安保法制が今週から参院で審議されることになる。
衆院特別委の怒号のなかでに強行採決は今だに記憶に新しい。
首相は「(本法案が)国民にまだ十分理解が深まっていない」ことを認め参院で引き続き丁寧に説明していくとしているが先日のフジテレビでの首相自らの説明も不発、党内からも「分かりにくい」との声が上がっている。
こんなことではどれだけ時間をかけても多くの国民から賛同を得るのは困難かもしれない。
加えて連立パートナーである公明党からも幹部OBなどから否定的な意見が顕在化し始めた。
政権与党は(参院では)審議持ち時間の時間配分を変えるというがそんなことで状況が大きく変わるとも思えない。
さて参院ではどんな審議光景が現出するのか。
「60日ルールの適用だけは勘弁してもらいたい」と思うばかりである。