blog 福祉農園通信・龍神伝心

アジアモンスーンに吹かれて
共生の農業
見沼田んぼ福祉農園 

ボランティア学会2010白金原っぱ大会が無事に終わる。

2010-06-30 | 風の備忘録 
ボランティア学会2010白金原っぱ大会が無事に終わる。
自分は初日しかいれなかったが、久しぶりの再会もあり、
最近であった人と再会もあり、

まったくの新しい出会いもありとても良い時間だった。
当日はバタバタしていてゆっくり話すことは出来なかったけれど。



分科会1障害(しがらみ)を編み直し、地に根を張る」では、
山下さんを筆頭にわらじの会劇団のパフォーマンス的な発表があり、


農園代表の農園設立からの流れの話しから福祉と農業、
そして山口力男さんが農園代表と出会った「いのちの祭り」の話しから、
牛の話、いのちの話へと展開していく、壮大な組曲のようであった。


はじまりは発言者としてお三方は前にパネリストとして座っていたのだが、
気がつくとそれぞれが
会場の思い思いの場所に座りながら発言をしていて、
誰もいない演台とそれをまったく意に介さず
盛り上がっていく話が印象的だった。

農園スタッフのさきちゃんが力男さんを農園案内した際に、
力男さんのその場での印象を
「福祉農園をすでに自分の空間にしている感じ」と言っていたが、
その日もそれぞれがまさにそういった感じで、


あの場は白金でありながら、
恩間新田であり、見沼であり、阿蘇であったなぁと思う。




いろんな重要な要素が多すぎて、
一言で表す力量はまったくないが、
なんとなく今思っていることは「原っぱ」というのは
別に失われているわけではないのだなぁということだ。
周りにあるどの場所も「原っぱ」になる可能性があり得る。
ただ「原っぱ」にするにはいろんなしがらみがあって
それを妨げれるということが多分にある。


それを恐れずに闘争(ふれあい)を重ねていくことが、
重要のではないかと思った。
じゃあ、「自分は何をしていくのか?」が当面の悩みだなぁ。



懇親会では、
こたねメンバーがそれぞれの分科会を自分たちの言葉で語り、
会場全体が各々で語り合い、
こまどり社が舞い、まさに「饗え」(あえ)の場だった。

生きているうちは、おもしろおかしゅう生きにゃあつまらん
今日見た映画で、
上関原発反対運動を28年間続けている81歳のおばあちゃんの言葉。
タフな言葉だなぁと思いつつ、
絶望の際にこそ希望を紡ぐ一言だなぁと身にしみた
byタツヤ

気がつけば「原っぱ」が広がっていた。 - てんと、

2010年6月27日 蒸し暑い日でしたが、よく動き作業をしました。

2010-06-28 | 農作業
作業内容
・じゃがいものハウスからの移動→コンテナに移し乾燥小屋へ ・里芋周り除草
・夏野菜手入れ(トマト、きゅうり誘引と脇き芽とり)  ・トマトの畝間除草および敷き藁

ごーや初収穫!
雨がたまにポツっと降る程度で、
蒸し暑い日でしたが、よく動き作業をしました。夏野菜は良い感じで成長しています。
ミニトマトがそろそろ収穫できそうです。
赤くなっているのを食べましたが、美味しかったです。中玉トマトを早く食べたい限りです!

雑草がやはり破竹の勢いです
トマトにアブラムシが見られ、
木酢液でスプレーした後出来るだけ

手で払いましたが、
もっと有効な手があれば教えて下さい。

今日もお疲れ様でした。byカヨ

 
追伸:白金に参加された方、
26日・27日とお疲れ様でした。


2010年6月26日 スタッフがボランティア学会に参加する中で農園では

2010-06-28 | 農作業
作業内容
・芝刈り ・ナス、あまとう、ししとう、ズッキーニ、インゲン、ピーマンの収穫
・ハンマーナイフモアに注油、クラッチ調整 ・粉砕機注油、刃のメンテ ・チェーンソー調整
太陽は出ていませんでしたが、蒸し暑い一日でした。byサチ
駅に向かう途中、ザクロの花を発見
学会前に明治学院大のパイプオルガンの演奏を楽しむ
分科会で発言するわらじの会 メンバー
分科会パネリストの山下浩志さん
同じく分科会パネリストの山口力男さん

