グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

国会の珍風景に思う

2015年07月11日 | 日記

昨日の国会の委員会室はちょっと見慣れないものだった。

普段は内閣の閣僚が居並ぶ指定席の一角に維新の党の若手議員が陣取った。

そう、維新の党は提出した安保法制代案を審議するためにとった特別の座席配置なのである。

維新の党の議員が質問に立ち維新の党の議員が答弁する・・・、こんなことは国会史上初めてのことではないだろうか。

結論から云えば野党が対案を提出し政府原案と合わせて審議するのは違いが明確になっていい。

政府側の関係者にも緊張感が出てくるのではないか。

ただ今回の場合に限って言えば民主・維新の共同提案をめぐって両党間の足並みが乱れた。

これを見透かした政府・与党はこの代案審議を強行採決をカムフラージュするための口実として利用することになるだろう。