藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

作戦を、イメージしていこう。

2005年06月28日 | テニス
【らーめんに学ぶ、テニス上達法 パート3】

らーめんがきました。。
運んでくれた店員さんにも、挨拶しました。
さて、次はどうしますか?

僕の場合、食べる前に、1~2秒間、らーめん鑑賞をします。
らーめん職人さんの、作った作品を楽しむのです。
たまごの感じ、海苔の置き方、チャーシューの具合や、全体のレイアウトを観察します。
芸術作品として、込められたメッセージを感じるのです。

次にウォーミングアップをはじめます。
まず、レンゲにスープを取って、香りを確認します。
そして、一杯スープを飲み、味を確認します。
次に、麺を食べます。
コシはどのくらいあるかなど、食感を確認します。

スープの味の感じ、それに対する麺のバランスを考え、薬味の量を考えます。
「かなり、とんこつと醤油が強く、パンチがあるな。油も多めでかなりのこってり感だ!」
と判断したら
「かなり攻撃的な味付けだから、ニンニクを小さじ2杯入れて、若干胡麻も入れて、マイルド感を出そう!」
「半分くらい食べたら、ちょっと感じを変えるのと、油分と健康を考えて、酢を多少入れていこう!」
など、頭の中でシュミレーションしながら、作戦を考えます。

そして、食べ方のプランが決まり、イメージができたら、イッキに食べます。


テニスでも、これが重要です。
試合に出たとします。
まず、試合に入る前に、皆さんに挨拶します。
次に、コートの感じをつかみましょう。
このコートは、どのようなコートなのか?を観察します。
単に、ハードコート、オムニコートといっても、コートによって跳ね方などの感じが異なります。
「意外と、バウンドしてから失速するような、人工芝の深いコートだな」
などと、観察しましょう。
次に、コートの状態を把握します。
ベースラインから、バックフェンスまでどのくらいあるのか?
風はどっちの方向から来て、どのくらいの強さなのか?
太陽の位置はどの辺りで、どのくらい眩しいか?
など、観察するようにします。

次にウォーミングアップがはじまります。
単に、ラリーをするのではなく、いろいろな事をチェックします。
自分の調子、フォーム。
そして、相手のフォームや感じを観察します。

「オープンスタンスで、グリップも厚めに持ってるから、スピン系が得意かな?」
「フォアのストロークは深く来るけど、バックは浅めになるなぁ。」

などと、分析し、仮説を立てて、ゲームプランを決めていきます。
そして、ウォーミングアップの段階で、自分のやる作戦をイメージしていきましょう。



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