缶に入る為、気合いを入れて作成!!
4人で力を合わせた力作のお風呂です。
昨年から使っていないドラム缶の汚れを落とす。クモの巣らけだった。


女性陣は足場を作ります竹を切り、割り、つなげる・・・試行錯誤。


排水にもこだわる。


お風呂の形が出来てきた!さらにもう一工夫・・・
完成!!今年のお風呂はメンバーで討論した結果、
「若香の湯」に決定!若さが香る湯です。


初日はレモングラス風呂。女性にも嬉しいアジアンビューティーのお風呂です。
その後、ミント風呂、お茶風呂など快適なお風呂として大活躍でした。

8月9日
二日目は朝から雨。分科会後、小麦粉作り!


唐箕をかけた後、残っている小石などを取り除く。皆でのんびり作業。


小石などを取り除いた小麦。


一つひとつの作業に手間と時間がかかる。粉にするのは大変!!
湿っていて、石臼からなかなか粉が出てこない。やはり乾燥した冬の作なのだろうか。


出来上がった全粒粉! ピザ?ホットケーキ?クッキー?楽しみが広がる。
雨が上がり午後は除草作業。


蒸し暑い。虹が出た!!


8月9日(3日目)
ナスの追肥、これでナスたちには秋まで頑張ってもらおう!

一年大学を休学して愛媛の農園で農作業をしている。すぐに馴染んで作業。

見沼・風の学校 農的若衆宿&サバイバルキャンプ2010ブログ

見沼サバイバルキャンプ2010 EIEIレポート2

2010-08-20 | 農作業
8月11日(4日目)テントを裏返し、移動。テントの下のしおれた芝生を見ると、
なんだか芝生に申し訳なくなる。


除草作業中、何やら不思議なものが・・・


なんと元堆肥場から冬瓜が生えていて、
ひまわりに絡まりながら成長していた!!



8月12日(5日目)農園をでて厚沢さんの家へ向かう


教育の話、草食系男子の話、戦争中の話などをしながら作業をした。
「最近の男は意気地がない!」としきりに言っていた厚沢さん。


昭和30~40年頃、
厚沢さんは畑をゴルフ場か果樹園にしてしまおうと思ったが道もなく機械が入らず断念したという。
みんな米、麦、芋ばかりを作っていたというが、当時にそんな発想をした人は他にいたのだろうか・・・

今回の作業は大豆の畝間の除草。厚沢さんはこれで一年分の味噌を作る。
取っても取っても終わらない!先が遠くなる作業。
厚沢さんは元気!!いつもは厚沢さん一人でやっている。


大豆と雑草に埋もれる。

お昼御飯


自転車で通り過ぎる人の視線をあびながら昼寝。
木陰が少なく農園より暑かった!けれど、ぐっすり。


夏空 農園ではみんな何をしてるのかなぁと考えながら、お昼休憩。
だいぶ除草が進んだ。
農園から出て、違う角度から見沼の夏を感じる。


午後も除草!


畑がきれいになった!

一面あった除草を取り、それを燃やす。

達成感と共に笑いが起こり始める 。

お風呂に入りさっぱりして、厚沢さん班の作業終了!
よく汗をかき、よく笑った。「この日を一生忘れない」と。

8月13日(6日目)今日も朝から除草!!
だいぶすっきりした。
サツマイモ畑に里芋が・・・撤去中にかなり大きな害虫発見!!

害虫を踏んだ瞬間!(連続2回)サバイバル度アップ!

傷ついたり、
柔らかかったりして早めに食べた方が良い芋とまだ保存できる芋に仕分け中。

ずっとじが芋を分けているうちに、ハンサム芋とそうでない芋に分かれ始めた・・・

最終作業日はひたすら除草!歌を歌いたいと思っていたところに、
ラップは黒人が重労働を少しでも楽しく明るくする為に生れたことから、
今の状況にピッタリ!との紀乃の発言からラップを口ずさみ始めた除草班!!
♪あ、あ、汗 くせ~♪ラップを口ずさむと笑いが起こる。
らっぷも英語ものっていた!
♪どくだみ~くさみ~しぶみ~ちょっと好み~♪(ラップ)
途中、ラップが消え、鎌の音だけになりつつも、ひたすら除草・・・
最初から最後まで除草!きの、りょう、ゆかり、お疲れ様!
やっぱり農園の夏は除草ですね!