2010年6月25日 全青協元会長 山口力男さん来園す

2010-06-26 | 風の備忘録 
2010年6月26日 13:30-18:00
分科会1 障害(しがらみ)を編み直し、地に根をはる
~共生・共棲するムラの論理へ

会場    明治学院大学2号館2302教室
都市と農村の混じり合う東京郊外。草原広がる阿蘇の農村。
そこに棲みつき、多様な人間、生き物たちと交わりながら生きる人びとが語る。
それぞれの場所で、
「障害」を取り巻く「地域」や「関係」がどのように変容していったのか、
そして彼らがいかに「しがらみ」を編み直し、
多様な人や生き物が共に生きるための「根っこ」としてきたのかを確認しながら、
新たなムラの論理を探る。
ボランティア学会パネリストの
山口力男さん(元全青協)が来園
堆肥を確認する力男さん
山口力男さんとのは1988年7月に全国農協中央会が米価大会を返上して行われた
「いのちの祭りシンポジウム」以来のつきあいになる。
当時、牛肉・オレンジが自由化され、米の市場開放を求める動きが迫っていた。
山口さんは全国の農業青年の先頭に立って「食の自給と農の自立」を訴え戦っていた。

【JA全青協】トップページ
小松光一先生も加わって
山口さんと浦和名物の鰻を楽しみ語り合う。
至上の時だった。

ムラの話をし、世界の話をし、またムラに戻る。
本当にいい大人に囲まれているなぁと思った。
byサキ

2010年6月22日 東京港区白金へ

2010-06-24 | 風の備忘録 
- 日本ボランティア学会を1週間後に控えて課題の整理かねて授業に望んだ
東京の真ん中に残る明治の記憶
実体とか実感することとか、大切なものを失ったまま生きてきて、
土とか農業というのは効率が悪いように見えますが、
それが「本当」なんだっていうのに気づかされるようなお話でした。
エコとかリサイクルとか言われていますが、
横文字で実際にやっているのか分からないようなことが周りに多いのですが、
福祉農園の中で雑草を地力に戻したりしているのはわかりやすくて、
実感できることでした。
今、農業が注目されているのに昔は自給率などは気にせず
お金で何とかしよういていたことを知り、とても驚きかなしくおもいました。


今日のお話で初めて農業叩きがあったことを知ったのですが
現在の自給率の低さが問題になっているので、時代の流れは不思議だと思いました。
当たり前に存在した農業が当たり前でなくなって初めて、
良さが見直されているのは皮肉に感じました。
授業の後、白金界隈を歩く
- 日本ボランティア学会

農業の合理化が進む中、いつしか障害のある人を排除
する卑屈な村になってしまった」(山口力男)


「障害」を個人の問題に帰す医学モデルから、
「障害」は社会的に構築されたとし、
その変革を目指す「社会モデル」への転換が起きています。
そのことには大きな意義がありますが、
一方で、果して私たちは「社会」を、
どれだけ具体的にイメージできるのでしょうか? 
それができるには、配慮や理解だけでなく、
衝突や誤解が常に生まれ、面倒な「しがらみ」がまとわりつく、
「地域」や「関係」といった場が必要です。

都市と農村の混じり合う越谷・春日部の地で、
障害のある人もない人も共に生きるための取り組みをしてきた
わらじの会山下浩志氏、
草原広がる阿蘇で命の農業を実践する
阿蘇百姓村村長山口力男氏、
武蔵野見沼で共生の農業を実践してきた
見沼田んぼ福祉農園代表の猪瀬良一氏。

彼らの棲みつく地域で「障害」を取り巻く
「地域」や「関係」がどのように変容していったのか、
そして彼らが如何に「しがらみ」を編み直し、
多様な人や生き物が共に生きるための「根っこ」として来たのかを
確認しながら、新たなムラの論理を探る。

010/6/26(土)13:30~18:00
会場  明治学院大学白金キャンパス 2号館2302教室 
語り手
山口 力男さん(阿蘇百姓村)
山下 浩志さん (わらじの会) +わらじの会の人々 
猪瀬 良一さん(見沼田んぼ福祉農園) + 見沼田んぼ福祉農園の人々

