フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

きな臭くなった海外世情/緊急事態宣言が延長・・自分は絶対安全なんて”妄想”

2021-02-03 20:31:16 | 日記

 このところの海外世情がきな臭くなっている。
中国政府の香港弾圧では多くの香港市民の犠牲の中で、一国二制度の統治が踏みにじられ事実上中国中央政府の統治に入ってしまった。
アメリカでは選挙で退任が決まったトランプ大統領自身が謀反を起こし、煽動された支持者が暴徒となって大挙連邦議会議事堂に乱入して狼藉・破壊を働いたことは民主国家の盟主を自認するアメリカの大汚点となった。
ロシアでは権勢を極めているプーチン大統領に対する批判勢力の急先鋒ナワリヌイ氏が暗殺されかかったばかりか、国外で治療を受けての帰国後即座に逮捕された。これに対する抗議デモについても多数の逮捕・拘束が行われている。
この度は長い間の軟禁を乗り越えてミャンマーの民政の指導者となったアウンサンスーチーさんが軍部から拘束されて、軍政への逆戻りが懸念されている。
こうして考えると、権力とはよだれが出るほど美味しいものなんだな、と思う。一度手にしたら離したくない、失ったら奪い返したい・・そういうものなんだと市井の片隅の人間は傍観して憶測する。
もう一つ思うのは、どの事案に関しても情報化社会の現在、デモの呼び掛けに多くの人々が応じて、即大規模デモが起こりうるということである。

菅総理が「1ヶ月でコロナ感染拡大を終息させる」と大見得を切って1月7日に発出した2度目の緊急事態宣言だが、未だ感大が収束に入ったとは見なせず、栃木県を除いて3月7日まで期間を延長することになった。
直近では東京の1日の新規感染者数が3桁にはなったが、一時は2千人を超えて本当に恐怖感があった。現在それよりは下がったとはいえ、500人を前後する人数であり、第二波のピークに相当するくらい多い。
それより、感染者が累積されて来た結果、医療機関がもうパンク状態に陥り、新規感染者の受入れが出来ない病院が続出しているという。”コロナ感染”の検査結果が出ても病院には入れず、たらい回しや受入れ拒否をされた感染者の不安や恐怖はいかばかりであろうか。「自分は絶対に感染しない」なんていうのは「楽観」を超えて「妄想」と考えなくてはならない事実が次々と報道されている今日(こんにち)ではある。。

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