福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

手立て

2019-11-14 06:55:58 | 日記
シフトは、よくもわるくも、気苦労。
様々なことが、起きる。
ワタシが、手出しをすることも、姿をみせることも、嫌う曜日が、かつては、あった。
手助けのつもり・・が、どうも、小さな親切、大きな迷惑・・の様子。

思い起こせば、小さな親切運動という東大の総長先生の発言が、国全体に広がった時代があった。
子どもから大人まで、張り切って、一日一善に励んだ。
でも、運動というのは、いつの時代も、一時的なもの。
運動の終わりごろ頭を持ち上げてきたのは、小さな親切、大きな迷惑・・のほうで、言葉の輝きは、一瞬にして消えて行った。
東大の卒業式の総長先生の言葉は、他にも、ただ飯は、くうな・・とか、有名なものがある。
でも、やがて、時代の波に洗われて、いつの間にか消えていったものばかり。
最近は、総長先生の言葉が、ニュースになることもなくなっているように思う。
きっと、今も、立派な心に残る言葉を卒業するみなさんに贈られていることとは、思うのですが。

お相手との距離感、空気感は、なかなか難しい。
その場での的確な判断も。
判断の向こうに、心遣い、気遣いがあることが、大事。
・・とわかっていても、折々、瞬時にする判断がいつも的確であるべきなのに、なかなか。
受ける側にも、出す側にもある感情。
それが、陰に陽に、影を落とす。

毎月の定例の理事会を終えて、厨房に入ると、なにやら尖った空気。
うん??
でも、それを尋ねている暇もなく、とにかくどこをフォローし、サポートすればいいかを瞬時に判断していく。
ただ、普段とは違って、ささいな動作や言動に違和感があることだけが、わかる。
ほんの1H半程度の空白のために、何かが起きている。

それから数時間が経ち、やっと、落ち着きを取り戻した厨房。
ぼつぼつコトの発端が語られる。
言ってみれば、些細なコト。
ちょっとした何か。
さしあたっての対応は、気分を回復して頂く言葉かけですむ。
しかしなあ・・
よくよく思い返せば、以前から類似のことは発生していた。
たびたび同じように繰り返さない方策を考えるのは、ワタシの仕事。
なにかいい手立てがみつかるとなあ・・






コメント
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