福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

世代をつなぐこと

2010-09-08 08:59:59 | 日記
今朝は台風9号の影響で朝から雨。猛暑がやっと姿を消し,快適。
雨は花壇にも,畑にも,身体にも,心にも,うるおいと安堵感。
ところが,明日と明後日の食材の搬入となると,やや,困惑。ままならない。

昨日は花壇手入れ。水遣りを主に,伸び放題のチェリーセージもなんとか刈り込む。
幾分猛書が和らいで,しかも,水遣りなので,なんとか,手入れができた。

先日のご相談者もみえ,大妻の卒論ぐみもみえ,なんとかはかどる。
卒論ぐみさんは花壇手入れと伝えていないので,ステキな白いスカート。そのまま花。
それなのに,「だいすきです」と,明るい笑顔で,水まきやら,目のご不自由なかたのお相手やら,大活躍。若い柔らかな心がお相手にも伝わり,お帰りの頃には,すっかりいきいきと明るい表情になられて,こちらも,ほっ。

福祉亭に戻るとローヴィジョンのかたがお待ちで,16倍とか17倍という拡大鏡をカタログで探す。なかなかお気持ちに合うものが見当たらない。こちらも,そろそろ,ローヴィションのハシクレ。手持ちの拡大鏡で,探す。
倍率が高くなるとレンズが小さくなる。それは,新聞などを読む時,一字づつ読むことになり,疲れる・・とおっしゃる。一度,手にとったことのあるものが大変使い良かった・・と。
ローヴィションは,外出のご不自由さだけではなく,一日の暮らしかたにまで,大きく影響することを知る。影響は,結局のところ,心にまで影響する。拡大鏡があったら・・という,その強いお気持ちは渇望感に近い。近くには娘さんもおられるが,忙しさにかまけ,先送りされている様子。結局のところ,上の世代は下の世代を気遣って,あきらめてしまうのがいつも。どこも同じ。

上の世代と下の世代をつなぐ,通訳者が必要。
介護施設のご利用者と職員の関係も同じ。下の世代は若く,上の世代がどういう状況にあるかの,想像が不足しがち。ジブンが辿ってきたみち。よく分かる。
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