クレジットカード会社各社は2020年までに約40%残っている磁気カード型を全てIC型に切り替えるとのことだ。
一昔前にはカードの発行コストは磁気カードが50円/枚、ICカードが1,000~2,000円/枚と言われていたが今はもう当時とは比較にならないほどICのコストダウンが進んでいるはずだから上記のような動きはいわば必然だ。
カードの不正利用を撲滅していくことが業界の狙いなのだが筆者が注目したことは最大手のビザが不正利用被害者への補償負担を加盟店側に求めていく方針を固めたことである。
加盟店側の反発を受ける可能性もあるのだがクレジットカードの信頼性確保に向け敢えて踏み切った。
これにより加盟店側のカードリーダ置換が大きく進むことが期待される。
さらにクレジットカードの少額決済利用に弾みがつけば業界としても利用者にとっても悪くない話だ。