藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

電車男のように、勇気を出そう。

2005年06月24日 | テニス
【電車男に学ぶ、テニス上達法 パート2】

電車男は、エルメスさんに嫌われないように、思い切り背伸びをします。
自分を変えようとします。
電車男は、コミュニケーションが苦手です。
いつも、人と目を合わせないように、下を向いて歩いてます。
人とのコニュニケーションは、ネットの掲示板を通して行います。
人と話すと、ビクビクしてしまい、すぐ
「すいません、すいません!」
と謝ってしまいます。
エルメスさんに電話するのも、ものすごく緊張します。
何を話していいかもわからないので、何度も電話の練習をします。
食事に誘うにも、どういうお店が良いのかもわかりません。
掲示板の仲間にいろいろ相談します。

電車男は、今まで他人から
「なに?あの人・・・マジ、キモイんだけど~!」
と言われてきたので、自分に自信がありません。
エルメスさんのことが好きですが、どうしたらいいかわかりません。
ちょっとでも、エルメスさんが好意的な反応をすると、ものすごく喜びます。
少しでも、うまくいかないことがあると、ものすごく落ち込みます。
いつも
「どうせ俺なんか、うまくいくわけないんだ。」
という、劣等感を強く持っているので、エルメスさんにアプローチしていくのは、とても勇気がいります。
だから、ものすごい緊張とプレッシャーです。
しかし、
「もしかしたら・・・」
という期待と、好きという気持ちは捨てられません。
「すごく好きだけど、どうすればいいかわからない。」
「エルメスさんと、俺みたいなオタクじゃつり合わない。エルメスさんが迷惑に思う。」
と、気持ちと現実のギャップに苦しみます。
しかし、この現実を変えていったのは、電車男の勇気でした。


テニスでも、電車男のような人は、たくさんいます。
そんな人は、勇気を持ちましょう。
ちょっとした行動で、現実が変わります。

「私には、そんなボール打てないよ~!」
「運動神経悪いから、できっこないよ!」
「~もできないのに、ムリにきまってる!」
と考えていませんか?

「どうせできないから、恥かくだけだよ~!」
と言う人は、上達できません。
自分の限界を、自分で勝手に作り上げてしまっているからです。

上達する人は、背伸びをする人です。
自分の力量では、手が届きそうにないことに、チャレンジします。

もちろん、失敗もします。
確かにみっともないかもしれません。
しかし、みっともない姿をさらしても、諦めずにチャレンジする姿はかっこいいです。
応援したくなります。

僕も中学、高校時代と、さんざん人にバカにされてました。
「お前さ~!サンプラスじゃないんだから、そんなコースが入るわけないだろ!」
「シュティッヒじゃないんだから、そんなドロップできねーよ!」
「ベッカーのマネしたって、筋力が違うんだから、動かされてからのショートクロスはムリだろ!」
などと、言われ続けていました。
確かに、ヘタッピである現実は、よくわかってました。
だけど、
「プロみたいなプレーがしたい!僕なんかでも、もしかしたら・・・。」
という期待が捨てられませんでした。

今思うと、あの頃
「やっぱ、ムリかな?恥ずかしい思いをするからやめとこう。」
と思っていたら、テニスコーチにはなれなかったと思います。

皆さんも、電車男のように、勇気をだして、行動してみましょう。


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