グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

新国立競技場の建設問題に思う(その2)

2015年07月17日 | 日記

新国立競技場の建設計画について今日首相が白紙撤回を表明した。

つい先日まで文科相が「国際公約だ」「費用の負担問題は私が調整する」と公言していたのから(いくら水面下の活動があったとはいえ)大きな方針転換だ。

2019年のラグビーW杯開催に供することは諦めるにしてもコンペからやり直しではスケジュール結構逼迫している。

今度こそ常に建設予算を横に置きながら全ての作業を進めていかなければならないだろう。

さて今回の見直し決定は政権の今後にどんな影響を与えることになるのだろうか。

首相の胸中は安保関連法制の成立が最優先マターでそのために多少譲歩してでも国民の離反を避けたい考えがあったかもしれないが、逆に安保法制に反対する野党勢力を元気づかせる結果にもなりかねない。

「肉を切らせて骨を切る」戦略がドミノ現象を誘発する危険だってあるのだ。

政治は一寸先は闇だからねぇ・・・。