blog 福祉農園通信・龍神伝心

アジアモンスーンに吹かれて
共生の農業
見沼田んぼ福祉農園 

2011年6月14日 明治学院大学での講義の反響

2011-06-21 | 風の備忘録 

学校で原子力発電所について学んだ記憶はありません。

世界史での中での「チェルノブイリ」について学んだくらいです。
日本の原発があるのは知っていたのですが
火力や水力と同じようなものだと思っていました。
原発はあっても2基ほどしかないと思っていました。
それが50を超えるほどもあるなんて。

原発の話、私が習ったにはCO2が削減できるというメリットしか学びませんでした。

原子力帝国によって自分は制御され、管理されて、
生きてきたから電気がなくなったとき、
自分は生活のコントロールが全くきかない人間になるのだろと思う。
その時、ネットワークまで分断されていくのは一番怖いことだと思った。
原発事故によって人間関係が、人と生きものの関係が、
人と食べものがの関係が分断されることが、今後もずっと増えていくと思う。

分断、つながりについて深く考えさせられた時間でした。
「制御」管理」されていると考えると恐くなりました。
自分は小学生の時に東海村での事故で地元の千葉県でも
窓を閉めさせられる等の体験をしたので恐ろしいものだと感じていました。

福島の酪農家が描いた絵と詩
 「風の知らせ」

風のしらせ
絶対です 絶対です
絶対に安全です
安全です 安全です 安全です

あれ あれ
想定外の事態が勃発しまいした。
危険です 危険です 危険です
このエリアは危険です
ただちに避難してください

ボクは タカツムリの靴しか持っていません
年老いた家族や家畜もいます
どこで難を避けろというのでしょう
明日からの生活はどうすればいいのでしょう
危険と言われても
すぐに逃げ出すことは出来ないのです

どこか遠くの危険なの及ばないところから
誰かがさけんでいます
このエリアは、危険です

安全です
ただちに健康への影響はありません
ただちに健康への ただちに健康への
ほんとうのことは何一つ知らされずに
右往左往する情けないボクがここにいます

晴耕雨読人類往来記


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