グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

人材確保の「超青田買い」時代に思う

2018年07月15日 | 日記
つい数年前まで季節のなると大学新卒生の就職率が高いの、低いの、と騒いでいたように思うが昨今のキーワードは「超青田買い」だそうである。
先端技術分野を中心にインターン制度を活用した囲い込みが広がっているいるとのことだがこの傾向は恐らく新卒者の就職戦線全体に波及していくのではないかと思う。
採用活動の解禁日などいずれなくなるのかもしれない。
以前我が家のリフォームを検討していた時にある工事業者の言葉が耳に残っている。
「景気のいい時期には腕のいい職人もそうでない職人も均等に忙しい。そして不景気になった時は腕のいい職人だけが多くの仕事を抱えているものだ。」
結局企業は人次第なのだ。
新卒者に置き換えれば優秀な学生は他社より一刻も早く囲い込みたいと言うのは偽らざる心情だろう。
人材採用は今後限りなく自由化されていくのではないか。
そして人材のモビリティも高くなっていく。
それが自然の理であり、そのための様々なルールや制度が整備され社会意識が醸成されていくような気がしている。