福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

約束手形

2020-05-19 07:14:28 | 日記
とにかく考えることが、ムズカシイことばかりの昨今。
国の役割、知事さんの役割、今、すぐにでもやらないといけなこと、今後の動向・・アタマが一杯になっても不思議はありません。

朝、携帯に。
ご近所のご利用者さんから。
ねえ、いつ、福祉亭は開くの?って、2・3人から聞かれるのよ・・と。
ジツは、理事さん宛に、再開となった時の考えを、それぞれにお聞きするメールやファックスを出して、ぼちぼち返信を受けているのですが。
誰しもが、経験したことのない状況。
福祉亭が、目指していたように思っていた「つながり」「きずな」「コミュ二ティ」なんてものが、ふっと目の前から消えてしまったような今の状況です。
ソーシャルデイスタンスをとらなければ、社会生活がこれからも持続できないという現実。
なにをやれば良かったのか、なにができれば良かったのか・・と、いつもいつも、アタマの中にあります。

福祉亭は、結局のところ為す術がないままに、もう1ヶ月の臨時休業。
公共のインフラがどう市民生活を支えていたかの気づきや
出来上がって与えられている環境を享受しているだけなのに、日々、私も、あなたも、みんな元気げんきと錯覚していた??
どうでもいいようなことまで考えてしまう。
これは、イカン!!です。
この先に、市民自治だの、なんだのに、取りかかれる余地や、気力が、地域に残っているのかどうか。

朝の電話の話のなかには、もう40代になった我が子の保護者仲間さんが、このコロナ騒ぎの中、ガンで亡くなった・・という報告も含まれていました。
まだ、70代半ば。
賑やかに子育て時代を過ごしました。
やんちゃな二人の男の子のお母さんでした。いいかたでした。
引っ越しされたので、日常的には、会わなくなって、長い時間が経ちました。
福祉亭のご利用者さんも、お一人このコロナ騒ぎの中、亡くなられました。
90代さん。
なかなか凡人には、できかねる凛とした日常の姿を拝見していました。
ご縁があって、福祉亭をご利用でした。
一期一会。
さあて、でも、ワタシたちは、きっと、立ち上がれると思っています。
庶民には、他愛ない「笑い合う」という最強のものがありますから。
電話の最後も、ダイジョウブ!!ワタシが、紐を付けてでも、見守ってあげます・・と言って明るく笑い合いました。
これは、約束手形。空手形にならないように。









コメント
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