フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

今さらながら中国の共産党独裁・権力闘争・秘密主義・暗黒体質/白鵬1048勝「記憶の双葉山、記録の白鵬」

2017-07-22 10:40:03 | 日記

   中国共産党の独裁体制や権力闘争に関するニュースは枚挙にいとまがないが、最近の出来事として北京、上海と並ぶ重要国家直轄市・重慶のトップである孫同市共産党委員会書記が解任され、後任に習近平国家主席の腹心とされる陳敏爾氏が選任されたと報じられている。孫氏は次世代のリーダー候補であり、習主席の跡目を担う一人と目されていた。孫氏の解任は市の委員会メンバーには全く知らされず、委員会の壇上から突然他の都市出身の陳氏が就任の挨拶をしたという。最高指導部が入れ替わる5年に1度の党大会を目前に控えての政治局員の異動は異例で、孫氏の今後の処遇が注目されているという。前回党大会の直前には薄熙来重慶市書記がスキャンダル絡みで失脚(無期懲役)したことはまだ記憶に新しい。これらに限らずベールに包まれた激しい権力闘争の闇の底は深い。
 
  「天安門事件」で学生を支援するなど中国の民主化運動の象徴的存在で、国家転覆扇動罪などで服役中にノーベル平和賞を受賞した劉暁波氏が入院先の病院で死去した。死因は肝臓がんと言われるが、獄中での処遇に批判の目が注がれる中、政府筋はその遺骨について海に散骨するよう遺族に迫ったという。遺骨が人権派や反政府勢力の象徴となることを恐れ、政府の憂いを断つためだという。遺族は当初それに反対したが、結局海に散骨されたらしい。しかし真相は闇の中だ。

   今日の新聞(朝日)によると、香港の有力英字新聞が習近平主席の最側近の親族による蓄財疑惑を報じた直後に記事を撤回し、電子版から削除したという。同紙は中国政府と密接な関係にあるネット通販大手に買収されており、その圧力によることが示唆されている。習主席側近の栗戦書氏は秋の党大会で最高指導部入りが有力視されており、その親族の蓄財疑惑は大痛手になる可能性があるというものだ。
・・・とまあ、今さらではないが中国の共産党独裁・権力闘争・秘密主義・暗黒体質は変わるところがない。


   大相撲名古屋場所についてはもう2回も取り上げているが、これは早速取り上げざるを得ない。白鵬の1048勝到達である。
   歴代2位の千代の富士1045勝及び同1位の魁皇1047勝の通算勝利数は今場所中に抜くことだろうとカウントダウンが続いていたが、それらを一気に抜き去って、⒔日目の昨日(21日)前人未踏の1048勝に到達した。それも前二者より圧倒的に早い場所数での到達である。
   今日の新聞で白鳳の数々の記録を見て、改めてその凄さを認識した。以下は歴代1位の記録の数々である。
『通算勝利数(昨日達成)、幕内勝利数、横綱勝利数、優勝回数、全勝優勝回数、連続優勝、年間最多勝回数、横綱連続出場、横綱在位中の勝率』   連勝記録63は伝説の双葉山の69に次ぐ2位でこれはもう達成不可能であろうし、横綱昇進最年少記録も今さら北の湖(21歳2か月)を抜くことは出来ない。しかしこれだけの優れた記録を持つ白鵬は紛れもなく「平成の大横綱」と言って差し支えないだろうし、明治以降の相撲では「記憶の双葉山、記録の白鵬」として後世まで残るものと思う。


 

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メディアの”美味しい話題”の女性代議士、そして松井某女

2017-07-20 15:27:42 | 日記

   メディアにとっては”美味しい話題”を提供してくれる女性代議士が次々登場してくれて、夏とはいえどネタ枯れせずにウハウハ、代議士さまさまなのではなかろうか。
   その筆頭の稲田防衛相は生き恥を曝し続けて、もうズタズタの死に体ながらまたまた疑惑が浮上。南スーダンに派遣された自衛隊の日報の有無を巡って、「無いことにしよう」という隠ぺい工作に立ち会っていたとする関係者証言が出た・・という記事が疑問を呈している。当の稲田議員はこれまでの弁解や答弁をオウム返しするばかり。でも国民の疑惑は増すばかり。私はもうどうせ9月の内閣改造で消え去るんだからいい加減にしたらと思うのだが、国の重要任務を負託されている大臣なのだからそうウヤムヤにしてはならないというのがスジだろうか。
  
