blog 福祉農園通信・龍神伝心

アジアモンスーンに吹かれて
共生の農業
見沼田んぼ福祉農園 

7月29日 のらんど農体験イベント

2017-07-31 | 農作業

7/29(土)「農園でやってみよう①藍のたたき染め」、開催しました!
NPO法人ビーポップとコラボして開催しているこのイベント、
初回の今回は12名参加していただきました♪

のらんどで農体験のイベントを企画し、
それをビーポップの活動企画のひとつとして使っていただいてい
藍のたたき染めとバジル入り皮なしソーセージ作り、
屋外で鉄板焼きのお昼ご飯と盛りだくさん♪



アウトドアやバーベキューが大好きなビーポップの皆さんにはとっても楽しんでいただけました!

ビーポップのみなさんは給食でのらんどの野菜を食べてくださっています。

その野菜が農園で育っているところを見て、
これまでとは違う気持ちで給食の野菜を食べるようになったとの言葉もいただきました。
嬉しい限りです!

次回は9/10(日)しそジュース作りの予定です。
※このイベントは埼玉県の平成29年度
豊かな地域福祉づくり推進事業の補助金をいただいて開催しています。



2004年8月 颱風17号による被害

2017-07-20 | 風の備忘録 

芝生広場の山桜とプレハブ小屋前の銀ドロの木が台風17号の吹き戻しの風で倒壊しました。

 銀ドロの木は開園のお祝いに前田さんか持ってきてくれた苗木が6年間で大きく育ったものです。
銀ドロの木は大きな枝のうち1本が折れ、後の2本は残ったので来年には再生するでしょう。


農園のシンボルとも言えた、芝生広場の山桜が台風がもたらした強風で倒壊してしまった。
それぞれの人が、多分思い入れを持っていた木で、しかも開園以来順調に成長してきた。
 山桜は開園時から芝生広場の真ん中に植えられていたものです。

れが、の強風で倒れてしまった。

開園から6年、最近では日照の日には日陰を私たちに提供するまでに成長し、
来年の春は咲いてくれるのではと期待をしていたのですが残念です。 
 山桜は胴切りにして根っこを他に植え替えるつもりです。また、枝を出してくれるといいのですが・・・。
寂しさとも悲しさともつかない、突然友人を失ったような、むやみやたらの喪失感だけが残った。
 アジアの風は、恵みも被害も二つながらにもたらす。
結局、両者は裏表なのかもしれない。或いは僕らは、喪失と共に日々生きている。
そのことに目を背けるのも、また喪失をただ感傷的に語るのも、余計なことであり、
この後どうするのか現実的に考えるのが、日々生きて、日々死に近づく、僕らの仕事なのだろう。


2002年10月 颱風21号による福祉農園の被害

2017-07-20 | 風の備忘録 

園の台風21号による被害状況
 第1農園芝生広場の日陰棚は古い方は押しつぶされたようになって倒れていた。
どんな力が加わるとこんな状態になるのか不思議な感じだ。
ヒバの木で囲んだ日陰棚は何故か無事。ヒバの木が何本か少し傾いていたけれど。
 井戸の日よけ雨よけのための小屋はびくともせずに建っていた。
太いしっかりとした竹の柱を1メートル近く埋め込んだのが功を奏したようです。
 第2農園のハウスはさすが強風にもビクともしていなかった。
しかし、キュウイ棚は全壊の状態。キュウイ棚だけでなく、
ハウスに平行して建てた棚は全て端から端まで倒壊していた。
 ハウス裏の竹小屋の東側にそびえていたプラタナスが根元からもげて、
池をおおうように倒れていた。拡張した池の前に立っていたプラタナスも根元から倒壊。
2本とも薪になる運命か。
 第1農園の日陰小屋の修復は人数がいればそれほど難しくないようですが、
第2農園の全壊した棚は修復は難しいように思います。
この際、立て直すつもりです。

