blog 福祉農園通信・龍神伝心

アジアモンスーンに吹かれて
共生の農業
見沼田んぼ福祉農園 

10月30日 私事ながら

2011-10-30 | 農作業

朝の福祉農園、
昨日から泊まり込んでいたスタッフが朝食を取っていた。

その後、見沼片柳の斎場へ

私事ながら、飼い猫のロー永眠享年21歳を見沼片柳の斎場で荼毘に付す

晴耕雨読人類往来
その後、見沼自然公園へ。見沼ウォークの展示販売コーナーで
地元の農家や風の谷農場、風の学校が野菜などの販売を行ってた。


10月29日夜 ミャンマー・カチン族のマリップ・センブさん

2011-10-29 | 共生社会のデザイン

夜ごはんには
ミャンマー・カチン族のマリップ・センブさんが難民支援協会の方と来て下さり。


 農業祭に出店するカチン料理のご指導をして下さいました



夕食後は
「放射能とともに、それでも生きる」をテーマに焚き火を囲んで
原発事故以降、
私たちが今生きているこの一瞬、これから生きていく未来は放射能とともにある。
絶望でも傍観でもなく放射能と向き合って、
それぞれが頭と身体を使って生きていくことが求められているのではないだろうか。
秋の見沼で汗をかき、泥にまみれ、語りあいながら、
私たちはいのちに向き合い考えた。


10月29日 農的若衆宿秋 日本サムスンと協働作業

2011-10-29 | 農作業



浦和競馬トレーニングセンターへ
日本サムスンの男性スタッフと明治学院女学生と馬糞堆肥を取りに


昼食準備。風の学校スタッフがハヤシライスを作り、
日本サムスンより、キムチや韓国のお餅の差し入れがあった。
 

里芋堀、   そして掘り出した里芋の仕分け作業。

作業内容:
第1&第3農園。植え付け、虫の退治、除草、野菜の撤去
さといもの収穫、さといもの根切り、仕分け。ずいきの皮むき。

今回、初めてイベントの総括を務めさせて頂きました。
大きなけがなどなく無事終えることができて本当によかったと思います
実行委員のみんなにもベテランスタッフのみなさまにもたくさん助けて頂き、
ありがとうございました!

サムスンの方々はやる気に満ち溢れ、
作業がぐんぐん進み、朝と夕方では畑の景色もがらりと変わりました
お昼にはサムスンの方からキムチ、韓国海苔巻、韓国餅を頂いて食には不足しませんでした。
もう今年もあと少しで、この1年間あっという間でした
こうやって農園に深くかかわることは大変なことも多いですが、
ふらりと来て作業するよりずっとずっと得るものも楽しみもあると思うので、
全力でやっていきたいと思います byちはる

2005年に始まった日本サムスン有志との見沼の環境保全活動は今年で7回目。
恒例の作業、ビオトープの泥上げ作業を今年は中止にした。
社員健康のため沼や水周りの作業などは避けるとの
日本サムスンの方針を尊重しての措置である。
日本サムスンの断固たる姿勢に
日本政府や東電経営陣のモラルハザードを世界はどう見ているのかを再認識した。


晴耕雨読人類往来記


10月27日 見沼たんぼ市民ネット企画事業部会へ

2011-10-27 | 風の備忘録 

 

震災の影響で中止になった見沼たんぼ市民ネット主催の清掃活動。
今年度は、2012年3月10日に開催する事に、
1)(仮称)見沼たんぼクリーンウォークについて
・ 昨年度までは本部を合併記念見沼公園としていたが、その形態を変更し、
歩きながらゴミを拾っていくような形としたい。
健康増進課とも協働し、ウォーキングの要素を取り入れたい。

2)「私の好きな見沼たんぼ2011」写真コンクールについて
写真展示場所について説明。(事務局)
・ 浦和美園イオンでの展示を行う方向で検討している。
来年度の写真コンクールのチラシを配布したいと考えている。
各団体の活動内容等についても紹介できるかもしれない。(事務局)

3)「第3回来て見て見沼たんぼ」について
応募状況等について説明。
・ 10月25日現在141名の応募があった。

4. その他
「私の好きな見沼たんぼ」写真コンクール


原発いらない福島の女たち 100人の座り込み

2011-10-27 | 農作業


福島の女たちを要として、日本の津々浦々の女たちが座り込む。
つながる。その合間を見て、素手でロープを編む、毛糸の指編み。
いのちを軽んじ、
ないがしろにする国・東電に向かって抗う決意を編み込む次々と結ぶ、
それはつながりのたしかめ。
日本の世界の女たちが連綿とつながって
生きとし生けるもののいのちをおびやかすものに向かって
行動を起こしたたかいを続ける。

今日はそれの事始め!