   絶叫・暴行の豊田真由子議員はもう単純なスキャンダル、それもほとんど喜劇である。私なんかテレビ番組などであの絶叫の声を聴くと面白くてしょうがない。代議士としての矜持や品性などふっ飛ばして楽しくなって来るのだ。深い根があるわけではないだろうから次回の選挙で信を問えばいいだろう。
   新手(あらて)の代議士も現れた。物議をかもす言動で「浪速のエリカ様」と言われた上西小百合議員。何でもサッカーの浦和レッズとドイツ・ドルトムントの試合後、自己のツイッターで批判めいた発言をし、それがもとで浦和のサポーターとネット上でケンカを始めたのだとか。大体浦和のサポーター自体も何かと過激なファン気質で問題を起こすことが多く、エリカ様もそれに引けを取らなかったのであろう。果たしてどんな展開になるのか?

   代議士ではないが、先日話題に取り上げた松井某女が引き起こした大騒ぎは未だにというか益々というか騒ぎが収まらない。ただしこれは本人たちの思惑とは違って純粋なスキャンダルで、全国紙などの記事の対象にはならない。テレビも民放各局は連日喧しく(かまびすしく)取り上げているが、NHKで報道されることはない。要はその程度の話題であって、私も取り上げることに苦々しい思いがある。
   今日外出から帰宅してテレビを点けたら、NHKの「ごごナマ」という番組のレギュラー・キャスターとして船越某氏が出ていた。騒動の渦中にあるせいか妙に畏まった物腰であった。(ゲストが超大物の美輪明宏だったせいか?) これだけ大騒ぎになっていても船越某氏が番組を降板しないということは、NHKも「倫理上問題にするほどではない」との判断をしているからなのではないかと思った次第。さらに言えば、ということは今後松井某女への風当たりが強まるのではないかとも思った次第。そして私自身同じ芸能スキャンダルを取り上げたことを恥ずかしく思った次第である。

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日野原重明さん大往生/天気予報アプリの優れもの

2017-07-19 12:42:36 | 日記

   105歳、生涯現役医師を貫いた日野原重明さんが亡くなった。これほどの高齢で亡くなれば普通死因は「老衰」となるところだが、呼吸不全ということであった。亡くなる2日前までは口もきけたと新聞記事には書いてあった。大往生を絵に描いたような人生の終幕であった、と誰もが思ったことであろう。
   日野原さんへの称賛は単に生涯にわたる医療現場での功績にとどまらない。多能・多才で、高齢になってからの生きざまそのものが多くの国民の共感を呼び愛されて来たことだと思う。15年前の91歳の時に始まったエッセー、朝日新聞の土曜版に掲載の「91歳私の証 あるがまゝ行く」では等身大の日々が綴られ、それが今は「105歳私の証・・・」にまでなっていたが、自らの死期を悟ったのか既に最終稿を書き終えていたと朝日は伝えている。そのエッセーは毎週読んでいたわけではなかったが、100歳を超えてなお階段は2段飛びで昇ること、10年先までスケジュールは一杯、移動の列車や飛行機の中でも執筆などの仕事をすること・・等々を知って感嘆し驚愕も覚えたものだった。多くの皆さんと合掌

   きょう(19日)は東日本を中心に晴れている地域が多く、気象庁は先ほど「関東甲信、東海、近畿、中国地方が梅雨明けしたとみられる」と発表した。「・・とみられる」というのはまだ確度が十分でないのか。梅雨明けとしては平年より2日ほど早いのだそうだ。
   私は日々の天気予報には主にスマホのアプリを利用している。2つのアプリの情報を見比べているが、一日の中の時刻では予報通りにいかないことが多くある。もう一つ「雨雲ズームレーダー」というアプリをインストールしていて、これは時間単位での予報と違って地図上にピンポイントの位置と時刻で雨雲が示され、雨雲の移動予測まで示される。さらにその雨雲による降雨の強さまで色で分かる。これが実にピンポイントでの天気の実態に合致するのである。つまり自分のいる位置周辺にどんな雲がかかっていて、どう移動するかが分かる。だから「今は降っていないがあと30分後にはこの雨雲がやって来る」「今降っている雨雲は1時間くらいで通り過ぎて雨が上がる」など自分で予報できるのだ。
   昨日あったボランティア活動の折、雨が降ったり上がったりするので居合わせた人に「今この雨雲がいるから。これがこっちに動いて一時的に雨は上がるけど、すぐこっちの雲が来るからね」などと説明し、それに近い結果にになったので感心されたりした。気温や風などは分からないが、優れもののアプリだと思う。


 
 

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猛暑盛りに商工会イベント行われる/五輪2大会の開催地を同時選定へ

