折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL45~「白い息」

2012-02-04 | 写真&俳句
   霜に覆われた道を息を弾ませて歩く愛犬「パール」。

霜の朝     愛犬の息     また白し


午前7時。

今朝も冷え込みが厳しく、愛犬パールのおしっこ用に昨夜汲んでおいた水に氷が厚く張っている。

いつもは朝ドラが終わってから散歩に出かけることにしているのだが、今朝はちょっと気分を変えて1時間早く家を出る。

この時間、黒目川の遊歩道近くの畑は、霜がびっしり降りていて一面「白の世界」。
1時間遅くては溶けてしまい、見ることのできない景色だ。

             早朝の田んぼは、霜がびっしりと降り積もって「白い世界」。 

いつもは舗装された道を進むのだが、この朝は畑の中の農道を歩くことにする。
その農道も畑同様真っ白な霜に覆われている。

そんな中、降り積もった霜に大はしゃぎの愛犬のパール。

うれしくて、リードを引っ張り、地面に鼻をすりつけてずんずんと進む。
その口からは、周りの霜同様に白い息が「ハアー、ハアー」ともれる。

1時間早い散歩は、愛犬にとって願ってもない楽しいひと時になったようだ。