とき  10 月29 日(土)
じかん デモ終了後 (だいたい午後3時 ~ 午後4時ごろ
ところ デモ隊列のまま 日比谷公園へ

リーダー 湯野澤 いづみ(日本ゆび編み協会)
コーディネーターは、椎名千恵子子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク世話人

子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク世話人の椎名さんと佐藤さんの話を聞く風の学校スタッフ
   ~ 100 人の座り込み~
デモ終了後、
公園に着いたものからロープをつなぎ始め、ロープをもって円をつくります。
わらべ唄「ひらいたひらいた」の参加を歌い踊ります。
最後に30日から始まる全国の女たちへロープでバトンタッチ。
ロープは福島出身の湯野澤いづみさんの指導で毛糸で指編みします。
毎日、指編みのリーダー養成をし、
座り込み隊列の希望者に伝えロープを編んでいきます。


全体スケジュール予定 
※事務局ブログより転載 あくまで予定

(1) 毎朝、プレス向けの説明会を開きます。
10時半から30分くらい、今回のアクションの意図を説明し、
記者の方々からのご質問にお答えする時間を作りました。
この件は、報道各社宛てに「取材のお願い」を提出してありますが、
もちろんフリーランスのジャーナリストさんも大歓迎です。
ぜひお越しください。そして、わたしたちのアクションを広めてください。
(2) 経産省に要望書の申し入れに行きます。
「福島の女たち」からの、4つの要望を書いた書面を、経産省に届けに行きます。
日時は、27日11時を予定しています。
(3) 女性国会議員さんを訪問したいと考えています。
  27日、28日の午後、予定しています。
(4) 福島市渡利地区住民政府交渉を傍聴します。
  28日13時~
(5) チラシを撒きながらパレード(散歩)を考えています。
 29日午後を予定しています。
(6) 最終日終了後、日比谷公園で交流会を予定しています。
雨天の場合、日比谷公園内のカフェテラス。
29日15時~
(7) 岩上チャンネルでUst中継
今回のアクションが、ライブ中継されるそうです。
これらのスケジュールの合間に、指編み隊、カギ編み隊などの手仕事タイム、
飛び入りライブなどのパフォーマンスタイム、
東京のサポート隊による炊き出しタイムなどが行われます。
「歌いたい」「踊りたい」「発言したい」など、
アピールを希望される方は、受付でお申し出ください。
プログラムを調整いたします。
ここに書きましたスケジュールはすべて流動的です。
現場で次々と変更されていく可能性が大いにあります。
初めての活動であり、段取りや仕切りに至らない点も多いと思われます。
みなさま。なにとぞ、ご了承ください。
せっかく、福島の女たちと、全国から集まる参加者たちが出会うの
ですから、座り込み中、多くの交流が生まれることを願っています。
全体スケジュール予定 
※事務局ブログより転載 あくまで予定
ブログ:http://onna100nin.seesaa.net/
問い合わせ:椎名 090-6554-1979 


以上は「明日から経済産業省前で行われる、
福島の女性による座り込みのデータです。
どれだけきれいごとを並べても、
整理しきれないのは命を脅かす深刻な現実で、
その現実に直面し、
やむにやまれずに立ち上がった人々が
国家の中枢である霞ヶ関に集まります。
農園の活動が土から始まるように、
社会的問題に向けて取り組もうとするのなら、
短時間でもいいからこの現場を共有してもらえればと思います。
といって、何もつらい場所でもなく、
祭りのような、自由な空間が広がります。
明日はわらじの会のメンバーが大挙して応援へいきます。by事務局長