8月14日(7日目)
これが女性陣がお借りしていた露天風呂です!!
元々薪を燃やして沸かせていたお風呂を再利用!


お風呂を貸して下さったり、
作業をさせて下さったり厚沢さんには本当にお世話になりました!!
これからも宜しくお願いします。

見沼田んぼ福祉農園通信

もう一つのサバイバルキャンプ2010 in千葉 1

2010-08-18 | 様々な農
草刈りおねがい.JPG 今年は、参加者が多くなった都合から、
梨農家の友人と、
こちらに3名ずつ受け入れることになった。
受け入れ期間は3日半。
農園作業より負荷が高いだろうとの判断から、
元気の良いやつらが派遣されてきた。
『ガンガン作業させてください。』だって。
さて、何をお願いしようかな。
真っ先に思い浮かぶのは、やっぱり草刈り。 
そろそろ畦畔板も抜いておかなければ。
 初日の午前中は、普段通り工事。
農園から移動してきた彼らは昼前に到着。
午後から農作業を開始する。
とは言っても、スタッフの男の子が一人で、
女の子が二人。
刈払機の経験者は一人だけなので、
あまりハードな作業はさせられないだろうか?
始めますか.JPG
巻いといて.JPG 自分と男の子(ユキヒロ)は、機械で、
女の子は畦畦板の巻き取りという分担で作業を進める。

でも、
巻き取り作業は草刈り作業よりも早く終わってしまった。

え、刈払機を使ってみたい?
そうですか。余分に持ってきてるし、お願いします。
重たいし、無駄に出力もあるやつだけど、
君たち二人ともちっちゃいし大丈夫かな・・・まあか/FONT>
しっかりと防具を装着させた後、ハーネス(両肩掛けの吊りバンド)を調整限界までまくり上げて
機械を持たせ、とりあえず平地を刈ってみてもらう。

操作の説明も必要最小限。・回転は上げすぎない
・右から左に刈る。
・刃物を当てる位置は、円盤を時計に見立てて9時から12時。
・腕の力で機械を振り回さずに、体ごとひねりながら刈る。 
あれ、なんだかこの子達はスジがいいかも。
力の有り余る男の子に持たせると、未経験者の場合は無闇に回転を上げて振り回してしまい、
仕上がりも雑になる事が多いのだが、女の子の場合はとにかく無駄な動きが少なく見える。
非力な人に強力な機械という組み合わせは、意外な程に威力があるようだ。

二日目も、早朝から畦畔板巻きと草刈り。もう、最初から全員に刈払機を渡す。トコトン慣れてもらおう。
ヤブ刈りOK.JPG 緑の子(リナ)にいたっては、
手裏剣4枚刃そ装着した状態で、
桑の木や笹が生い茂るヤブを刈ってもらった。
それでも普通にこなすのだから、これは本物だ。

緑の子(リナ)にいたっては、
手裏剣4枚刃そ装着した状態で、
桑の木や笹が生い茂るヤブを刈ってもらった。
それでも普通にこなすのだから、これは本物だ。

それでも、やっぱり疲れるものは疲れる。 
歩いているだけで死んでしまう人がいるこの頃。
休まないと、この暑さにやられてしまう。
刈ったばかりのヤブで小休止、と言うかゴロゴロ。
こんな日陰も、田んぼの周りでは貴重だったりする。
数少ない日陰.JPG
瓦礫処理おつかれさま.JPG ユキヒロは、
途中から急遽工事に入ってもらう。
犬おじさんの指導のもと、屋根の上の瓦礫を片付ける。

