藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

自分らしく、表現しよう。

2005年06月16日 | テニス
「スター・ウォーズに学ぶ、テニス上達法 パート12」

エピソード5
・ハン・ソロ船長に学ぶ、テニス上達法

僕が個人的に、すごく好きなのは、ハリソン・フォードが演じる、ファルコン号のハン・ソロ船長です。
彼はジャバ・ザ・ハットに借金をしていて、借金を返済し、命を狙われないために、金を稼ぐためには何でもする、荒くれ者です。
彼はレイア姫に恋をします。
賞金稼ぎから、命を狙われている、金のためなら何でもするような悪党が、お姫様を好きになります。
もちろんレイア姫は、こんな金にしか興味がないような荒くれ者を、嫌がります。
ハン船長は、根はいい人です。
しかし不器用です。
負けず嫌いで、自分っぽさを捨てられません。
あまのじゃくで、正直になれないので、かっこつけてしまいます。
強気な割には、シャイなので、いまいち本音もわかりにくいです。
発している言葉の内容と、実際の行動にギャップがあります。

本音は、言っている言葉の意味ではなく、行動に出ます。

テニスで強くなるためには、対戦相手の言っている内容より、相手の態度を観察しましょう。
「よし、来いやー!」
と言っていても、目が泳いでいる人はビビッています。
態度を観察していると、その人の本音の部分が見えてくるのです。

ハン船長は、実は正直です。
態度を見ていると、わかります。
彼は、レイア姫に何度冷たくされても諦めません。
しかし、マイペースでありながら、ものすごく気を使っています。
レイア姫は、悪ぶっていても、本当はやさしいハン船長に、だんだん惹かれていきます。

テニスで勝つには、ハン船長のように、何度失敗しても諦めないことです。
そして、彼のように、あくまで自分らしく、負けず嫌いになりましょう。
負けず嫌いとは、負けないことではありません。
何度負けても、諦めないでチャレンジしていくことです。

そして、あくまでも、自分らしくありましょう。
テニスで、相手に勝つ方法は2つあります。

1.相手を自分のペースに引きずりこむ。
2.相手のプレイスタイルに合わせた、攻撃をする。

一番安定しているのは、あくまでも自分のスタイルで攻撃することです。
なぜなら、自分らしいということは、ムリをしていないからです。
自分のペースを崩さないのは、相手にとって非常にやりづらいです。
リズムが違うからです。
テニスは自分を表現するスポーツです。
個性的なプレーをしましょう。
相手をこっちのペースに引きずりこみましょう。

ハン・ソロ船長は、エピソード5 帝国の逆襲で、ダースベイダーに冷凍人間にされてしまいます。
ハン船長が殺されるかもしてない瞬間、レイア姫は
「I LOVE YOU」
と叫びます。
するとハン船長は
「I LOVE YOU TOO」
ではなく
「I KNOW」
と答えます。
ピンチの時も、ハン・ソロ船長らしいですね。

自分らしく、表現しましょう。