10月26日 農園会議議題

2011-10-27 | 農園作り

20111026日 農園会議議題  午後7時より南浦和ぺんぎん広場にて

報告事項

 731日 風の学校、作業安全講習会開催


84日 埼玉県庁さいたま市へサバイバルキャンプ挨拶へ

88日から14日 風の学校 サバイバルキャンプ2011開催

812日に双葉町が避難している騎西高校で、焼き鳥を焼く。

わらじの会とぺんぎん村、風の学校有志が、
福島双葉町が避難している騎西高校で交流、一緒に焼き鳥を焼く。

813日 馬糞堆肥搬入 第1農園芝生広場乾燥小屋補修完了

821日 馬糞堆肥搬入。

農業者大学校OB坂本君の紹介で群馬の農園から豚糞・鶏糞堆肥を頂く、時価20万円相当

825日 さいたま市&市民ネット運営会議 見沼クリーン大作戦、310日(日)に決まる。

910日 ぺんぎん村青空なんでも市開催。

921日 颱風15号接近。農具小屋の台の上に耕耘機や芝刈り機などを移動し対策を行った。

92425日 颱風15によりプレハブ小屋は台風の豪雨による雨漏りによる被害が出た。

他にも被害が出たため復旧作業を行う。

検討課題

見沼潅水等緊急事態に対策の検討

土作り=堆肥問題

見沼堆肥は、入荷不能のために813日搬入。8月21日豚糞、鶏糞搬入。

見沼リサイクルプラントは5月中旬から剪定材の搬入を止めている、

これはセシウム等の放射能汚染を配慮したからではないかそんな感じがする。

調査を要することだが。10月29日か30日に馬糞堆肥搬入を予定。

農機具整備

農園整備に関して

1農園

細野自治会より物置の寄贈あり第1農園プレハブ小屋に設置。

乾燥小屋の改善。旧型のこまめ F 104の置き場の整備。

支柱、マルチや寒冷紗等の農業資材を保管体制の充実。


第2農園

ハウス裏の竹小屋の修復に関して検討したい。

農園が必要とする共同性の検討。仕事・住まい・暮らし・仲間づくり。

ボランティア組織が組織した任意団体=見沼福祉農園推進協議会。

見沼田んぼ福祉農園の存続を支える仕組み作り必要になっている。

 農園現在各団体が直面している課題を共有し、農園で活動する障害のある人、ない人、

全ての人々のこれからの生活・生存をどう守っていくのか、

 協議会として、お互いの組織が直面している課題、危機を共有しながら、

農園を中心に体制を組んでいくのかを考える。

障害のある人が個人で農園にかかわるための検討を行うことを確認。

協議会団体が、純粋な農園活動だけではなく、農園をつかって、

勉強会や交流会を行い、農園を核にした新たな関係作りを行うことを検討することを確認。

安定的基盤をつくっていくための「起業」を行うことを検討することを確認。

秋の予定

見沼風の学校 農的若衆宿102930日開催

1030日 駅からハイキング再開。

農家若衆を11月中旬に開催。

11月1920日さいたま市農業祭

1123日 見沼田んぼ福祉農園 

13回収穫祭 26回見沼の新米を食べ

11月23日(水)勤労感謝の日

恒例 第26回 見沼の新米を食べる会  - blog 福祉農園通信・龍神伝心


10月23日とても暖かな日

2011-10-25 | 農作業
【作業内容】
第3農園 ネギの土寄せ、ナスの撤去
第1農園


キャベツと白菜植え、シュンギク、小松菜植え付け、里芋試し掘り
ニンニク植え付け(サツマイモ跡地に一畝半)
虫退治

薪作り

プレハブ小屋整理、テント、寝袋確認

農機具小屋横、金木犀4本移植
農機具小屋横に倉庫設置
今日は、とても温かく、そのせいか、ハエも蚊も多かったです。
体を動かす作業が多かったので、汗をがっつりかく作業でした。
個人的には、丸ノコの使い方を覚えられたので、
出来る作業がまたひとつ増えたのが嬉しかったです。
来週は、いよいよサムスンの方々も来る若衆です!
おいしい里芋を収穫して、馬糞と泥を飛ばす、
実りの若衆にできればと思います。
おつかれさまでした。   byかなた
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シンポジウム 「顔晴れ、東北魂!―馬場小室山遺跡からのエール―」

2011-10-25 | 農作業
  馬場小室山遺跡に学ぶ市民フォーラム主催「見沼文化」2011収穫祭  >>>
シンポジウム 「顔晴れ、東北魂!―馬場小室山遺跡からのエール―」

 

