グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

自民党各派閥の総裁選対応に思う

2018年07月31日 | 日記
自民党竹下派の総裁選対応が話題を呼んでいる。
どうも同派の参議院組と衆議院組で意見が分かれているようなのである。
派閥の領袖も「派閥としてまだどう集約すべきか」を決めかねているようである。
とかく人事マターは難しい・・・。
筆者はどの派閥でも誰であっても詰まるところ自由投票がいいと考えている。
派閥は勉強会仲間であって集票マシンではないと思うのである。
よく自民党のベテラン議員たちは「議論を尽くして一旦決まれば団結して統一行動をとっていくのがわが党の伝統」と宣うが現実の世界はそんなに単純に割り切れるものではないだろう。
国会議員は派閥の一員である前に国民から選ばれた代表者である。
無論国会議員に至るまでに派閥の世話になっているのかもしれないが有権者はあくまで議員個人を見ている。
総裁選は議員各位にとって自らの政治信条と立ち位置を考えるいいチャンスだ。
派閥も変に議員個人の自由や権利を縛るべきではないと思うのだが如何だろうか。
一時期騒がれた「派閥の弊害」や派閥解消論はどこに行ってしまったのか。