福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

危機管理

2018-06-02 06:57:06 | 日記
高齢化は、地域に色濃く影を落としている。
ボラさんが、亡くなられた。
きっかけは、なにげない腱鞘炎。
それが、あれよあれよ・・と、状態は、悪化。
緩和病棟というハナシもあった。
でも、数か月の闘病生活の後、転院したその日に、亡くなられた・・と。

ボラさんとして現場で助けて頂いたかたのご逝去は、お二人目。
夕方、スタッフとの会話で、そのことに気づく。
最初のお一人は、結果的に、一か月か、二か月かの放置の末で、福祉亭の危機管理が問われた。
だいたい、当時は、危機管理・・という言葉そのものが、福祉亭に存在していなかった。
もっとも、そのかたは、所属が、福祉亭の自主団体に属しておられたので、その時は、自主団体のしきりにお任せした。

素人集団の温かな関係づくりは、コトが起きた時に、十分には機能しないことがある・・という事実だけが、
ワタシたち運営側に、残された。
そのコトの重みは、福祉亭の非力さと共に、重い課題として記憶にある。
その後、連絡網のマニュアルづくりや、見守りのシステムの構築など試みてはきた。
しかし・・
さて、備えは、十分できましたか?という問いには、以前と同じく、まだ、まだ。
特に、入院中も、お見舞いの情報などが届けられて安堵したり、なにやか・・で、なんとかきていた。
その安堵感に、ふ~っ・・と息をふきかけるかのように、現実は、動いた。

その推移は、一例目にしても、同じ。
どうしたんだろう・・・
入院でもされたのか・・
それとも、おかあさんのところにでも行っておいでなのか・・・と、
つかない連絡に、アタマを傾げつつ、現場の忙しさに思いが紛れ込んでしまった・・と、当時語られた。

うん??!!というセンサーの働きが、結局、十分ではない。
もし、危機管理の世界から事態の推移をフィルターにかけられた場合、ヒューマンエラー・・となるかも??しれない。
いずれにしても、どの事例も、福祉亭の中での事故の結果では、ない・・ことに、幾分の救い。





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