1.趣旨

 さいたま市史跡・馬場小室山(ばんばおむろやま)遺跡は縄文時代の「見沼文化」における中核的な集落ですが、

環境(気候)変動に対する適応戦略に顕著な特徴が見られます。

 縄文時代早期末葉は「海の環境」、縄文時代中期には「汽水の環境」、

 そして縄文時代後期から晩期の「沼沢の環境」へと変化しています。

特に51号土壙から出土した人面文土器「ムロさま」は大宮台地と
その周辺における縄文時代晩期の象徴です。晩期は寒冷化のピークとされ、
馬場小室山遺跡でも冷涼な気候に強い東北地方の文化的な影響を強く受けています。
しかも馬場地区で検出された住居址には円形(東北系)と方形(在地の安行系)の二者が見られますので
その影響関係は単に文物の交換にとどまらず、集団による移住と交流が考えられます。
こうして馬場小室山遺跡第51号土壙の時期が、
 在地の安行式文化を基盤として
東北地方の亀ヶ岡式文化の影響から成り立つ集落構成を形成
していることに注目するならば、
東北地方の文化は決して遠い存在ではなく、
いつも共に在るような強い絆で結ばれていたかの現象さえ見出せます。
あるいは「ムロさま」の繁栄は東北地方からの文化系統がもたらした環境適応を背景としたことも考えられます。
その馬場小室山遺跡に立っているわたしたちにも三陸に育った者や水戸市などで被災した者がおります。
そこで、3・11東日本大震災の大津波被災を自分たちの眼で事実として受け止めるべく決意を固め、
掲題のシンポジウム企画に至りましたので、以下にてご案内します。
地域文化の多様性と効率重視による現代社会の画一性という二律背反の現状を改めて思い知らされた衝撃は大きく、
 現場にて「事実を知る」という考古学の方法を通して地域文化を後世に継承すべく、現在と先史をお伝えします。
微力ながら復興に向けての馬場小室山遺跡からのエールは「顔晴れ、東北魂!」です。

2.日時 :  平成23年11月13日(日)   9:30-11:50


3.場所 :  さいたま市地域中核施設 「プラザイースト」2F多目的ルーム
〒336-0932 さいたま市緑区中尾1440番地8    phone:048-875-9933
【交通】JR武蔵野線例:「東浦和駅」:国際興業バス「浦和駅東口行」10分「緑区役所入口」下車

4.内容 : 
9:0 開場
9:0 開会挨拶と趣旨説明
鈴木 正博 (馬場小室山遺跡研究会)
9:40 【基調報告】 「3・11東日本大震災から8か月、
今、三陸の地域文化は?

齋藤 瑞穂 (新潟大学)
【概要】文化財レスキュー体験から学んだ岩手県山田町における津波災害と
地域文化としての適応戦略などについて報告します。

10:15 【パネル・ディスカッション
 「
三陸先史遺跡の底力!―馬場小室山遺跡からのエール―
【概要】岩手県は世界遺産の「平泉文化」で注目されています。
一方の東日本大震災による大津波被災地である三陸は
三閉伊一揆」で著名な土地柄で、
この反骨精神は今日でも脈々と生きています。その三陸魂を先史の「基層文化」に求めるべく、
大津波による被災を何度も乗り越え形成された三陸先史遺跡の動向に注目します。
司会 : 齋藤 弘道  (牛久市文化財審議委員)
パネリスト : 五十嵐 聡江 (葛飾区郷土と天文の博物館)
 【課題】7~8世紀の「末期古墳」から三陸の古代社会に迫ります。
齋藤 瑞穂  (新潟大学)
【課題】弥生文化と遺跡の津波跡から三陸の弥生社会を考えます。
鈴木 正博  (馬場小室山遺跡研究会)
【課題】貝塚の特徴から三陸の縄文文化と環境適応を導きます。
11:40 閉会挨拶と「飯塚邦明ジャズピアノコンサート」のご案内
井山 紘文 (画家)(110 

5.参加方法 : 申し込み不要で先着100名 【参加 無料】

6.問合せ先 : 馬場小室山遺跡に学ぶ市民フォーラム事務局
36-0911 さいたま市緑区三室1972-9 東大能研内

7.次回予告 : 2012年1月9日(成人の日) 9:50~16:40
 於:「プラザイースト」2F多目的ルーム

「見沼文化」2012新春感謝祭/AM:「かすかな光へ」上映会 PM:「弥生時代の「見沼文化」」シンポジウム

食材の寺小屋へ - blog 福祉農園通信・龍神伝心


百姓若衆宿・2011秋

2011-10-24 | 風の備忘録 

百姓若衆宿・2011秋
いのちに対する感覚を、研ぎ澄ます。


主催 見沼・風の学校
日時 2011年11月12日(土)・13日(日)
場所 見沼田んぼ福祉農園
最寄駅 東浦和駅
問合せ先 見沼・風の学校事務局



 現在福島第一原子力発電所の事故により、

放射能物質による汚染が広まっています。
私の故郷である宮城県角田市も原発から65キロの距離にあり、
当然ながら、放射能物質が降り注ぎました。
ですが、周りに見える風景は、事故前となんら変わりません。
けれでも、
たしかに放射能物質は日常に目に見えない形で不安と恐怖を与えつづけています。

