折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

【3字体(楷書・行書・草書)千字文】を書く 第4回

2011-03-07 | 書道

お手本 大貫思水「新版四体千字文」(日本書学館)


【読み方】

りょうし かてい       ちょうかん じんこう

しせい もんじ        だいふく いしょう

すいい じょうこく      ゆうぐ とうとう



【意味】

中国の上古の伏羲(ふくぎ)氏の時、龍馬が図を負いて出たので、伏羲を龍師といい、また燧人(すいじん)氏は民に火食を教えたので火帝といった。

上古には文字がなく、縄を結んで約束の印としたが、黄帝の時、蒼頡(そうけつ)が鳥の足跡にヒントを得て始めて文字を制作した。

黄帝の臣、胡曹(こそう)が衣裳(着物)を作り、人は皆これを着るようになった。

世が進むにつれ仁義・道徳を重んじるようになり、聖人が出て、君の位を推し、賢者に国を譲って世を治めさせた。

帝堯陶唐氏は舜を推して帝位につき、帝舜有虞氏は禹をあげて国を譲られたという。



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