グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

「希望の党」の共同代表選に思う

2017年11月11日 | 日記
先日「希望の党」の共同代表選が行われ玉木雄一郎氏が選定されていた。
資質、人格に不足はなく最適の人選だったと思うのだが前途は多難だと思わざるを得ない。
ついこの前の衆院選は大惨敗だった上に憲法改正など主要な政策で党内のコンセンサスを得るなどは絶望的だ。
チャーターメンバーと合流組との融和も頭が痛い。
もう一人の共同代表(東京都知事)と一般議員との仲を取り持つのも難しそうだねぇ、今となっては。
ただ玉木氏の「希望の党」を政権交代可能政党に変えていくという大志には困難とはいえある種の期待もある。
これは筆者の持論だが政党なるもの何も全ての政策に全構成員が完全に一致している必要はないと思う。
議員だって一人ひとり別人格なのだからそれぞれ個有の考えや主張があっていい。
これはよく言っていることだが党議拘束などはどの党も止めたほうがいい。
新共同代表には是非とも自由で何でも言える、どんな投票もできる新しい党運営を実現してほしい。
国会議員は所詮個人商店である。
綱領は必要だが議決権まで拘束されることはない。
当落選だって結局は当人が責任を取るのだから・・・。
それにしてもあの「踏み絵」は間違いだった。
いやしくも政権政党を目指すのであれば党代表はそれなりの器の大きさが大事だと思う。