また、いのちの糧であるはずの食の安全・安心が脅かされています。
角田で稲作農家を営む父は、
例年なら喜びであるはずの米の収穫の時も
今年は素直に喜ぶことが出来なかったといいます。

今年の稲刈りはこれまでに経験したことのない大きな責任を感じたといいます。
この放射能時代において、今後この地で農業を担うためには、
この大きな責任、放射能物質に汚染された現状に向き合いながら、
人々に安心で安全な食料を生産することを考えなければと思っております。

 このように考えるようになったきっかけは、
若衆宿に講師として来ていただくことになった、
高知県四万十町の有機農業者であり
窪川原発反対運動のリーダーでもあった島岡幹夫さんとの出会いでした。
島岡さんは原発に反対する理由として「生命の先にしか、生命は生まれない。
生命を生み育てる農業と、
生命を生み出さず、生命を破壊する原発とは共存は出来ない。」と話してくれた。
そして、原発に頼らない、
地域の自然を生かした町づくりという明確な未来を示すことで原発計画をはねのけた。
窪川原発反対運動の10年間に及ぶ戦いの歴史を通しての話は、
これからどう戦っていくのか、その姿勢を示してくれた。


 今私達に問われているのは未来に対する問いかけである。
そして、生き方である。
放射能物質に汚染された現実と対峙しながら、これからの未来を語る場。
今回の会がそのきっかけになればと思います。
現実にある放射能と向き合いながら生命を生み育てなければならない生産者、
そしてそれを食べる消費者。これからの放射能時代をどう生きるのか、
島岡さんの話を通して考えていきたい。

秋刀魚 - 福祉農園 野菜の 日記 - Yahoo!ブログ


福島第一原発事故を考える国民集会
主催;食と農の再生会議
日時;平成23年10月31日(月)13時~17時30分
会場;憲政記念会館(東京都千代田区永田町1-1-1、東京メトロ永田町駅から徒歩5分)


内容;基調講演?「福島原発事故の真相」前福島県知事 佐藤栄佐久氏
 基調講演?「内部被曝を避けなければならないワケ」健康情報研究センター代表 里見宏氏
  ※講演終了後 質疑応答・意見交換
参加費;1,000円
問合せ先;食と農の再生会議 電話 0475-89-0590、Fax 0247-89-3055
事務局長 下山久信


2011.10.21 見沼代用水の通水量維持って何

2011-10-23 | 風の備忘録 

 今朝、以下の要請文がファックスで届く

見沼代用水の通水量維持への要請 () 
見沼代用水の利水権は現在期限切れとなっており、
現状の見治代用水への通水量は暫定で、調査の上、
今後、国土交通省と見沼土地改良区と間で交渉があると聞いております。
そこでお願いです。
貴重な多くの役割を果たしている見酒代用水の通過する自治体の首長として、
国土交通省との交渉にあたり、見沼代用水への通水が、
果たしている多くの役割をふまえ、
現状の通水量を維持されますよう格段の努力を心から要請致します。

意味が分からないので見沼土地改良区に問い合せると
見沼土地改良区は4月16日~9月30日までの利水権を持っている

「見沼代用水の利水権は現在期限切れとなっており、
現状の見治代用水への通水量は暫定」と云う事実はないと。
埼玉県知事やさいたま市長に要請したようなので
県と市に問い合わせるとそのような要請は出ていないとのこと。
一体何の騒ぎなのだろうか?

