「旧村山快哉堂」
明治十年(1877年)に建築された木造二階建て土蔵造りの店蔵で、本町通り(本町三丁目)に面して屋敷を構え、「中風根切薬」「分離膏」「正斎湯」などの各種家傳薬を製造、販売する薬店でした。
建物取り壊しの祭に、所有者から市の教育委員会が寄贈を受け、平成7年に解体後、4年の保存期間を経て、いろは親水公園中州ゾーンに約2年間の歳月をかけ、移築復元した貴重な建物です。(教育委員会作成のパンフレットから転載)
当市の隣の志木市の図書館に、葉室 麟の新刊「春風伝」のリクエストに行った帰り道、この時期、旧村山快哉堂で「つるし雛飾り」の催しが行われていることを思い出して、散歩を兼ねて足を伸ばしてみた。
言わずもがなだが、市の文化財でもある建物に、古くからの継承文化のつるし雛飾りの組み合わせは、相性が悪かろうはずがない。
古民家の雰囲気にすっかり溶け込んだつるし雛の佇まいに、しばし見入った次第である。
明治十年(1877年)に建築された木造二階建て土蔵造りの店蔵で、本町通り(本町三丁目)に面して屋敷を構え、「中風根切薬」「分離膏」「正斎湯」などの各種家傳薬を製造、販売する薬店でした。
建物取り壊しの祭に、所有者から市の教育委員会が寄贈を受け、平成7年に解体後、4年の保存期間を経て、いろは親水公園中州ゾーンに約2年間の歳月をかけ、移築復元した貴重な建物です。(教育委員会作成のパンフレットから転載)
古民家に 溶け込みたるや 吊るし雛
当市の隣の志木市の図書館に、葉室 麟の新刊「春風伝」のリクエストに行った帰り道、この時期、旧村山快哉堂で「つるし雛飾り」の催しが行われていることを思い出して、散歩を兼ねて足を伸ばしてみた。
言わずもがなだが、市の文化財でもある建物に、古くからの継承文化のつるし雛飾りの組み合わせは、相性が悪かろうはずがない。
古民家の雰囲気にすっかり溶け込んだつるし雛の佇まいに、しばし見入った次第である。
古布を使って手作りした雛のつるし飾り七宝まり、鶴、亀、折り鶴など約20種類、約800点が展示されている。これらの作品は、すべてボランティアの人たちの手作りとのこと。