グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

コンビニ業界の新たな挑戦に思う

2017年11月25日 | 日記
バブル崩壊以降の日本経済でも一貫して成長を続けてきた産業は数少ないと思うがコンビニ業界は間違いなくその一つだろう。
最近よく感じるのはコンビニのレジで公共料金の支払いを行う来店客が増えたことだ。
単なる販売活動だけにとどまらず徹底して生活者の利便性を追求している証しといっていいと思う。
そのコンビニ業界もここにきてどうやら踊り場を迎えたようである。
業界の雄であるセブン・イレブンの既存店売上伸び率がマイナスに転じたというのである。
コンペチタを巻き込んだ出店競争で市場は飽和状態、さらにはドラッグ・ストアなどの攻勢にされており市場環境は予断を許さない。
そんな中でコンビニ業界は新たな挑戦を始めている。
ファミリーマートは今後ランドリー併設を進めていくという。
ランドリーといえば結構なスペースを必要とするがその利用者が新たな自社のファンになってくれるという読みがあるのだろう。
セブン・イレブンは各店舗をレンタルサイクルの基地に変えていくようである。
こちらも新たに駐輪場というスペースが必要になるがやはりサービス重視の姿勢が見て取れる。
街の便利ステーション競争は店舗内から店舗周辺へと新たにフェーズに入ったのかもしれない。