折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

【3字体(楷書・行書・草書)千字文】を書く 第31回

2011-09-12 | 書道
      お手本 大貫思水「新版四体千字文」(日本書学館)


【読み方】

きんそう るいけん       せきしゃ かんしょう

きょか てきれき        えんもう ちゅうじょう

びわ ばんすい         ごとう そうちょう



【意味】

こうして在れば、欣喜の情が内にわき、世のわずらいは自然に去りつくし、心配事は去って、喜びは招かずとも、自然にやって来るのである。

溝に咲いた蓮の花は、あざやかに咲いて美しく、園内の草は、地下の養分によってその枝が伸び、抜きんでて一面に繁り、生長してみえる。

びわはさほど見どころがないけれど、歳の暮れの寒い冬になっても、いつまでもその葉の色を変えず、緑色があざやかであるが、青桐は高く伸び、葉も大きいけれど、秋になれば他の木よりも早く凋み落ちる。

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