ここは、コンクリートの上で日差しを遮るものが何も無い。
とにかく水分と休憩を良く取るように指示。 
すまん、
工事を手伝ってもらうという頭は当初無かったのだど/FONT>

少しでも工期を短くしておかないと後がつかえてしまうんだ。

それにしても、みんな好奇心旺盛。高所なのに平気で上がってくる。そんなトコ座んないでよ。
って、自分もいつもやってる事なのに、見ていると少しハラハラする。
今度は草抜き.JPG 昼食後、
しばしの休憩を取ってから全員で田んぼのヒエを抜く。
ここからは、
向風学校のメンバー1名も合流。
5人もいるとだいぶ助かる。
で、田んぼにしゃがんでみんな作業しているのだが、
小さい子だと何所にいるのか全然判らない。
今年は、他所の田んぼでもヒエの発生が多い。
この暑さで干上がり気味になっているのも
原因の一つのようだ。
カマ貸して~.JPG 暑いよね~.JPG
少しでも涼しい所を見つけては寝そべって、
なんだかネコみたい。冗談抜きに休憩が命。
本当に草ばっか.JPG 夕方は、
畑の除草と耕耘機がけ。
彼らには、
本当に草にまつわる作業しかしてもらっていない。
おかげさまで、
全体的にキレイになりました。
トマトは完熟ですよね.JPG 作業が終わる頃、先生が通りかかる。
そして、トマトを好きなだけもいでいっていいという、
ありがたいお誘い。
こんな風に地元の方とのコミュニケーションもある方が、
学びの場としてもふさわしい。

路地栽培・完熟・農薬も無しのトマト。
畑で食べるのが一番おいしい。以降の食事でも助かります。

もう一つのサバイバルキャンプin千葉

2010-08-18 | 様々な農
この日から、向風学校メンバーの合宿が重なっており、
寝泊りするスペースが無くなってしまうので、
それを確保する意図があっての作業なのだが、
当日の自分は乾燥機の移設作業を行っていたため、
写真が撮れず終い。少々惜しい事をした。

この日はみんなで二階で雑魚寝。
意外と涼しくて寝心地も良かった。キレイにしてくれてありがとう。
4日目(田んぼ滞在最終日)の早朝は、
またしても草刈りの続き。 ユキヒロも、
操作に無駄が無くなってきた。
連日の疲れが蓄積してくると、
無意識に効率の良い動きをするようになるのだろうか。
青い子(ほーりー)には、
清水の湧く深い箇所を刈ってもらう。
理由は、田植え足袋を履いていたことと、
体重が軽いので湿地向きなこと、何より、これまでの
作業の丁寧さと速さから。
上達してきたね.JPG
湿地刈りの場合はナイロンコードを使用しているので草の破片や泥がやたらと飛んでくるのだが、
そんな悪条件をものともしない。
マムシがいるかもよと言ったところで、別段ひるむ様子も無い。
よくよく聞いてみれば、地味に草刈りにハマっていたのだそうだ。
うん、もっと手伝ってください。みんなの作業している様子も、もう割と安心してみていられる。
法面も丁寧.JPG4枚刃使いのリナ、
今度はアゼの際とそこに隣接したヤブに挑戦。
この子は、チップソーが無くても、
どんな場所でもソツ無く刈れるようになった。
是非、刃の研ぎ方まで教えたかったのだが、惜しくもタイムリミット。 
こんな感じで、賑やかに田んぼの盆は過ぎていった。
そして、農園までみんなを車で送り、キャンプの打ち上げに参加して、翌日に一人で戻って来た。
また面白い農園仲間が増えた。
気が向いたら、稲刈りの手伝いにも来て欲しい。なに、
秋が深まったら自分も農園にスタッフとして顔を出します。
そろそろ機械メンテも色々とある頃でしょうから。

