フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

白内障手術終って/「土人」発言/有毒なヨウシュヤマゴボウ

2016-10-21 14:40:59 | 日記

   ”待望”の白内障の手術が終わった。一昨日が右眼、昨日は左眼を手術し、それぞれ術後丸一日ずつ眼帯をしていたが、今日初めて手術後の両眼で物を見た。白内障による視界の曇りやにじみがスッキリしただけではなく、人工レンズを挿入したことにより、メガネなしの裸眼ではっきり見えるようになった。手術後の視力を検査したら両眼とも0.7とのこと。因みに術前は0.05くらいであったのだ。中学の時に視力検査で0.2に落ちて以来メガネは外せなくなったが、こんなにクリアーな視界はおよそ60年ぶりになる計算である。但しその分手元の小さな字が見にくくなったし、乱視も残っているので少し目慣らしをした後改めてメガネを作り直すことにしている。
   手術の方は何人もの経験者から聞いていた通り簡単なものであった。手術室に入って出るまで15分くらい、手術そのものは10分程度で終わった。ただ角膜を切開するためその傷口などから細菌感染したら一大事なので、手術前から術後数日間にわたって抗菌剤や化膿止め、抗炎症剤などの点眼が細かく指示され、術後の日常生活でも洗顔、洗髪、入浴をはじめ仕事や運動などについて医師の指示を守らなくてはならない のでその点は煩わしい。
   また、しばらくはメガネなしで生活できるが、周囲の人は私のメガネなしの顔を見たことがない。それで度のないレンズの”伊達眼鏡”をかけることにして、今日メガネストアに行って作ってもらったところである。

   沖縄県の米軍ヘリパッド建設現場で、機動隊員が反対派の住民に向けて「ぼけっ! 土人が」と怒鳴ったことが差別発言として問題化している。現場の詳しい経緯は分からないけれど、今どき「土人」なんていう言葉が生きていたとは驚きだ。そしてこんな言葉を使うなんて何と品性のない御仁なんだろう。しかし「親や上官の顔が見たい」などと言うのは見当違いなのかしらん。

  過日、夕方のテレビ報道番組で「毒性外来植物が住宅地周りに!」というような驚きを込めたトーンで報じていた。植物はヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)と呼ばれる、私にとってはごくありふれた”雑草”であるが、物知りみたいな人が「食べたら死に至るようなこんな恐ろしい植物がこんな身近にある」とヨウシュヤマゴボウを見つけながら、カメラがそれを映していた。私は強い毒性があることは知らなかったが、知らずに食べて死んだ事故もあるとのこと。改めてネットで検索してみたら根にも葉にも実にもアルカロイド系の有毒成分があるとあった。しかし改めて驚く存在ではない。どこにも生えている植物なので何で今さらというのがテレビを見て思ったわけなのである。
写真左はヨウシュヤマゴボウの熟す前の白い実、右は濃紫色に熟した実

      

コメント
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