blog 福祉農園通信・龍神伝心

アジアモンスーンに吹かれて
共生の農業
見沼田んぼ福祉農園 

7月24日わらじの会 手作り班

2018-07-24 | 農作業

口を開けばあっつー!』しか出てこないような猛暑日の今日、

よせばいいのに農園に行ってきました。

農園に行くのは1ヵ月ぶり。

雨もも降らず、手入れも全くできてない畑はどうなっているのだろう?もしや、

全て枯れ果てているのでは?
などの不安を抱えつつ、

しかし、熱中症になってしまっては大変なので

「作業は1時間~2時間まで!」「水分をとる」

「こまめに休憩する」ということでお弁当を持たずに

(持っていったら長居しますからね…)向かいました。

着いてみてびっくり!

枯れ果てるどころか雑草ともども大きく成長しているではないですか!
もはや草原。
  
                                        モロヘイヤを収穫しています
とくにモロヘイヤの育ちっぷりは『木』トマトは倒れてはいたけれど実ができているし、
ナスも小さいながらも食べられそうなものがありました。
まずは除草作業とモロヘイヤの収穫。
10分毎にHさんが「休憩して~!日陰に入って~!お茶飲んで~!」と声をかけてくれます。
草を抜いたところにパプリカの苗を植えタップリお水をあげました。
とにかく暑かった!!少し動くと汗が流れました。
何だかんだで1時間半程の作業をして終了。
帰る途中でこれからお昼ご飯を食べるというのにみんなでアイスを買って食べました。
これがあるから農園に行くのが楽しいのかも♪
エアコンの効いたべしみでお昼ご飯をしっかり食べて
Fちゃんからのお土産の桃とNさん手作りのヨーグルトゼリーを頂き、
来週に行われる『藍染め会』の準備をしました。
いや~~、本当に暑かった!!来週も暑いのかなぁ?
べしみに戻って赤シソの葉っぱと茎を分けています
でも、晴れてくれないと困るなぁ。
程々に晴れてくれたらありがたいなぁ😅
それでは皆さん、お疲れ様でした。
しっかり、ゆっくり休んでくださいね。
 

7月22日(日)今年度第1回の「農園でやってみよう」を開催

2018-07-23 | 農作業

 【告知】農園でやってみよう第1回を開催したs♪
22日(日)に今年度第1回の「農園でやってみよう」を開催しました。♪

「農園でやってみよう」は、障害のある児童がもっと農に関われる機会を作ろうと、

「農」をテーマに活動するNPO法人のらんどと、

障害児生活サポート事業所や放課後等デイサービスなどとコラボして開催するイベントです。

昨年度に引き続き、埼玉県豊かな地域福祉づくり推進事業助成金を受けて開催しました。

 

 第1回は「ハーブを使ったソーセージ作り」。農園に植わっている
 状態のハーブを観察し、収穫して、ソーセージを作りました。

つくったソーセージはその場でグリル。お昼ご飯にいただきます!
  今回はすでに20人を超える方が参加してくださる予定となっています!
  事務局では着々と準備をすすめております♪当日が楽しみです!

 

 NPO法人のらんどでは、このイベントの趣旨に賛同し、

共催していただける団体を募集しています!

ご興味のある方はぜひ、ご連絡ください。

 

                                                 

 【イベント概要】
 開催地:見沼田んぼ福祉農園
 日 時:2018年7月22日(日)10:00~14:30
   (集合、解散時間と場所はご利用の事業所によって異なります)
 参加費:2,500円
   (別途、ご利用事業所の利用料がかかることがあります)
 服 装:汚れても良い服装
 持ち物:自分の食器(お皿またはお弁当箱、お箸)

  今年度は4回開催予定。
  第1回:7/22(日)ハーブを使ったソーセージ作り
  第2回:9/9(日)しそを使ったジュースと料理
  第3回:11/11(日)里芋掘り
  第4回:2019年1/27(日)見沼の小麦でパンづくり



 ◎昨年のイベントの様子はこちらから
https://www.facebook.com/nolandominuma/photos/pcb.1667492663357620/1667476863359200/?type=3&theater


7月15日いっしょにいこうよ!保育園、幼稚園、小学校、中学校、そして高校も!夏の集会

2018-07-16 | 農作業

  

