折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL142 黒目川からの眺め19~蕾ふくらむ

2013-02-13 | 写真&俳句


日だまりや     蕾ほんのり     色づきぬ


明け方ちらついていた雪も、朝にはすぐに溶けて消えた。

冬晴れで、空は抜けるように青い。

道路が渇く頃を見計らって、いつものように黒目川の遊歩道に出かける。

日だまりのところで、梅の蕾がほんのりと赤らんで、何とも愛らしい風情である。

今はまだ「春は名のみ」だが、間違いなく春はそこまで近付いている、ほんのりと色づいた梅の蕾を見てそんな感慨を覚えた次第である。