 撤去する棚の材料で鉄製のものは再利用しますが、
竹は第3農園に運んでいって、燃して草木灰にします。
 竹の灰は草木灰の中でも最良の灰だそうで、かなりの値段で流通しているそうです。
 今回の結果を見ると孟宗竹の方が、強い力に対してしなりもあるので、
足場パイプより結果として強度もありそうです。
 建て直す棚は、第1農園の井戸の小屋のように、孟宗竹の根っこの太い、
しっかりしたものを選んで、1メートル近く深く地中に埋め込んで柱にしようと思っています。
 農園復旧作業は、人数がいないと作業できないので、多くの方々の参加をお願いいたします。
復旧から再建に
 10月3日の昼頃農園に着くと、
デイケアわくわくのメンバーが木の枝を一輪車で第3農園に運んでいる様子がまず目に入った。
 デイケアわくわくの畑班と農園ボランティアの方々が復旧作業をしていくれていたので
作業はかなり進んでいたが、作業はまだ残っていたのでキュウイ棚の解体作業を始めた。
3時過ぎ、わくわくの部隊が引き上げの準備を始めた頃、
他の農園ボランティアがが到着、情報交換の後、復旧作業を再開した。

 以下は、復旧作業に参加した農園ボランティアのレポートです。
「私はわくわく号に同乗させてもらって、10時前に農園に着いたのですが、
その時すでに農園ボランティア大井さんとあっきーが倒れた棚の片付けをしていました。
その動きの早さ、手際の良さに脱帽としか言いようがありませんでした。
代表や、先輩農園ボランティアの方々にとっては、
今まで作り上げてきたものが一夜にして崩されたわけだから、
それどころじゃなくいろんな思いがあることでしょう。
第2農園についてはほとんど新たに作り直すことになるのでしょうが、
私にはまだ全然イメージがついていません。」


2000年7月 颱風3号

2017-07-20 | 風の備忘録 
 颱風3号が去った、2000年7月8日土曜日。

農園に向かう車の中でラジオが
「前夜、関東地方に接近した颱風3号の影響で
見沼田んぼを流れる芝川が氾濫した」と報じていた。 
農園の西北には芝川の支流の加田屋川が流れている。
芝川が氾濫した以上、加田屋川の氾濫は避けられない。

果たして農園までたどり着くことができるのか不安がよぎった。 
幸い浦和の中心街から見沼田んぼを越えて浦和の東部に抜ける市道三室野田線は
水没を免れ農園までの道は確保されていた。
三室野田線の下を流れる芝川はラジオが伝えたように冠水していた。 

市道から農園に農道を下りていくと農道の先の方が水没して
第1農園の加田屋川に沿う一体は川のようになっていた。

農園の農機具倉庫のあたりは3㌢位まで水没していて
農作業は何もできない状態になっていた。

農園内は冠水や強風により果樹と樹木に被害が出ていた。
 
農園スタッフが「畑を掘り返したが、
水位が上がってしまっているので水が引くのを待ってからしか仕事にはならない」と。
 農園ボランティアの浜田さんは
水をかぶっていない第2農園入り口脇の畑にハーブの苗を植え始める。
 浜田さんが個人的に借りている芝川の近くの畑が
「完全に水に被われて、
置いてあった耕耘機のハンドルの部分が水の上から見える状況だ」と話してくれた。
その後合流したスタッフと強風で倒された果樹や木々の手当をして夕方まで時間を過ごした。

7月11日 わらじの会手作り班

2017-07-12 | 農作業

本日の手作り班は2週間ぶりの農園
少しは作物たちも成長してるかしらぁ?
とワクワクドキドキしながら到着すると……
白菜がかなりおおきくなっていてビックリ!

白菜のネットを外して雑草を抜きました

雑草もチビチビと生えていました。ミニトマトは
カラス対策でネットを張ってみた

ルバーブはニョキニョキと新しい芽が出てきて大きくなり数本の収穫♪
お隣の畑からインゲンをたくさん取ってきて欲しいとのことだったので
みんなで収穫。

雨が少なくカラッからだったので何往復もして水撒きをしました
…どれくらい効果があるかな?赤しそもタップリ。とにかくみんな良く働きました!

お約束「作業あとのコンビアイス」も復活して楽しく美味しく過ごしました。
街中は暑かったのですが農園は風が吹き、日影に入ると涼しかったんですよ。

次に農園に行けるのは8月に入ってから。
さてさて、どうなっているでしょう?ちなみに4週目の火曜日、
7月25日はべしみにて藍染会を行います。