2010年8月8日 見沼・風の学校サバイバルキャンプ始まる

2010-08-17 | 農作業

初日、第一農園ではテント設営、ドラム缶風呂作り、
紫蘇ジュース・お茶作り、各種整理、と一週間生活するための準備を行い、
第二農園では浦和競馬場のトレセンからは馬糞堆肥を運び、
第三農園では北浦和ロータリークラブの方々との同作業を行う。
農園にあるものを使って生活する空間を作り、見沼にあるものを使って畑の土を作り、
協議会団体と協力して農園整備を行う。自分達だけでは完結しない、
見沼で共に生きるサバイバルキャンプ2010の始まりだ。
サバイバルキャンプ始まる
馬糞堆肥の搬入と第3農園で藪の開墾作業
馬糞堆肥の搬入
農園茶を作る
医薬品が贈呈された
昼は浦和北ロータリークラブとの共同作業を終えてバーベキューを楽しむ

初日から30名を越える参加者が集まり、各作業班に分かれ炎天下の中作業した。
各リーダーを中心に短時間で仕事を済ませ、好スタートを切ったかに思えたが、
作業後に気づいたのは30人分の消耗。
個人の体力だけではなく、園内の飲み水、井戸水、氷、燃料。
日常生活では意識しないが、農園ではその消耗を意識しなくては生活できない。
1日作業してみて、
それぞれが足りないもの、注意力、体力、意思疎通を感じながら取りまとめを終えた。
30人が生きる、そして活きる道が見つかるのか、サバイバキャンプ2010は始まった。
プログラムリーダー ジュンゾウ
ドラム缶風呂の準備

見沼・風の学校 農的若衆宿&サバイバルキャンプ2010ブログ

2010年8月9日のテーマは「夏草との戦い2010!」

2010-08-17 | 様々な農
午前中は雨、ハウス内で小麦を挽く
農具小屋の徹底清掃
午後から雨が上がり、晴れ間ものぞくようになり、除草作業も薦めることができました。
雨が上がり円陣を組んで屋外作業始動
午後から雨が上がり、晴れ間ものぞくようになり、除草作業も薦めることができました。
予定調和ではいかないということが当たり前だし
そこでどのように動けるかとか何ができるかが大事だと実感しました。
雨の日に雨の日の作業があり、休憩も挟みつつ充実していたと思います。
夕食前には大きなじを見ることができました。

蒸し暑さや寒暖の差で体調も崩しやすくなっています。
明日もお互いの顔を見ながら、確認しあっていきたいです。

お疲れ様でした。また明日よろしくお願いします。 byあずさ
サバキャン2日目 - 見沼・風の学校 農的若衆宿&サバイバルキャンプ2010ブログ

2010年8月10日 テーマは「畑を知る」

2010-08-17 | 農作業
この日のテーマは「畑を知る」
畑の除草作業や堆肥の運搬、夏野菜の手入れなど畑作業を中心に作業を行なった。
朝作業 ・今泉さん境界線除草
・加田屋川沿いヤブカラシの除草・芝生広場際の除草

午前作業
・堆肥の運搬 ・トマトの撤収、除草、トウモロコシの撤去
・堆肥の運搬・ヤブカラシの除草、木の剪定
午後作業
・ナスの追肥、除草・薪作り・今泉さん境界線除草
作業がスムーズに進んだ。
天候が安定しなくて、しかも、
これまで風の学校を支えてくれた
ベテランのスタッフが不在の中、
これだけ作業が進んだのは、
この3日間農園でともに過ごした成果だと思うし、
各グループともとても一体感を感じた。
この勢いでサバイバルキャンプを生き抜いていきたい。
サバイバルキャンプ前半戦を終えて
だいぶ疲れがたまってきているので、
休むときは休む、
作業するときは無理をし過ぎないように
注意しながら過ごしたい。
これから4日間全員無事に
サバイバルキャンプを生き抜いていきましょう!

3日目プログラムリーダー 面川常義
見沼・風の学校 農的若衆宿&サバイバルキャンプ2010ブロ