7月15日の〈いっしょにいこうよ!保育園、幼稚園、小学校、中学校、そして高校も!夏の集会2018〉について、

事務局からの報告メールを以下にご紹介。  皆様へ昨日(15日)の夏の集会について
参加者は子どもを含めて40人、うち10人がチラシや会報を見て初めての参加でした。

千葉からの参加もありました。
山田真さんのお話は、社会全体に管理が進む中で、子どもたちが変なおとなしくなり方をしていて、

おとなしくなれない子たちが障害や病名を付けられていく、

先生は書類仕事も増え人事評価もされるなど余裕がなく、手に負えなくなると検査を勧める、

親は他人に迷惑をかけたくない、勉強が遅れてくると特別な教育を希望する、

といった子どもたちが分けられていく構造についてでした。
さらに、小さい時は違いがわからず一緒に遊ぶが、だんだんと違いが気になる、違いが分かってくる、

その過程を一緒に過ごすことが大事で、コミュニケーションができていく。

いろんな子が生きていける学校でなければならないと話されました。
参加者は不登校や支援学級・学校在籍の人もいて、服薬や高校受験などの相談がありました。

暑い中参加の皆さんお疲れさまでした。


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以上の報告に補足を。by山下浩志

山田真さんの講演タイトルは「こどもの『ちがい』に戸惑うとき」だった。

冒頭、山田さんは、

日本社会医学会総会で「子どもは変わったのか」というテーマで講演を依頼されていると述べていた。

その社会医学会総会HPを見ると、「少しでも説得力のあるエビデンスを作るための『疫学』、

もう一つは集団のトップを説得しつつ人々を巻き込むための『アドボカシー』」が総会テーマだと書かれている。

医学者たちもみな戸惑っているのだ。
竹迫さんがメモしている「変なおとなしくなり方」について、

山田さんはそもそも日本の子どもたちのおとなしさは世界でも突出していると二つの報告を紹介する。

ひとつは20年前くらいに私も読んだ「日本の高校」という本で、

外国の調査団が日本に来て、小学1年生が先生の意志を忖度しているのに驚いたと書かれている。

さらに、イギリスで保育士として働くブレディみか子さんが、

イギリスでは3歳児のクラスだと保育士と子どもの割合が1:8と決まっているが、

日本では1人の保育士が20人をみていると知って驚いたという報告。

就学前から「忖度」はからだに刻まれているというわけだ。
山田さんは、こういう日本社会だからこそ、

「忖度できない人」は特にたいへんな困難を背負うことになるのかもしれないと述べ、

たとえばニキ リンコさんが、物事の受け取り方における少数派として、

アスペルガーという診断を受けて自ら発信している例を引く。

「今度一緒に遊びに行きましょう」とか「何日ごろまでに」と言われたのではどう対応したらよいかわからない。

山田さんは、化学物質過敏症の人が増えているが、

私たちの方が実は「化学物質鈍感症」なのかもしれないと述べ、

発達障害と診断された人々も含めて、

環境を変えないまま少数派が服薬などの「対症療法」を強いられるままでいいのかと問いかけた。
講演の後、会場から共に学び、共に育ってきた体験がさまざま語られた。

終了近くなって、中学校でずっと不登校でフリースクールに通っている子の両親から、

現在処方されている薬のことと、本人が高校へ行きたいと言っていることが語られた。

 

薬については山田さんから、本人がなんのために服んでいるのかわからなければよく効かないし、

本人にインフォームドコンセントがなされるべきで、どういう状態になったら薬をやめることができるか、

医者はきちんと告げるべきだと述べられた。

 

高校に行きたいということについては、

埼玉高教組の羽田さんから、

本人の「高校で学び直したい」という希望をぜひ実現させてゆこうと発言があった。

  

  


7月22日は農園ハーブでソーセージ作りを

2018-07-04 | 農作業

【イベント告知】

いよいよ迫ってきました7/22の「ハーブを使ったソーセージ作り」!

参加者が少しずつ集まってきています。

どうなるかなーと心配していたのでまずは安心しつつ、

当日がいい日になるように準備していきたいと思います。

イベント前のこのドキドキとワクワクはたまりません!

写真は去年の最後の集合写真。今年もいい日になりますようにー!