福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

皇帝ダリアの匂い

2011-01-12 06:23:53 | 日記
皇帝ダリアをなんとかしないと・・・とメールを頂いてから一週間。
やっと、昨日、幹?を切り倒す。茎というにはあまりに、太く、固く・・。

のこぎりで、ギコギコ・・
やっても、やっても、なかなか切断までいかない。

作業中、通りかかったかたとお話。
「お花が一瞬でしたねえ」と話すと、ニコニコ笑いながら「2週間は咲いていたわよ~。毎日見ていたらから・・」と。
そうか、2週間も咲いていたのか!!・・と驚くワタシ。

2年目で、やっと・・、しかも、11月になっても咲かないので、待ちかねていた。
その割には、忙しさに、うっかり、咲き始めを確認しただけで、数日見過ごし、花に気が付いたその直後の寒波で、一気に枯れ始めたという印象なのですが。

なにか「一瞬」のうたかた・・というような枯れかたでした。

切り倒した、ずっしりとした茎を抱えると、ふっと、微かにあま~い香り。
鼻を近づけ、目を閉じ、記憶の中の同じ匂いを探す。

あ~この匂い・・と思い出したのは、子ども時代、実家の庭にあった、さとうきびの匂い。祖母が押し切りで、切断してくれ、口に含んだ時の、あの香り。
皇帝ダリアは、当然のようにダリアのお仲間と思っていたので、さとうきびの匂いを連想することはなかった。
新鮮な驚き。

そういえば、切断中、茎から白い水分が流れ出していた。あれは甘かったのかもしれない。
コメント
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