折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL44~「春の使者」

2012-02-01 | 写真&俳句
見渡す限り畑が広がる中で、凍てつく寒さに耐え、健気に咲くロウバイの花。

耐えて咲く     健気な花や     春を告げ



愛犬パールと朝の黒目川の遊歩道を散歩中、ふと見ると20メートルぐらい先の田んぼの中に、ぽつんと1本黄色い花をつけた小さな木が目に入った。

「ひょっとしたら、ロウバイの花かな」と思い、回り道をして現場に行って見た。

まさしくロウバイの花であった。

このところの寒さで遅れているのか、まだ蕾の状態のものも多く、5分咲きぐらいの状態である。

今日から2月。
3日は「節分」、そして4日は「立春」。暦の上では春である。

この冬は、異常な寒さに列島が震えあがっているが、この季節、そんな寒さに耐え、健気に咲いているロウバイの花は、もう春の足音がそこまで来ていることを告げる「春の使者」のように思えた。