グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

文科省前局長の「息子をよろしく」に思う

2018年07月14日 | 日記
文科省前局長が東京医大理事長側に「(御校は)息子が一番行きたい大学。息子をよろしく」と伝えていたことが明らかになったようだ。
この話が事実だとすればいくら前局長に「その意思がなかった」といっても通用しないのではないか。
「忖度する、しない」のレベルを超えている。
単に「入学依頼」等の言葉を使わなかったというだけで疑惑が払しょくされるというものではないだろう。
問題は当時氏が職にあった官房長ポストがどんな影響力をを有していたかということだ。
この点はぜひ厳正に調査してほしいと思う。
それにしても今回の疑惑は文科省の信頼を完全に失墜させてしまった。
このところ文科省幹部の天下り問題やモリカケ問題が相次いでいる最中のさらなる出来事である。
官僚の矜持はどこに行ってしまったのかねぇ?
これは贈収賄以前の問題だと思うのだが・・・。
大学側ももう感覚がマヒしてしまっているねぇ。