フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

多発するクマの被害/地震予測地図を見て/高校のサークルOB会

2016-06-12 16:42:57 | 日記

   最近はクマによる人身被害が再々ニュースになっている。山間部でクマに出くわして襲われるのはもとより、市街地近郊にもクマが出没して被害に遭うという。よくクマのエサとなる木の実が不作の年はエサを求めてクマが人里に下りて来るので被害が増えると言われるが、昨秋はブナの実が豊作でクマが栄養をたくわえ、子をたくさん産んだために母グマが山奥から出て来たことも要因にあるという。またキャンプ場での食べ残しの味を覚えて人里に寄って来るとか、猟をする人が減って人に対する恐怖心がなくなったなどの見方もされている。
   クマはもともと臆病な動物で人間の気配がすれば逃げる、ということから登山者はよく鈴を身に着けて歩いているが、それもファッションになっていて全くクマの出没が考えられない山道をチリンチリン鳴らしながら歩いているハイカーを見かけると腹が立つと山好きの知人が言っていた。静かな山道もそれではつや消しだと。

   今後30年以内に強い地震に見舞われる確率を示す「全国地震動予測地図」の2016年版が政府から発表された。震度6弱以上の強い地震が発生する確率を色の濃淡で示したその全国地図を見ると、関東から四国までの太平洋側一帯がくっきりと濃色になっている。ざっと見て北海道や東北の大部分と、中国、九州などの地方は色が薄い。これを見て低率地域へ居を移したい気持ちになるが、しかし地図作成時点(1月1日)では確率8%に過ぎなかった熊本県益城町であの大地震が4月に起こったのである。だからこの数値だけで即断は禁物なのだが、少なくとも首都圏各地では相当の危機意識を持つ必要がありそうだ。「天災は忘れたころにやって来る」などと悠長なことを言っている時代ではない。大震災がボコボコと目の前で起きているのだから。

   昨日、高校時代のサークルのOB会が行われた。かつては不定期開催であったがここ20年は永久幹事を買って出てくれる後輩の世話で2年に一度、6月に開催している。昨日集まったのは81歳から今年還暦の18人。サークルは今でも存続しているはずなのだが、全く新メンバーが出て来ない。つまり毎回出席者は2歳ずつ年を取っているのである。最初の挨拶に立った最長老も嘆きの挨拶であった。近年の母校でのサークル活動が盛り上がりに欠けているのが原因ではないかと私は推測しているのだが・・・。

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