折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL46~「凍てつく朝」

2012-02-19 | 写真&俳句
   「この冬一番」の寒さで氷りついたバケツの水。叩いても、簡単には割れなかった。


叩けども     割れぬ氷や     寒き朝



この冬は「この冬一番の寒さ」という言葉を何回も耳にしたが、今朝の寒さこそ正真正銘の「この冬一番」だ。

明け方、寝ていて布団の隙間から忍び寄って来る冷気に何度も眠りを妨げられた。

朝起きて、すぐに愛犬のおしっこをさせるのだが、そのおしっこを流すために前の夜にバケツに汲んでおいた水がすっかり氷っていた。

今年はこれまでも氷ったことが何回かあったのだが、今朝は力を入れて叩いても中々割れない。


例年にない寒さである。

「この冬一番の寒さ」は今日を最後にしてもらいたいものだ、と心から願う次第である。