フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

小学校、朝の登校模様/4日間の出張記③(白川郷)

2020-10-09 15:29:11 | 日記

   今日(9)午前中は学校安全推進員、児童などの安全見守り役当番である。生憎冷たい秋雨が降り続き、運動会の練習の書き入れ時なのに校庭には人っ子一人出て来ない寂しい時間を過ごした。
   さて朝の登校時の話で、黄色い帽子とランドセルカバーを着けている一年生を校門まで見送りに来る保護者は少なくはないが、児童の大半はさっさと校内に入る。

   だが中にはハラハラと行方を見守っていたり、児童が振り返ると側まで駆け寄る親もいるし、始めから校門から入って校舎まで一緒に歩く甘い親もいる。今日始業時間を過ぎてから足どり重く入って来た父子、校舎入口10m位の所から児童の足が進まない。父親に促されて半歩、また半歩。登校拒否症状なのだろう。父親が辛抱強く校舎入口に導いた。
   この児童の行動は初めてではないと思うが、私が目撃したのは初めてであった。こちらは親の甘やかしとは異なって、家庭の悩みが胸を衝くような光景を見てしまった。

 
   旅行記3日目、高山から次の目的地富山市に向かう途中、伝統的な合掌造りの集落で知られる白川郷に寄った。JR高山駅前から高速道路経由で白川郷バスセンターまで50分。指定席となっているが乗客は5,6人で、まだコロナの影響が強く残る。バスセンターにあるコインロッカーにスーツケースと上着を入れ、身軽な恰好で見物に出発し、合掌造りの建物が点在する中をゆっくり歩く。途中まばらな観光客と行き交うが、喧騒は全くない。
   集落をほぼ一望できるという展望台にシャトルバスで着いた時に丁度スマホのバッテリーがなくなり、ハイライトシーンが撮れなかった。まったく締まらない話だ。
 戻りのシャトルバスを待たずに坂道を下ってバスセンターに急ぎ戻り、コインロッカーからスーツケース内の充電器を取り出して、センターで15分ほど充電させてもらった。出直しはロッカー代を惜しんで上着を着、スーツケースを転がして歩いた。伝統の方法で合掌造りの屋根を葺き直し中の貴重な光景にも出くわし、バス乗り場に戻ったところ、ウェストポーチが無いことに気付き、スーツケースを置いて心当たりの場所に走って戻ったが、運よくそこに残っていた。1時間くらい放置されていたのだが誰も触らなかったのだろう。金目のものというより大事な記録を残している手帳などが入っていたのでやれやれだった。
   しかし上着を着たまま15分くらい走ったので汗びっしょり。高岡行きのバスに荷物を置いてから待合所のトイレで着替えをさせてもらい、バスは定刻に発車した。
   ゆっくり息抜きのつもりだった白川郷はとんだ珍道中になってしまった。

 
(左・中)一帯にこんな光景が広がる (右) 合掌造りの屋根葺き替え中 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする