折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

【3字体(楷書・行書・草書)千字文】を書く 第34回

2011-10-03 | 書道
    お手本 大貫思水「新版四体千字文」(日本書学館)




【読み方】

しんせき こきゅう        ろうしょう いりょう

しょうぎょ せきぼう       じきん いぼう

がんせん えんけつ        ぎんしょく いこう



【意味】

親戚や古いなじみは、お互いに往来し音信して、その交情をあたためて、親密にすべきである。老人と少年とは、各々その食料を異にすべきである。

妻の次に位する妾は、糸をとり糸を紡ぐことを扱い、侍女は常にとばりや部屋の中を掃除するのがその役目である。

絹地張りの扇子は形が円く清らかで、いさぎよく、さっぱりしていて、暑ければこれで涼をとる。銀製の燭台にろうそくをきらきらともし、室内が光り輝いている。


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