2010年6月20日 土でつながる 汗でつながる

2010-06-21 | 農作業

今日は青山で郡上踊りがあるということで、
岐阜の郡上から百姓先生の河合君が
朝一番で来てくれました。
三角鍬や万能の使い方を教えてくれました。
他にもハーブ園に棚を作ったりと
短時間ながらたくさん働いてくれました。
明学の張剣波先生(中国)と農大の留学生ボバ君(ウクライナ)がきてくれました。
2人とも農業経験者でガッツリ働いてくれました。byさち
作業内容
ジャガイモ収穫、跡地耕耘・薪作り
ウクライナから農業を学びに来たボバ君
チェルノブイリ原発事故の影響を聞くと、村は病気になる人が多く元気がない、
村を元気づけるために私が農業を学ぶことが重要だと話をしてくれた。
張剣波先生は農業指導者として23年前
日本の稲作の調査と研究のため来日秋田の大学で経済学を、
早稲田大学大学院で政治学を修めた
現在は明治学院大の講師
中日ボランティア協会の代表でもある。
 ・ブラックベリーの棚作成 ・ハーブ園除草 ・ハーブ園に菜園作成
メロン周辺の除草
 ・ワケギ、エシャロット収穫、跡地にハンマーナイフモアー ・麦跡地耕耘
藁マルチ・ナス、トマトの誘引・ナス、トマトの上にテグス張り・きゅうりの間引き

2010年6月19日 梅雨の晴れ間の週末作業

2010-06-19 | 農作業
作業内容
三角鍬の刃研ぎ 芝刈り、夏野菜手入れ、除草、
こんな雑草も三角鎌を使うと ものの2分でこの通り
今日の作業でネット包囲完了 雨の予報で作業がどうなるか心配でしたが、
イヤってくらい晴れ
畑作業芝刈りもできよかったと思います。

作業申し送り
天候が変わりやすい時期なので水分補給、
休息をこまめに取りながら作業してください。
よろしくお願いします。byゆきひろ
作業後の一休み。今日も農園茶に憩う

2010年6月13日 麦秋 麦刈り

2010-06-16 | 農作業
 [作業内容]
・麦刈り、脱穀
・苗場の整理、アスパラ苗の植え替え・お茶作り・梅酒作り
・玉ねぎ、ニンニク干し・レモンの植え替え・インゲン支柱たて・ネギの土寄せ
 
入梅予報が出たので刈り取りを行う。
麦刈りを終えて脱穀作業
農園茶の手揉み作業
農園お茶は香りがよくとても美味しかった。

2010年6月13日 麦秋 麦刈り

2010-06-16 | 農園作り

欅から新芽が出ず様子を見てきた。
6月になっても芽が出ない。
カマド横ケヤキを伐採した。 

湿地のケヤキは大きくなると
自重で根に水を集め、
根腐れを起こすと傾向があると聞いていた。
地下水位の上昇が遠因にあるのだと思う
「芝の家」スタッフが
福祉農園の見学にやってきた。
「芝の家」は、港区と慶應義塾大学が
共同で運営するコミュニティづくりの活動拠点

見学に来た慶応大学の学生。
除草作業を積極的にやってくれて
すごく助かりました。

2010年6月12日 週末作業

2010-06-14 | 農作業
芝刈りの終わった芝生広場

[第1農園]

・芝刈り
・トマト、なすの誘引
・きゅうりの種まき(2種類)

・さつまいもの寒冷紗のかけなおし

タマネギの乾燥
第3農園  ・ねぎの土寄せ ・除草
4月下旬頃から
新芽が出ず様子を見ていたのだ
この時期になっても芽が出ないケヤキ。

台地の木、ケヤキは大きくなると自重で根に水を集め、
根腐れを起こすと傾向があると聞いていた。
ただ地下水位の上昇が遠因にあるのだと思う。

◇感想◇
先週よりも暑かったですが、日陰に入ると風が気持ちよくてのどかでした。
第3農園で、朝みたときは何もなかったのに、
午後作業に行くとレタスの芽が出てきていて、野菜の成長に感動しました。

人数は少なかったけど、やりたいことがほとんどできたのでよかったと思います。
個人的には、除草作業で畑が見違えたことがうれしかったです!byみなみ