グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

旅行代理店の無人店舗計画に思う

2018年07月05日 | 日記
先日JTBの無人店舗計画が報道されていた。
旅行代理店の店頭と言えば昔は人海戦術が常道、どの店舗でも多数の応対者が待機していたようなイメージだがとうとう無人店舗が生まれるようになってきたかと思うと隔世の感がある。
旅行業界でもインターネット販売の台頭が著しいがこの無人店舗はリモートだが有人対応が特長だ。
旅行代理店との対話を求める顧客と応対者の有効活用を進めたい業者側の妥協点ともいえそうだ。
無人店舗で頭に浮かぶのは消費者金融業界があるがこちらの方は消費者側の別のニーズがありそうだ。
もう1つ例の保険業界だ。
こちらは複数保険会社の商品を比較して契約者にとって最適のものを勧めるという利点がある。
もっとも果たしてそうなっているのか、いささか疑問に思う時もあるが個別の保険会社にとって無視できない存在に育っている。
さて、旅行業界にとってまだ「旅行の窓口」と呼べるような複数会社の商品を取り扱う有人店舗はまだない。
旅行業界にこんな店舗が現れるのかどうかは分からぬが接客現場はゆっくりだが確実に変わっていくようである。