フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

今日も新聞記事からーコロナ感染のデータ・大雪のニュースに思う・SNSの悪質な投稿者に厳罰を願う

2020-12-17 11:16:38 | 日記

  昨日に続いて今日(17日)も購読紙朝刊記事から話題を拾った。
 
   一面トップの見出しは「コロナ  沈静化に至らず」として「コロナ感染拡大防止の勝負の3週間で、感染は増加に転じた」と報じている。それを示すデータとして7月以降の新感染者数の推移のグラフを示しているが、数値は(7日間移動平均)とカッコ書きされていた。
   私はかねてより、毎日発表される新感染者数を見て、そもそも日々検査数が違うのを度外視して増えただのやれ減っただの一喜一憂するのではなく、増減のトレンドを捉えるため移動平均値を採用すべきだと考えていて、だいぶ前にこのブログにも書いた。そしてそれは7日くらの平均をとる(7日間の平均値を真ん中の日の数値とする。それを一日ずつずらして行く)が適当とも考えていたが、やっとそんなデータを目にした。これまでも移動平均の図表が載っていたのかも知れないが記憶にないので取り上げてみた次第である。


    同じ一面には、深い雪をかき分けて除雪する作業員の姿と背景の家々の屋根にはずっしり積っているという大雪の光景が写し出されていた。昨日は冬の寒気団が日本海側を中心に大雪をもたらしたという記事で、群馬県みなかみ町や新潟県湯沢町では48時間の降雪量が観測史上最大となったという。
   写真は越後湯沢駅周辺とあるが、その辺りには叔父に先立たれた義理の叔母が一人で住んでいる。もう5,6年会っていないがかなりの高齢である。
   母の生家が湯沢の近くで、高校・大学時代はそこを足場に湯沢や石打のスキー場に通ったので、湯沢と聞くと大変懐かしい。
   湯沢は川端康成の小説「雪国」の舞台として知られ、『国境の長いトンネルを抜けるとそこは雪国であった』という冒頭の一節が有名だが、山裾に造られた越後湯沢駅から魚野川に向かって町全体が緩やかに傾斜しており、雪が氷ったり、踏み固められると歩いていて滑りやすい所である。スキー客がスキー場でなく町で滑って転んでケガをしたという笑い話があるくらいだ。
    母の生家は昔からの米どころ。今でいう「魚沼米」の産地で、江戸時代は庄屋をしていて豪農だったらしい。私が知っているのは 戦後の農地解放後の田畑(でんぱた)しか知らないが、それでも裏の寺の高台から見下ろすと広かった。  
   雪について、母は自分が若い頃は一晩で3尺積もったとよく言っていた。玄関までの道を除雪しても翌朝には埋まってしまうと。また積雪は一階の軒を優に越えたとも言っていた。私は”客”の身分で雪かきの労を知らず、今思うと若いんだから少しは雪かきをしておけばよかったと後悔される。


   もう一つ。SNSの中傷で女子プロレスラーが自殺に追い込まれて大きなになった一件で、警視庁は投稿者の書類送検を決めたという。
   複数の男女が同じ家で暮らす様子をリアルで放映するというテレビの番組で、ヤラセで悪役を演じさせられた出演者に対し、SNSに匿名で執拗な中傷コメントを投稿した男を侮辱罪として立件する方針だそうだ。
    私は、匿名で罵詈雑言をSNSに投稿して人を傷つけて快感を得る、時には死に追いやることも厭わないこうした投稿者達をかねてから苦々しく思っていたが、厳罰に処して「一罰百戒」としてもらいたいと強く願うものである。
   SNSも天下の公器の一つ、人を不幸に陥れることのために使うなんて言語道断である。国(警察)もメディアも厳しい姿勢で臨んで欲しいものだ。

 

 

 

 

 

コメント
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