フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

多くの職種で成り立つ学校の教員が危機的不足という/パスワード全能化の世に怒り

2023-05-11 10:59:14 | 日記

今朝(11日)の購読紙によると、公立の小中学校で2割ほどの教員不足が生じており「一刻も早い改善が必要」とされる状況という。教育研究家らのグループが調査した結果によると、その背景にあるのは長時間労働であり、産休教員の代勤など必要な教員確保も出来ず欠員が生じているとあって、教員のなり手不足対策として学生時代の奨学金の返済免除などの施策が必要と提言している。
私は学校職員ではないが、市教育委員会事業の「学校安全推進員」と言う主に児童の安全見守り役として日頃学校に出入りしていて、現状こうした憂慮すべき実感はない。というか、「教員」というのは学級担任だけでなく音楽や図工、英語などの教科担当教員がおり、専門的補助を担う講師のほか当校では特殊学級の担任や介助教員などがいる。更に図書館司書や栄養士、看護職員、事務職員、用務職員など、22クラス約700人の児童に対して非常勤を含めると60人ほどの教職員がいる。必要人数を満たしているかどうか分からないのだが、学校というのはなんと多くの職種の教職員で成り立っているかが分かる。


同じ今朝の新聞の読者投稿欄に『パスワード膨大  高齢者に負担』というのがあった。見出しを見ただけで同感、拍手喝采である。書き出しの「世の中はパスワード、暗証番号にあふれている」から始まって「今やパソコンの立ち上げ時はもちろん、マイナンバーカードを始め、役所への各種申請など公的なものまで必要になって来た。とても覚えきれない。」「運営者は定期的にパスワードを変更するよう求め・・・複雑なパスワード作成を推奨して来る」「膨大な数のパスワードを高齢者が管理できるとは考えにくい・・・行政も企業も高齢化を見据えた優しい社会づくりを意識してもらいたい」
その通り!一言一句全く同感。投稿者は65歳となっているが、私などは一回り以上の老齢だ。よくぞ言ってくれた(書いてくれた)と思う反面、何で今までこういう声が取り上げられて来なかったのだろうかと思う。というより憤りを感じていたのだ。WEB上での「認印」に過ぎないパスワードが究極のセキュリティーと勘違いされて横行している。今では犯罪組織が億の数のパスワードを盗んでいると言う時代に入っている。一方私などはどれにどのパスワードを設定しているのかもう分からなくなってしまうので、同じパスワードの使い回しである。
先日、電話で旅行の予約をしようと思ったら常に通話中で、音声で「このままお待ちいただくか、ホームページよりお申込み下さい」と繰り返すばかり。何回か電話の後、諦めてホームページにアクセスして予約に入ると、お決まりのパスワードの入力欄に。ところがこの旅行社への登録パスワードなど覚えていない。思い当たるものを幾つか入力したけれどエラーで埒があかずに、とうとう断念しまた電話での予約に戻った。やっと繋がった電話のオペレーターの優しい手続きが殊更有難く感じた。








 

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