2017-07-17 16:17:30 | 日記

   15,16の暑い盛りの2日間、「みたか商工まつり」が行われた。今回が40回目という毎年夏恒例のイベントだが、今年初めて井の頭公園西園を会場として開催、これまでの市役所広場等に比べて格段に広い会場となった。それに伴い出展ブースがずっと増えて100を越え、来場者もかなり増えたのではないだろうか(主催者発表が確認できないが)。何より展示や飲食物のブースを見て回るのにゆったり感があった。
   私はこういうイベントではまずビールとつまみが必須アイテム。ざっとブースを見て回る間に目星をつけて置いた所に行って買い求める。
始めは生の黒ビールとタコ焼きで一杯、お代わりは缶ビールとイカの野菜炒めで、緑の木陰のベンチに一人分のスペースを見つけて喉を潤した。
写真は、左上=ステージの催し物でヒップホップダンスの少女たち 右上=虫かご、小鳥の巣箱などを自分で作る木工教室 左下=飲食物のブースが並ぶ 右下=各地から参加したご当地グルメのコーナー

     

            

 

   2020年の東京オリンピックに続く五輪会場の都市は24年がパリ、28年がロスアンジェルスと2大会同時に決定する見通しだという。オリンピックの規模や開催経費が際限なく膨張し続けて、開催都市(あるいは国)のリスクを負担できるところが限られて来るため立候補都市の見通しが厳しくなって来たことが背景にある。五輪を経済発展の起爆剤にしようと考えるより、2004年アテネ大会後のギリシャの惨状を始め巨費を投じた施設を持て余し、財政負担のみが重くのしかかっている現実に目が行く。
   毎回の開催都市誘致合戦ではIOC委員の多数票を得ようと、委員の抱き込みに巨額のカネが使われることは衆知のこと。逆に言えばIOC委員にとって莫大な金をフトコロに入れるビッグチャンスなのであり、この利権を逃したくないのが現実で2大会同時選定には抵抗が大きいことは想像に難くない。そうしたIOC委員の反対をバッハ会長がねじ伏せる形で、9月に2大会同時選定を決定するとのことである。 

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梅雨明けはまだ?猛暑が続く/民進党はまた蓮舫党首の国籍を問題化?/白鵬頼みの大相撲

2017-07-14 18:01:25 | 日記

 東京地方はまだ梅雨明け宣言を聞いていないが、うだるような真夏日が続いている。昨日今日と2日間、小学校の見守り当番に就いていて体にのしかかるような暑さであった。体育や休み時間で校庭を跳ねている児童たちも下校時にはさすがにグッタリ感が見える。
   しかし暑いのはなにも東京地方だけに限らない。全国各地で猛暑となっていて、この度の豪雨で甚大な災害に見舞われた大分県日田地方が今度は35度を越す猛暑日を記録したと報じられている。災害復旧などの妨げにならねことを願うばかりだ。 

   先の東京都議選で自民党の自滅に乗ることも出来ず、小池旋風に飲み込まれて議席数を7から5に減らした民進党。どうしようもない凋落ぶりで、党内では蓮舫党首の責任を問うて国籍問題を明らかにするよう迫っているとか。そんなの党首選の時に済んだ問題ではなかったっけ?
   去年の都知事選挙では真っ先に野党統一候補に擬せられ、出馬すれば小池氏が名乗りを上げることもなく圧勝していたのではないかというタレント性があったが、じり貧の民進党の救世主には荷が重すぎるようだ。知事選1年後の今日(こんにち)小池知事とは天地ほどの差がついてしまったが、新規巻き直して民進党回生のジャンヌ・ダルクとなるのだろうか?

   横綱大関がバタバタと敗れて波乱の幕開けとなった大相撲名古屋場所は今日で6日目を迎えたが、鶴竜と稀勢の里の両横綱に大関の照の富士が途中休場に追い込まれ、横綱大関陣で勝ちっぱなしは白鵬一人という寂しい場所になっている。小兵で異能の宇良やベテランで味のある嘉風などのわき役が土俵を沸せてはいるが、やはり土俵の主役は横綱大関。それが休場やら弱くては大相撲にはならない。今場所は通算勝利数の歴代記録の更新を視野に入れている白鵬がさすがという土俵の主役を勤めている。今年32歳、横綱に昇進してから丸10年が経つ。往時の力はなくなったと言われてはいるが揺るがぬ存在である。その後を継ぐべき稀勢の里は新横綱の場所の14日目に負ったケガを押して千秋楽に逆転優勝したものの、その無理が祟っているようだ。せっかく待望の日本人横綱が誕生したというのに、まだ白鵬頼みの大相撲では情けないではないか。

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