下の写真は、生態系ネットワーク形成エリアのウエットランド予定地。苗木栽培が行われている


さいたま市見沼基本計画に向けた見沼自然環境調査報告書に以下の記述がある。
トラスト保全1号地エリア
生態系ネットワーク形成の方針
4本の川や水路の間を動物が行き来できるよう、
合流点付近に樹林や草地を整備し、可能な場所は畑地を水田に誘導する。
中央分を道路で分断されるため、道路の下を横断する水路の脇などに、
動物が移動可能な平場を設けるなど等、生態系の分断を緩和する対策を施す。
畑作や苗木栽培はこのエリアにはあってはならないことのようだ。
http://www.city.saitama.jp/www/contents/1275544281994/files/seitaikei8.pdf


2011年10月18日 東京農大「食と農の博物館」へ

2011-10-19 | 龍神伝心

面川義昭氏の講演を聴きに東京農大「食と農の博物館」へ


NPO「よい食材を伝える会」食材の寺小屋
講座「被災地の米作り農家は訴える!」
司会進行をつとめる元NHK解説委員の中村
靖彦さんと打ち合わせ

被災地の米作り農家は訴える! - blog 福祉農園通信・龍神伝心
被災時と電気、上水道が復旧するまでの日々、
消防団として見た津波被害地で見た生と死の現実。
そして、東電福島原発由来の放射能による環境汚染との戦い日々を語る面川義昭氏。


講演を終えて世田谷線で移動。

調布の有力米店山田屋本店の若社長と懇親

福祉農園スタッフの石井君が加わって、
粘土や腐植が豊富な福島宮城の土壌が放射性セシュウムの挙動を抑止し
稲への移行を阻害し「放射性セシュウム未検出」を生んだ構造を石井君が解説。
放射性セシュウムの農産物への移行を0にする農法の研究を
生産者・バイヤと共に行おうと話す。
被災地の米作り農家は訴える! - blog 福祉農園通信・龍神伝心


食材の寺小屋へ

2011-10-19 | 龍神伝心

NPO法人に「良い食材を伝える会」という組織がある。
その活動の一環として食材の寺小屋という塾を実施している。
塾長は、もとNHK解説委員をしていた中村靖彦さんがしている。
東京農大・食育研究会と提携して運営している。
東京農大「食と農」の博物館のセミナールームで毎月 勉強会をしている。
その講師として呼ばれて話をしてきた。
大震災の被災地の稲作農家として現状を報告し訴えて欲しいだということだ。
農大には、息子がお世話になっている。
久しぶりに農大に行ってきたが、農大はたいへん環境のいいところだと思った。
福島原発放射能汚染の風評害の現状を報告し訴えてくる。
風評害を克服する最大の対策は、消費者の皆さんが進んで安全宣言が出た、
福島・宮城をはじめとする東北の農産物を食べることだ。という趣旨のことを訴える。
 
講演の後、放射能汚染問題に対する最新の研究をしているという研究者と会って
最新の放射能汚染研究の話とこれからの方向性を聞く機会があった。
 彼によると、今の放射能汚染研究はチェルノブエリ事故を基に汚染を想定して
話が進んでいるようだが、分かってきたことは 日本の土壌とチェルノブエリ
周辺土壌とは明らかちがう。
 食物に取り込まれる放射能物質は、作物が取りこむ場合
育った土壌が大きく関係している事が分かってきたという。
今秋の お米の放射能汚染が心配されたが 
予想よりもはるかに低い汚染程度だった。
 土に含まれている 粘土と腐食が大きく関係しているのだという。
それをもとに これからどう生きるかの具体的行動を研究するという。
近いうちに国のプロジェクトとして、
チェルノブエリに行きその検証と今後の対策研究を進めるという。
彼は、京大と東大の二つの大学で学び今は大学で研究をしているという。
日本の生き残りをかけて、
若くて優秀な研究者が動き出しているのことを実感することができた。 
 日本は、必ず生き残れるという希望を持つことができた。  

 
食材の寺小屋へ (だだわらす子のひとり言)


10月16日 持続可能とは次の世代へつなげること

2011-10-18 | 農作業

【作業内容】
第1農園 耕うん、そらまめの植え付け、ニラロード除草、サツマイモ収穫
ソルゴー撤去、春菊、ミズナ、カブ植え付け




雑感
薪が少なくなっています。
薪づくりの必要があるのですが、薪になる薪が少ないので、
今後どこからか調達する必要があります。
今後イベントが目白押しなので薪の消費が多くなります。
とりあえず来週あたり薪づくりしたいとおもいます。

最近畑に虫が多く発生していて葉物類に多く被害がでています。
原因追究も含めて、今後の畑づくりを考えていきたいです。
石井さんが法政大学の学生を連れてきてくれたり、
昨日も埼大の学生がきたりと、新しい学生がたくさん来ています。
イベントが多い季節なので、この機を生かして、
新しい仲間づくりができたらいいとおもいます。 by常

法政大学の学生にレクチャーする。

2011年10月14日の記事 | 白いきりん