私はずっと除草という行為が好きではなかった。
中学でも高校でも家でも雑草を抜くと言うことは当り前にやっていたけれど、
草は地球に、土に還ることが出来るのに、なんでビニール袋入れて、
ゴミとしてすてるのだろ、
ゴミでないものをゴミとして出して、何か変だと思っていた。
だから見沼田んぼ福祉農園では、
集めて堆肥として畑にもどす、馬糞も畑にもどす、
そうやって土を作ると聞いてとても納得してしまった。
そうやって人のつながりを、農業を持続可能に、
ずっと続けることによって保ち続けることが出来るのだと思った。
原発と農園が対象的なものとして
位置しているというのは何となく感じてはいたけれど、
なんか頭で理解することができた。
原発が分断してしまうものを、
農業が持つコミュニティーの力がつないでいく。
その逆もあり、そうしたものを無理矢理、原発が引き離してしまう。
生きていく上で、精神的にもとても大きなものを簡単に壊してしまう。
福島川俣町計画避難地区山木地区の酪農家が
3,11後に描いた福島に吹いた風の絵
晴耕雨読人類往来記
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